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奥富 宏幸
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<LOOB>フィリピンの家族 [2010年03月28日(Sun)]
フィリピンに第2の家族ができました。ナムコン村のホームステイ先でのお話です。

お父さんは漁師を監視する仕事、お母さんは専業主婦、長男は大学1年生で、高校生に通う2人の妹、という5人家族です。3人の従兄も近くに住んでいて、よく家に出入りしています。

まずは、生活環境の話。

<衣>
一年中気温が高いので、半そで(雨季は時には長袖)とジーンズ・パンツ、サンダルというシンプルな格好が一番多いです。

マニラやイロイロ市内の大型ショッピングモールにはブランドショップもあり、日本人に近い格好の人もいますが、ごく少数。

<食>
白米、魚、もう一品(いかの煮物や野菜のスープ)、果物というのが多いです。とにかくお米を良く食べます!

私のホームステイ先は、魚が多かったように思います。質素な食事ですが、お母さんが、「もっと食べなさい」と何度も言ってくれたり、普段はあまり買わないであろう、マンゴやメロンを買ってきたりしたその心遣いに、とても感謝しています。

<住>
間取りとしては、3LDKと言えなくもないですが、各部屋2畳くらいの部屋をカーテンで仕切っただけの造りです。薪の火で料理をしたり、土間があったりと、富山にある母親の田舎の家になんとなく似ていました。

いろいろな国や場所で生活し、環境適応力が結構あると自負している私は大丈夫でしたが、都内で生活している社会人にはカルチャーショックかもしれません宇宙人

当然、お風呂などなく、井戸から汲んできた水を桶に溜め水をかぶるのがシャワー変わりです。

家族の計らいでしょう、3つあるうちの部屋の1つを私用に用意してくれました。蚊帳を使って寝たのも人生初です〓

庭には犬や鶏が放し飼いで、いい感じでした。ハンモックでは何度も昼寝をしました笑い

<通信>
テレビはもちろんなく、ラジオから一日中音楽が流れています。アメリカのPOP, Mellowな曲が多かったです。とにかくフィリピン人は音楽とダンスが好きですね音符音符

携帯電話は一人一台持っていて、家族や友人との間えtext(簡易メッセージ)を多用していました。日本もかつて、ポケベル→PHS→インターネット接続携帯とどんどん進化してきましたが、フィリピンのこの村の人たちにもその近代化の波はゆっくりですが、確実に浸透していましたロケット


家族とは本当にいろいろな話をたくさんしました。メールや携帯電話を多用し、相手の顔を見て話をする機会が昔と比べて減ってしまった私にとっては、何か新鮮な時間でした。東京のように、一人で身を隠す場所がたくさんあるわけでもないですし、「村を歩けば人に当たる」状況なので、Face-to-faceのコミュニケーションが一番の娯楽なのかもしれません。

時々家族みんなで、海岸へ行きました。私たちを覆いかぶさるように夜空を埋め尽くした星たちは最高のエンターテイメントです。流れ星も見ました星

お父さんとお母さんに、「今、最も手に入れたいモノは何ですか?」という質問をしたら、

お父さん:「もっと給料の高い仕事」

お母さん:「家族の健康」


という返事が返ってきました。

お父さんは今の仕事では3人の子供を学校へ通わせ続けるのが困難なので、自分の持っている土地の一部を売ると言っていました。

日本人に今、同じ質問をしたらどんな答えが得られるでしょうか?



フィリピンの家族、また会いに行きます!


30歳後半の息子(筆者)と


IHクッキングヒーター


典型的な食事、質素だけどとても美味しかった


我が家に誕生した4匹のpuppyです
<LOOB>スモーキーマウンテン [2010年03月27日(Sat)]
LOOBの国際協力プログラムにゴミ投棄場(スモーキーマウンテン)の地域住民支援があります。

