• もっと見る
« 2010年11月 | Main | 2011年01月 »
最新記事
プロフィール

奥富 宏幸さんの画像
奥富 宏幸
プロフィール
ブログ
カテゴリー
リンク集
<< 2010年12月 >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
Google

Web全体
このブログの中
月別アーカイブ
https://blog.canpan.info/famibiz/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/famibiz/index2_0.xml
SSL標準装備の無料メールフォーム作成・管理ツール | フォームメーラー
将棋のはなし[2010年12月16日(Thu)]
今日は、私の趣味のひとつである将棋の話題を2つ。

1つは、将棋界の最高位を争う竜王戦で、渡辺明竜王が挑戦者の羽生善治名人を4勝2敗で防衛し、竜王連覇記録を7に伸ばした。

7つのタイトルのうち、6つの永世称号を持つ羽生名人は、2期前に続き永世竜王の獲得で史上初の「永世七冠」を狙ったが、またもその夢が阻まれた。

プロの指し手は難解すぎて、私には分からないが、後になって「あっ、こういうことを考えていたのか!?」と分かることがあると興奮するものだ。また、プロ棋士は勝っても負けても、盤上の駒の配置、つまり「美学」までも考えている。


もう1つは、今日の東京新聞の「この人」で、将棋の教育的効果をまとめた本を出版した安次嶺隆幸さんの話。

最近は、全国各地で開かれる「将棋子ども大会」への参加者が急増しているらしい。将棋の及ぼす教育的効果が見直されてきたようで、それを安次嶺さんは地道に訴え続けてきたとのこと。

確かに、将棋では、

始めるのときの「お願いします」
投了したときの「負けました」
互いの健闘をたたえ合う「ありがとうございました」


この3つの礼と勝負の勝ち負けを通して、多くのことを教えてくれる。

安次嶺さんの本、将棋をやってる子供は、なぜ「伸びしろ」が大きいのか?を早速、Amazonで購入してみた。


将棋は、とても奥深い。相手と自分の局面を見ながら、異なる特徴を持つ駒を動かして、敵の王将を取るというプロセスがとても楽しい。相手から奪った駒を使えるのはチェスとも違う。

いくつもの指し手からその時々で最善手を選択するというのは、ビジネスでも人生でも大いに役立つ、と思う。礼儀に加え、想像力、思考力、決断力、忍耐力などが身につく。いっそのこと、小学校の授業に取り入れてもおもしろいのではないか。
| 次へ