12月の「命の授業」B[2007年12月11日(火)]
12月10日(月)に市原千代子さんが、県・県警・県教委などとの協働事業「心と命の教育活動」(第5回)として、少年補導員の方と一緒に、倉敷市立北中学校に午前中出向きました。
朝8時半から県警の方が伴走してくださり、少し早めに学校には到着し、校長先生が待ってくださっていて、県警の方たちが看板の取り付けなどの準備をしておられる間、校長先生といろいろ話をさせていただく時間がありました。
子どもたちのなかには、親との関係で寂しい思いをしている子もいて、家庭だけでなく地域の協力を求めつつ、いろいろな方法で子どもたちに働きかけをしていくことが必要とされており、今回の講演もその一環として企画をし、是非3年生にも聞かせたいと考え、年明けでは3年生が日程的に聞くことが難しくなるため、年内に無理にお願いしましたとのことでした。
今回講演を聞いてくれたのは子どもたちと教職員、保護者の方々約700名ほどでした。
みな真剣に聴いてくれ、講演がすんで応接室に戻り、校長先生や視察に来られていた方々と話をしようとしていたら、突然女の子たちが入ってきて「めっちゃ、感動しました」「ありがとうございまいした」「良かったです」など口々に言いながら市原さんの前にきてくれました。
そして「本を見せて下さい」とか「死んだばあちゃんも集中治療室に入ってた」など市原さんにそれぞれ話しかけてくれ、その子たちと少し話をし、その子たちに「良かったら握手をして」って手を差し出したら「ホントですか」って喜んでそれぞれ一度に先を争うように手を握り替えしてくれようとして、両手を差し出したけれど手が足りない状態となってしまいました。
そういう状況を校長先生はにこにこしながら見ておられ、そろそろ帰ろうとした市原さんたちに「寒かったでしょうから温かいお茶でも飲んでから帰られたら」と声をかけられ、一緒にお話しをさせていただき、さらに「良かったら久しぶりでしょうから皆さん、是非給食を食べていってください」と言われ、急いで給食を用意してくださって、皆さん一緒に、フィッシュバーガーとホワイトシチューと牛乳の給食をいただきました。
学校に出向くたびに、様々な出会いがあります。
いろんな方の暖かい心に触れたり、また寂しい思いをしている子どもたちからの言葉にはならないメッセージを受け取ったり。
学校へ出向くことは、地域に出向くことであり、地域のなかで子どもたちを一緒に育んでいく試みなのだろうと思います。
「命の授業」をとおして、学校そして地域とともに、子どもたちのことを考えていけたらと思います。