フィリピンでは、ダイオキシンをはじめとした有害物質を吐き出すためか、ゴミ焼却場禁止法を世界で初めて制定しました。

ゴミの処分問題については、各国も頭を悩ませていて、例えばニューヨークでのゴミの処分方法の歴史を見ると、

窓から通りへ投棄→海洋・河川へ投棄→回収・埋め立て→海洋投棄を再開→埋め立て地へ投棄→焼却処分→「衛生的」埋め立て場

と手を変え品を変えてきています。お分かりのように、ゴミの処分問題というのは、一部の国では、一部の政治家や大手ゴミ処分企業関係者による汚職が存在していて、コネや金がものをいう世界なのですメガホン

政策レベルでは、ゴミの分別やゴミの堆肥化、再利用などは基本ですが、
私たち消費者にとっては、いかにゴミを出さないかを一人ひとりが考え、
実行することが重要なのは言うまでもありません。


さて、フィリピンの話に戻りますが、私が訪問したCalajunanゴミ投棄場は、イロイロ市民40万人のゴミを処分しています。

その処分場には、様々なゴミが持ち込まれ、積まれたゴミの山の内部で腐敗・ガスが発生、自然発火しており、いつも煙をくすぶり続けていることから「スモーキーマウンテン」と呼ばれています。

2001年には、マニラ・ケソン市パヤタスのスモーキーマウンテンで、積まれたゴミのなだれに巻き込まれて200人の尊い命が奪われました。スモーキーマウンテンは、貧困の象徴と世界のNGOからバッシングを受け、フィリピン政府は対策を講じました。

2008年からは、イロイロ市でも、身分証明書(ID)の発行を受けた220人のみを正式にゴミ拾いメンバー(ウェストピッカー)としました。ただ、事前通知が十分に行き渡っていなかったために、800人〜1000人が失業してしまう事態になるそうです。LOOBでは、地域住民に対して、子供たちへの教育や給食を支援や、ジュースパック製品の製造・販売を通して母親や青年たちの自立をサポートしています。

スモーキーマウンテンの地域住民はごみを拾い、ジャンクショップ(リサイクル業者)に売って生計を立ていますが、1日の平均日収は75〜100ペソ(150円〜200円、イロイロ市の最低賃金は250ペソ)。

高く売れるゴミは、銅線や鉄、プラスチック容器などで、これは日本と全く同じ状況なのは驚きました。

ウェストピッカーの人たちは、皮膚病や喘息などの身体的影響もありますが、
生活していくためには、働く場所を選ぶことはできないのです。
私たち日本人は、いろいろな条件を見て、働く場所を選んでいる節があると思いますが、
これは大きな違いですね。


ウェストピッカーの一家庭を訪問した際、お母さんは、「子供には学校を卒業して、どんな仕事でもいいのでついてほしい」と言っていたことが印象的でしたキラキラ


スモーキーマウンテン!


日本にもこういう風景が来るかもしれない・・・


ジュースパック製品を地域のお母さんが製造


スモーキーマウンテン地域の子供たち、目が輝いてます!


温かい食事、おいしそう!
<LOOB>Filipinos 8 Distinctive Traits [2010年03月27日(Sat)]
LOOBの活動に参加した初日、フィリピン文化を理解するための8つのキーワードを教わりました。

