• もっと見る
« 2011年08月 | Main | 2011年10月 »
最新記事
プロフィール

奥富 宏幸さんの画像
奥富 宏幸
プロフィール
ブログ
カテゴリー
リンク集
<< 2011年09月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
Google

Web全体
このブログの中
月別アーカイブ
https://blog.canpan.info/famibiz/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/famibiz/index2_0.xml
SSL標準装備の無料メールフォーム作成・管理ツール | フォームメーラー
チームのあり方[2011年09月09日(Fri)]
今日は、用事があってハローワークへ行ってきました。

前回行ったのが半年前でしたが、今日行っても求職者はかなりの混雑ぶりでした。

求人者と求職者のニーズのズレは大企業でも中小企業でもあるものですね。



話変わって、なでしこジャパンのロンドン五輪への出場が決まりました!乾杯

ほとんどの選手がどこかの企業の社員として働きながらのセミプロ。練習環境も給与も決して恵まれていない分、ハングリー精神や他者への思いやりなども強いのかなと思います。

なでしこジャパンのサッカーを見ていると、スーパースターがいるわけでもなく、
ものすごく見ていて面白いというわけではないですが、試合に勝つために、

【つなぐ】

【サポートする】

【支え合う】

という点で意識が高いなぁーと思います。そして、チームとしてワールドカップ優勝までしました。

多くの日本人が、彼女たちのサッカーや言動に共感しているのは、そういったところにも
理由があるのかもしれません。

経済不況、震災や原発事故などで、揺れている日本という「チーム」が
どう進むべきかを考えるヒントがあるのかもしれません。
受け止める、そして許す[2011年09月08日(Thu)]

お互いの主張を通そうとして、

意見がぶつかる。

双方の主張するポイントがそもそもズレているので、

「なんで分かってくれないんだ!」

と感情的になったりします。

そして、物別れ。



一方で、相手が変わらないのなら、

「相手を許せばいい。そして、自分が変わればいい。」

と言う人もいます。


平常時はそう心掛けていても、どんなときでも、そのような心境になれるかと言えば、
まだまだです。

器が小さいってことですね。



今は、その人には直接言えないけど、

いろいろ心配してくれているからこその言動。

「本当にありがとう。」


外堀から攻める[2011年09月07日(Wed)]
父親の会社に入って14カ月あまり。地元の企業関係者と話す機会もちらほら出てきました。

そして、大企業と中小企業の違いを、都心と地方の商習慣の違いを日々実感しています。
大きな組織にいれば、会社名や肩書、上司・同僚・部下にある意味守られているわけですが、
中小・小規模企業になれば、社長が営業から経理、教育まで携わることがあるでしょうし、
日々のキャッシュフローにも目を光らせていかなければいけません。「スパン・オブ・コントロール」も当然ちがってきます。

そんなんで、自分の思う通りはなかなかにいかず、一歩前進、二歩後退、二歩前進、四歩後退と、もがいていますが、自分を信じて前進していくしかありません。


「中小企業白書2011年度版」にもあるように、

・意志決定が迅速
・小回りが利く
・きめ細やかな対応が可能

といったことを中小企業であることのメリットとして挙げている経営者がいる半面、

・大規模な事業に対応困難
・大規模な販売や営業が困難

といったことをデメリットにあげています。

大企業も同じ傾向であるのは、不思議であると同時に納得できます。
大企業も各部署・課と細分化して、それぞれの単位を中小企業と見れば、規模の差はあれ、同じような悩みを抱えているということでしょうか。



昨今は大企業も中小企業も自社だけでは、市場の変化に対応しにくいということで、サプライチェーンや新規需要の「広がり」を求めて、他社との「つながり」を模索しています。

ただし、規模を大きくするだけが、残された道ではないと思っています。

自社のポジショニング、独自資源に磨きをかけることで、顧客価値を高める方法はいくらでもあるはず。もちろん、その方法にたどり着くまでには、試行錯誤が必要ですが。


また、中小企業が生き残れるかどうかは、その企業が属する業種や地域性も関係してくることを最近感じています。

「古い商習慣なんて打ち破れ」と言いたいのですが、物事はそう簡単ではないです。

市場構造が硬直的で閉鎖的な業界ほど、「お山の大将」がいます。
そんな「お山の大将」に真正面からぶつかっていっても、返り討ちにあうかもしれません。
ということで、自社の強みを活かした方法で、外堀から攻めていって、気付いたらお山の大将も退散するしかない状態をつくる、というのが理想的です。時間と労力がかかりますが、やるしかありません。


あとは、いずれ自分がやりたいことと、今自分が出来ることのすり合わせをどうしていくか、ですね。

制約条件の中でどれだけのことができるか、です。
<ビジネス・スキル>ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件[2011年09月04日(Sun)]



コンサル時代の友人や数人の知人から、本書を推薦されていたが、題名からして、あまり読む気になれませんでした。日経で大々的に宣伝しているのも個人的には好きではありませんでしたし。

たまたま紀伊國屋で旅で読む本を物色していて、この本が目につきました。
何か所にも置いて、客の目を引く、本屋の戦略にまんまとはまったというのもありますが、まえがきを読んで買うことにしました。

全体としては、今まで読んだ”日本人著者”の戦略本の中では一番質が高いと思います。
理論としては、アメリカで一昔前に発表されたものを、著者の新しい視点・解釈を入れて、さらにバージョンアップしている感覚です。

理論や事例を部分的に切り取って、部分的な話をする本や数知れずですが、本書は、良くも悪くも著者自身のストーリーと言葉でまとめられていて、戦略を立てるとはどういうことなのか、を改めて考えるには良いと思います。

ただし、著者独自の略語の多様やウィットに富んだ(?)シャレなどは、冗長だと感じる部分がありました。

また、地方都市のコギャルの事例などは、やや違和感を感じました。
東京と地方とでは、流動する人口が少なく、情報にも偏りがあり、もともと市場の性質が異なります。東京のモデルがそのまま通用しないことが、”失敗”と考えるなら著者の考えも一理ありますが、本書のストーリーをサポートする題材としてはやや違和感がありました。


そうは言っても、

★競合会社から見れば、一見「非合理的」に見える打ち手に、つながりや全体の中で「合理的」である戦略が強い。

★非合理であるがゆえに真似されにくい、枝葉ではなく、筋の通ったストーリー全体は模倣できない。結果、持続可能な利益につながる。

という指摘は、なるほどなと思いました。


クリティカル・コアありきで戦略ができるのではなく、自社の強みをとことん考え抜いた結果、クリティカル・コアができていたということもあるでしょう。

いざ、やろうと思うと難しいですが、本書で書かれていることの多くは、会社の戦略を立てるヒントになると思います。
Brethtaking Beauty[2011年09月02日(Fri)]

今は、難しくても、50歳、60歳くらいになったら、もう一度世界をいろいろと旅してみたいです。



Yosemiteで見たような満天の星の下で、大切な人と語りあったり、



Clater Lakeのような湖のほとりで大切な人とキャンプしたり、



Redwoodのような緑の中を大切な人とトレッキングしたり、


自然の中でゆっくりとした時間を過ごしたいです。

友人が教えてくれたこんな景色を見れたら、小さな悩みなんて気にしないでしょう。



どんなに生活が便利に、快適になっていっても、

人間の五感や本性に訴えるものは、

自然や人との対話から生まれるのではないかと思います。