マーケティング4P[2014年04月12日(Sat)]
先日のブログで、多くの中小企業は地域でビジネスをやっているので、
自分の会社の商圏はこのくらいだろうと何となく決めてしまっているところがある
ということを書きましたが、それに関連して。
マーケティングの基本的なフレームワークに「4P」がありますね。
おおざっぱに説明するとこんな感じでしょうか。
◆Product(製品・サービス)
製品特性、品質と機能、ブランド、ライフサイクルなど
◆Price(価格)
顧客提供価値、価格設定方法、支払い条件など
◆Promotion(広告販促)
プロモーション方法(広告、販売促進、人的販売、パブリシティ、SNS、口コミなど)、
プロモーション目標と予算など
◆Place(チャネル管理)
チャネルの範囲、品ぞろえ、立地揃えの拡充・立地・在庫・物流など
4Pが売る側の視点で考えたものであるのに対して、4Cという買う側の視点もありますが、
4Pも顧客視点で考えなければ意味がないので、基本的な考え方はいっしょです。
ところで、中小企業にとって4Pでどれが特に重要だと思いますか?
「どれも全て重要!」
ではあるのですが、もう少し突っ込んで考えてみると、です。
製品やサービス自体での差別化が難しくなってきています。
その一因は、他社を意識するあまり、差別化ポイントが売る側が考える技術・機能・品質に
偏り過ぎたこともあるのではないでしょうか?
顧客にとって本当にありがたい機能で、かつ他社に真似されにくい商品・サービスを
開発できれば、それに越したことはないですが、簡単なことではありません
次にプロモーションは、広告を売ったり、値下げキャンペーンをしたり、
インターネットで集客を上げるなどの方法を取ることが一般的ですが、これも長続きはしません。
土台になる【自社のブランド=強みx価値】があれば効果的だと思いますが。
そうなると、現実的には、チャネル管理に目を向けることが重要なのではないかと思っています。
つまり、「自社の販売網をどう考えるか?」ということです。
地元でビジネスをやっていると、勝手な思い込みで
「この商圏でしか売れないだろう?」
「この販路しか考えられない」
と思いがちになります。私もそうでした。
でも、
「自分で届けられない場所に、自社の商品・サービスを買いたいお客がいたら、
何か他に出来る方法はないか?」
と考えることも大切だと思うようになりました。
もちろん、インターネットを活用するのも一手段ですが、業態をまたいで他社と連携することに
可能性を感じています
連携するのは会社に限りません。学校、ボランティア、主婦、学生などなど。
当たり前のように聞こえるかもしれませんが、自社で不足している”機能”を補完しながら、
数社で連携して、場所や時間の制約をクリアする取り組みには一考の余地があります
自分の会社の商圏はこのくらいだろうと何となく決めてしまっているところがある
ということを書きましたが、それに関連して。
マーケティングの基本的なフレームワークに「4P」がありますね。
おおざっぱに説明するとこんな感じでしょうか。
◆Product(製品・サービス)
製品特性、品質と機能、ブランド、ライフサイクルなど
◆Price(価格)
顧客提供価値、価格設定方法、支払い条件など
◆Promotion(広告販促)
プロモーション方法(広告、販売促進、人的販売、パブリシティ、SNS、口コミなど)、
プロモーション目標と予算など
◆Place(チャネル管理)
チャネルの範囲、品ぞろえ、立地揃えの拡充・立地・在庫・物流など
4Pが売る側の視点で考えたものであるのに対して、4Cという買う側の視点もありますが、
4Pも顧客視点で考えなければ意味がないので、基本的な考え方はいっしょです。
ところで、中小企業にとって4Pでどれが特に重要だと思いますか?
「どれも全て重要!」
ではあるのですが、もう少し突っ込んで考えてみると、です。
製品やサービス自体での差別化が難しくなってきています。
その一因は、他社を意識するあまり、差別化ポイントが売る側が考える技術・機能・品質に
偏り過ぎたこともあるのではないでしょうか?
顧客にとって本当にありがたい機能で、かつ他社に真似されにくい商品・サービスを
開発できれば、それに越したことはないですが、簡単なことではありません
次にプロモーションは、広告を売ったり、値下げキャンペーンをしたり、
インターネットで集客を上げるなどの方法を取ることが一般的ですが、これも長続きはしません。
土台になる【自社のブランド=強みx価値】があれば効果的だと思いますが。
そうなると、現実的には、チャネル管理に目を向けることが重要なのではないかと思っています。
つまり、「自社の販売網をどう考えるか?」ということです。
地元でビジネスをやっていると、勝手な思い込みで
「この商圏でしか売れないだろう?」
「この販路しか考えられない」
と思いがちになります。私もそうでした。
でも、
「自分で届けられない場所に、自社の商品・サービスを買いたいお客がいたら、
何か他に出来る方法はないか?」
と考えることも大切だと思うようになりました。
もちろん、インターネットを活用するのも一手段ですが、業態をまたいで他社と連携することに
可能性を感じています
連携するのは会社に限りません。学校、ボランティア、主婦、学生などなど。
当たり前のように聞こえるかもしれませんが、自社で不足している”機能”を補完しながら、
数社で連携して、場所や時間の制約をクリアする取り組みには一考の余地があります