1. Hospitality (ホスピタリティ)
客人・旅人を厚くもてなす国民性。
家の寝室や食事で、「ベスト」を提供する。
貧富の差は関係なく、国民全体に浸透している。

2. Bayanihan (バヤニハン)Bayaniは「英雄」という意味。
地域の助け合い、困っている人を無償で助ける。
家の引っ越しが典型的。

3. Close Family Ties (家族の絆)
祖父母、父母を中心とした家長制度。
親子、兄弟、親戚、遠戚の絆が強い。
学校でいじめられた子がいれば、後が大変^^

4. Compadre (コンパドレ)
Godfather(ニノン)、Godmother(ニナン)
洗礼式や結婚式でつける儀礼親族。
男性はpare、女性はmareと呼び合う。

5. Palalasan (パラカサン)
Lakasは「力」という意味。コネ社会。
権力のある者について、物事を有利にい運ぼうとする。
コンパドレがしばしば利用される。
警察との結びつきは当たり前です。

6. Pakikisama (パキキサマ)
Companionship 団体主義。個人よりも団体の行動を重んじる。
個人の評価で最も重要な点。

7. Utang na loob. (ウタンナロオブ)
Loyalty. 恩義。家族やお世話になった人への恩義や礼節を非常に重んじ、
恩を返す。

8. Bahala na (バハラナ)
Fatalistic (運を天に任せる) ケセラセラ
「なんとかなるさ、明日は明日の風が吹く!」


どこか日本にも通じるところがあります。昭和の風景が一番近いような。

おもてなしの心は日本人の文化の象徴の一つでもありますし、コネ社会はいまだに政治やいくつかの業界にも存在しています。

ただ、現在の日本は、社会の最小単位である「家族」と、「家族」が結びついて構成される「地域社会(コミュニティー)」の求心力が弱まってしまい、一人ひとりの「個」炎が不安で萎縮し、社会の中でまる裸に近い状態にさらされているような気がします。

私は、たった数日間でしたが、村でホームステイを経験し、ホスピタリティとコンパドレを強く感じました。特に、家族の強い絆は、家族で共有する物理的時間がとても長いことと、Face-to-faceのコミュニケーションをとっていることが、印象的でした。

今の日本が、フィリピンの村と同じような生活スタイルをとることは難しいですし、そこを議論してもあまり意味はありません。

個人個人によって生き方も異なるので、どれが正しいということはないですが、私の人生観は、「シンプルで少し不便、でも家族との時間を大切にする人間らしい生活」へ、最終的には収斂されていくと思っています。
LOOBという団体 [2010年03月27日(Sat)]
3/8〜3/16まで、私はフィリピンのイロイロ市におりました。

目的は、現地で活動するLOOBというNGOの活動を自分の目で確かめてきたかったからです。

”世間的”に見れば、「一流」と言われる会社におり、日本のサラリーマン社会を生きてきて、人生の半分に差しかかろうとしている私のような社会人が、このようなボランティア活動に参加することは、LOOBにとっても「珍客」だったと思いますが、代表のユキエさんを含め、皆さんの気遣いとおもてなしの心に感動しました乾杯

私は、国籍や年代など気にせず、誰に対しても、一人の「人間」として、向き合うよう心がけていますが、今回も子供たちや若者から多くのことを学びました電球

LOOBでは、「一方的な支援でなく、現地の人と共に学び成長する」をモットーに地域に溶け込んだ「草の根交流活動」と、小規模でも心の通い合う「自立支援活動」を目指している、とウェブサイトにも書いてありましたが、本当にその通りでした。



「支援する」ということについては、良く考えさせられます。

「支援する」という言葉は嫌いですが、施しをするものと施しを受ける者との間に圧倒的な格差がある場合は、存在します。

先日、バンコクへ行ったときに、定宿にしているホテルのすぐ近くで、お母さんが2歳くらいの子供を抱いて、5歳くらいの子供と路上に横たわって、コップを持ってお金を求めていました。この家族は、私が過去5年くらいに数回バンコクに行ったときに、必ず、その場所にいました。彼らに、少しのお金をあげることが、根本的な問題解決にならないのは分かっていますが、目の前に映るその光景を見て、私は、いくらかのお金をあげています。

相手を思い、助け合うということは、募金の金額や、慈悲の想いの大きさでもなければ、それをおおげさに言いふらすことでもありません。

人を思いやるということ、人を助けるということは、地味で目立たない、何でもないようなことかもしれません。満員電車で妊婦の人に席を譲る、これも立派な思いやりです。

相手の気持ちに耳を傾け、今日、自分の目の前にいる人々にそっと微笑み、手を差し出せ良いのだと思います。

そんな想いを持ちながらも、私としては、ライフワークとして、どこかのNGO、NPOと協力しながら、その団体に関係する人たちが、共に自立・成長できることをしていきたいと思っています。

2/21のブログにも書きましたが、紙のリサイクルを行っている家業と、ライフワークとしてキャリアデザインの支援をしていくために、以下のような条件を持った、国内外のNGOを探していました。

1. 代表が強い信念と行動力を持っている
代表のユキエさんは、日本人とフィリピン人の奉仕精神の育成、自己成長に向けて必要なことは何かを良く考えていて、現場で動くタイプの人だという印象を受けました。独特の、マイペースさも魅力の一つです。

