小さなNPOですが、この2年半で、行政・NPO協働事業をとおして、犯罪被害者等基本計画の具体化を進めてきました。
地域で当事者の視点から、がコンセプトです。
支援者中心では決して気づくことのできない、草の根の取組みを地道に続けてきました。
岡山県備前県民局が糸口を作ってくださり、岡山県美作県民局へと展開し、岡山県警とも協働することができました。
まだまだこれから取組みは始まるところですが、「行政・NPO」「協働」で犯罪被害者支援プログラムを地域に根ざして行う、地域連携モデルのヒントになるよう、全国被害者支援ネットワーク加盟組織にも、資料とともに、情報提供を行いました。
決しておごることなく、声なき声に少しでも耳を傾けてくださる方々が増えていくよう、これからも地道に取り組んでいきます。
全国被害者支援ネットワークに加盟しなくても(早期援助指定団体をめざさなくても)、地域でできる支援はたくさんあります。
地域の身近なところに、「つながりの場」ができていくよう、今年は精神保健福祉センター、保健所と「顔の見える連携」を築いていきたいと考えています。
行政に向かってすぐに「憤る」支援者がいるようですが、憤るだけでは当事者の支援にはつながりません。憤りは自分の思い通りにならないから生ずるものかもしれません(こうした憤りは思い通りに動かない被害者にも向けられやすく、支援者による二次被害を発生させます)。冷静に行政の方たちと「ともに考える」姿勢でいきたいと思います。「協働」とは「相互理解」にほかならないからです。
今年度は、この地域連携モデルの全国発信についてはトヨタ財団から助成金をいただいており、小さくてもキラリと光る活動を展開していきたいと思います。