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保護司会に講演に出向きます[2007年05月09日(水)]

今年度のNPO単独事業として、更生保護ボランティアのための講演活動を企画中です。

保護司の方たちは地域で排斥されがちな非行少年や犯罪者と呼ばれる人たちの更生に熱心に尽力されています。
ただ、一方で同じように地域の中で孤立して支援の手が届いていない犯罪被害者の置かれている現状をもっと知ってもらいたいのです。被害者支援保護司制度が動き始めるとは思いますが、一部の保護司さんの理解ではなく、いわゆる加害者に向かい合う保護司さんすべてに被害者・被害者遺族の現状や心理について、直接当事者の声を聞くことにより理解を深めてもらえたらと思います。被害当事者と代表(元保護観察官)の二人で講演に出向きます。

もし関心のある保護司の方、保護司会がありましたら、交通費・謝金の負担なしで講演に出向きますので、ファミリーズ事務局(086−226−7744)までご連絡ください。簡単な調査にご協力いただくことだけが負担といえば負担です。10保護司会のみの限定です。



内閣府(犯罪被害者等施策)ホームページ[2007年05月09日(水)]

内閣府・犯罪被害者等施策のホームページをリンクしました。

国の施策の最新情報がわかります。

ルポ児童虐待[2007年05月09日(水)]

朝日新聞で、「ルポ児童虐待」の長期連載が今日から始まります。

犯罪被害でありながら、「被害者」が声をあげられない「犯罪」です。

子どもたちが命をおとし、重く長い後遺症をおい、また悲しいことですが中には被害者から加害者になってしまう場合もあります。

多くの方に身近な問題として、関心をもってもらいたいと思います。
二つの時計[2007年05月09日(水)]

犯罪報道がこれだけなされていても、自分が被害に遭うということを誰も予想しません。それだけに被害に遭った人に対しての共感も乏しいものになり、犯罪のニュースも数日で消費され、簡単に記憶から消しさられてしまいます。

しかし、犯罪被害者にとって、事件から後の方が長く、事件によって時計は止まり、消し去ることのできない記憶だけが残ります。

多くの被害者・被害者遺族の方から、「被害に遭い、時計が止まり、私は二つの時計を持つことになりました」というお話を聞きます。世間一般に流れている時間を表示する時計と、事件に遭い壊れてしまい、事件の時を指したまま止まってしまった時計と。被害者はこの二つの時計の間で苦しみます。壊れた時計を思い出したくない反面、そこから前へ進めない自分との狭間でいつも壊れた時計をはなすこともできないのです。

「残された時間は色あせて私には意味がなくなりました」「早く逝きたい」という言葉も多くの被害者・被害者遺族の方から聞きます。そして、このもう一つの時計の残された時間に誰も応対してくれる人はいないのが実情です。孤独な時間との闘いとなります。

postvention(後の対応)が自殺対策でも言われていますが、犯罪被害についても、intervention(危機介入)について直接支援に力を入れはじめたばかりであり、postventionへの関心はまだまだです。

二つの時計をもち、事件後をどう生きるか、そしてそうした当事者の方たちと「ともに生きる」ことができるか、私たちの課題であり、NPOとしての活動の原点でもあります。



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