2. 扱っているテーマは、環境保全、教育、食事、国際理解のいずれかに関連するもの
LOOBでは、国際協力事業、国際交流事業を大きな柱としていて、子供教育サポートやスモーキーマウンテン地域住民支援など、私の関心分野にも取り組んでいました。

3. 若い、小さな団体
設立は2001年ですが、まだまだ小さな団体で、自分も目に見える何らかの形で協力できると実感しました。もちろんLOOBの考えをよく聞いた上で、今後の方向性などをいっしょに考えられたら良いなと思います。

4. 質問に対する対応が誠実である
これは、他の団体であったのですが、返事が遅かったり、事務的だったりするところがありました。短い文章でも、返答の内容やタイミングによって、相手が受ける印象は相当変わります。そういう意味でもLOOBは、フィリピンに事務局があるにも関わらず、レスが早く驚きました。

LOOBとは、これからお互いにとって無理のない形で少しずつ関係をつくっていきたいです。
自分の人生を豊かにするために、新しい人・コミュニティーと出会うことが出来たことに感謝ですキラキラ



子供教育サポートの現場で
「旅」 〜原点回帰〜 [2010年03月26日(Fri)]
3週間ぶりにの東京は、息が白くなるほどの冷たい雨で、昨日まで半そでとサンダルで過ごしていた自分が一気に現実に引き戻される気がした。フィリピン〜シンガポール〜マレーシア〜バンコクという旅が終わったのだ。

当初は、2、3か月の長期旅行を計画していたが、引っ越しや転職など個人的な問題がいくつかあり旅程を短縮した。というか、数か月の旅行をしたら、今の「場所」に自分が戻れるか不安であったというほうが、より正しい答えかもしれない。

今回の旅のテーマの一つに「原点回帰」があった。現在、人生の転機にいる自分が、今までの生き方を見つめなおし、本当に大切なモノ・コトは何で、それらを維持するためには、今後何をすべきかを再認識する機会と位置づけていたからだ。

人は大人になると、多くのことを知り(正確には、「知ったように思い込み」といったほうが正しいかもしれない)、時に自分の思考や行動にバイアスや制限をかけてしまう。

多くの日本人がそうであるように、私も「他人の目」を気にして、少し背伸びして生きてきた。
そのことには気づいていた部分もあったが、その状況からでも何かを得られると思ってきた。

内心では、ジェットコースターのように短い期間の刺激・快楽を求めるような働き方は、自分には合っていないと思いながらも、やはり経験しないと分からないことも多いからだ。でも、それは長く続かない・・・


そんな思いを持ちながら、旅に出た。

フィリピンでの話については、別枠で記載するが、今回も多くの出会いと経験があった。

海外旅行の醍醐味は、何といっても文化・言葉・習慣などが異なる国々で垣間見る、現地の人と私を含めた観光客の価値観の「ギャップ」である。

マレーシアの空港では、ステーキとフレンチフライを、表現は悪いが、養豚場のブタのように食い荒らす欧米人がいた。明らかに食べきれない量の食事を「食糧」としてか見ていないのだろうか、残った食事は、何の”尊厳”もなく捨て去られていた。

ホームステイしたフィリピンでの家庭では、家族全員が揃って、白米、魚、もう一品という質素な食事を毎回頂いた。たまに出てきたマンゴやメロンも彼らにとっては、客人が来たときの「おもてなしの一品」なのだろう。ホストファミリーのお母さんが、「もっと食べなさい」と何度も私に言ってくれた。とても”愛おしさ”を感じた。

マレーシアとシンガポールは、私にとってあまり魅力のある国ではなかった。体調を壊し、あまり多くを見ることが出来なかったこともあるが、あまりにも”クリーン”なイメージを感じた。やはり、私は、「自然」と「ふれあい」というものを大切にしているのだと思う。

「スピード」or「スロー」、「無」or「有」の間で、何とか自分のバランスを保とうと”平衡点”をみんなが探している。

タイは、現地駐在員の友人に会いに行ったのをきっかけに何度か行っているが、経済発展と所得格差の波を年々感じる。

本場のタイマッサージや食事を満喫したり、ゲイ(「オカマちゃん」と言ったほうが適切な”彼女”)のみなさんとビリヤードをしたりと、現地での楽しみ方をかなり学んできた。

