「地域社会の安全」が被害者を排斥する[2008年05月09日(金)]
決して悪意でないことは百も承知なのですが、それにしても無神経な「地域社会の安全」の号令は、「犯罪被害に遭った当事者・遺族」をいたく傷つけることを知ってほしいと思います。
もう少し繊細さがほしいと思うのは私だけでしょうか?
登下校時の子どもたちが犯罪被害に遭うと、必ず地域の安全マップつくりの話題が出て、「犯罪の被害に遭わないために」の号令ばかりが目立ちます。
自分が被害に遭ったとしたら、そういう号令がどう聞こえると思いますか?被害に遭ったことを責められているように感じると思いませんか?
被害者を利用して地域防犯活動の枕詞にしないでほしいと思います。ご遺族の気持ちを察するならば、そのくらいのことは当然と思うのですが、あたかも「他人の不幸は密の味」に近い記事を見ると、気分が悪くなります。
「地域社会の安全の取組み」の中には、いったん犯罪被害に遭った人は含まれていないのです。あくまで不幸な人として排斥されてしまいます。その点に強い失望を感じます。