現地の人曰く、私は、ハンサムなタイ人男性の顔をしているらしい笑顔


旅に出ると、私は「日本の○△会社に勤める”XX”さん」というより、「日本から来た”XX”さん」と、一人の地球人としての感覚を強く感じる。

今回の旅でも、空港、飛行機、ホテル、バスの中などで、日本人1人というシチュエーションがたくさんあったが、そうすると私の「個」がよりあらわになる気がして、それが不安でもありワクワクするのだと思う。また、五感が研ぎ澄まされる感覚もある。

昨日、帰国したばかりだが、コーヒーに入れた角砂糖のように、現地で手に入れたエネルギーや想いが徐々に、失われていく・・・

しかし、私は日本で生まれ、日本で生きていく人間なので、その”角砂糖”を日本でも手に入れることができるようにしていきたい走る
<キャリア・生き方>生きる意味 [2010年03月25日(Thu)]


本書は、「人生の目的」「生きる意味」という非常に大きなテーマを、バブル崩壊後の日本の社会状況から説き起こし、どうすれば自分自身らしい豊かな人生を歩むことができるかについて書かれています。

要点としては、

・日本の経済成長を支える過程で、私たちは、「みんなと同じ欲求を持ち、みんなと同じ人生を目指すよう」に仕向けられてきました。そして、学校の成績に代表されるように、数字偏重で、均質で効率的な人間を目指す社会になってしまった。

・その結果、若者は「どこにでもいそうな自分」に自身が持てず、大人は交換可能な部品として簡単にリストラされるという事実に直面するようになりました。おまけにグローバルスタンダードという効率性重視の社会は、自己価値を高く保つための不断の努力と、市場の評価という「他人の目」を重視する生活を一生続けなければならない、という「安心できない社会」でもあります。

・こんな大変な時代に生きる私たちが「生きる意味」を取り戻すには、どうしたらよいのか。詳細は本書を読んでいただくとして、著者は「あれもこれも、ではなく、一点豪華主義こそ人生の満足度が高い」と言っています。釣りバカ日誌のハマちゃんのような生き方です。

・また、自分自身の生きる意味を模索するときは、「ワクワク」と「苦悩」が重要。ワクワクを相乗効果させるため、苦悩を分かち合うためのコミュニティーは内的成長を助けてくれる、と指摘しています。

「生きる意味」が重要視される社会的背景や、新しいコミュニティーの動きなどを説明していますが、「生きる意味」の明確な答えが書いてあるわけではありません。

文章は平易で、あまり目新しいことは書かれていませんが、自分の頭を整理するにはとても良い本だと思います。

本書で定義されている「内的成長」という言葉は、「7つの習慣」で「Inside-Out (内から外へ)」と近い考え方ですが、学校、会社、地域社会といったコミュニティー(本書では「中間社会」と記載)の求心力が低下している現代では、この「内的成長」を高めるための環境づくりがとても重要だと思います。

私も、ライフワークとして、キャリアデザインの支援を通して、微力ながら、このテーマについて取り組んでいきたいと思いますキラキラ
不在のお知らせ [2010年03月06日(Sat)]
3/7〜3/25まで、海外へ行くために不在となります飛行機

お問い合わせに対する対応など、一切出来ませんので、ご了承下さい。
よろしくお願いいたします。

<DVD>Brothers and Sisters [2010年03月05日(Fri)]
実は、昨年暮れから家のテレビ(92年製のソニー「テレビデオ」です^^;)が壊れ、DVDしか観れない状態です悲しい それで、最近は、Brothers and Sistersを観ています。




アメリカの上流階級の大家族の日常を描いている物語ですが、どこか懐かしさを感じます。

西海岸でファミリービジネスを営む父親がなくなり、残された母、母の兄、父の後を継いで社長になった長女、ゲイで弁護士の長男、ファミリービジネスを一緒に営む次男、キャリスタ・フロックハート(アリー my love)、問題児の三男の計5人の兄弟たちが、時にはぶつかり、時には支え合いながら、さまざまな問題を解決していきます。

ストーリー自体はすごく深みがあるというわけではありませんが、母親役のサリーフィールドを軸に、家族の絆や、強さを描いていて、今の自分には響くものがありますねキラキラ
シーズン1は2006年の作品なので、ご覧になった方もいるのではないでしょうか?

日本も昭和時代は、家族が円卓を囲んで団らんする、といった風景が見られましたが、最近は少なくなりました。ただ、我が家は昔から商売をやっているので、食事も家族みんな揃って、ということが多かったです。家には、お客さんやいとこなど、いろいろな人がしょっちゅう来ていて、いつも賑やかだったことを覚えています。

やはり、一番身近な「心の拠り所」は、家族ですね家
老舗企業の「6つの定石」 [2010年03月04日(Thu)]
日本には、100年以上続いている企業が、約50,000社あるそうです。そして、200年以上続いている企業は、3,100以上あると言われています。世界中で、200年以上続いている会社は、約7,000社あるそうですが、日本は断トツの第1位です。第2位は、ドイツで 約1,500社です。

日本で一番古い企業は ご存知かもしれませんが、社寺建築の「金剛組」です。NHKでも放映されていましたね。創業は、西暦578年で、あの聖徳太子の命を受けて「四天王寺や法隆寺」を建築したのが始まりだそうです。すごいですねー。

私の父の会社は、祖父の代から続いており、もう少しで85年ですが、まだまだですね泳ぐ

そんな長寿企業ですが、光産業大学院大学教授の後藤俊夫氏によると、「6つの定石」があると述べています。

【定石1】 長期視点に立った経営
・一人の経営者は約30年の寿命があるので、1,2年で成果を求められる上場企業の経営者とは異なる

【定石2】 持続的成長を重視
・身の丈経営  バブルに踊らない  
・他人資本に頼らない

【定石3】 優位性の構築・強化
・本業にこだわりつつも、時代ごとに守るべきものと、変えていくものを明確にする
・仕事量の減少理由を景気低迷にしてはいけない
  
【定石4】 利害関係者との長期関係性
・顧客、従業員、取引先、地域社会など、利害関係者との信頼関係が最大の武器

【定石5】 安全性の備え
・自己資本充実、堅実経営、不況への備え

【定石6】 継続の強い意思が大前提
・創業者精神を大切にし、時代に適応した工夫をこらす
・顧客のため、地域のためという志が強い

どれ一つ欠けても長寿企業にはなれないのでしょう。成熟社会に入り、アメリカ流売上・利益市場主義が終焉を迎えている今日では、上記の定石の多くは、中小、大手企業にかかわらず、これからの日本企業に求められるのではないでしょうか。

私も肝に命じて、日々精進していきたいと思います走る

<新書・文庫>安全。でも、安心できない…―信頼をめぐる心理学 [2010年03月01日(Mon)]


かつてより現在のほうが、生活は安全になっているにもかかわらず、私たちは高い不安を抱えています。言い換えれば、安全レベルの向上が安心を高めてはいないということです。

・なぜ、安全がそのまま安心につながらないのか?

・安全と安心の関係はどうなっているのか?


という問いへの答えを探るのが本書のテーマです。


安全は安心のために必須ですが、それだけでは不十分で、その足りない要素が「信頼」です。安全は技術に対して、安心は信頼に対して定義されるということですね。

現在社会では、交通機関、建築、食べ物などほとんどすべてのモノについて、私たちは、外部に依存して、他者を信頼して毎日を生きています。

そして、信頼を得るための要因として、

「リスク管理の能力 - 能力」 (専門知識、技術力、経験など)
「リスク管理の姿勢 - 動機づけ」 (まじめさ、正直さ、誠実性、思いやりなど)


の両方が必要だと説明されています。納得ですOK

さらに重要なことは、信頼に実際に「値する」ことと、信頼できるように「見える」ことは違うということです。

「信頼できると判断するのは、自分ではなく、相手である」、というとは、非常に大切ですが、見過ごされがちなポイントです。そのためにも、企業とメディアが、世間に対してどのように安全・安心に関する情報を伝えるかということについて、今一度考えてもらいたいものですメガホン