• もっと見る
« 一語一会 | Main | 経営コンサルティング »
最新記事
プロフィール

奥富 宏幸さんの画像
奥富 宏幸
プロフィール
ブログ
カテゴリー
リンク集
<< 2022年12月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
Google

Web全体
このブログの中
月別アーカイブ
https://blog.canpan.info/famibiz/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/famibiz/index2_0.xml
SSL標準装備の無料メールフォーム作成・管理ツール | フォームメーラー
名画とサブスクの似て非なるものとは?[2020年02月20日(Thu)]

現在、国立新美術館で「ブダペスト展」が開催されています。


シニェイ・メルシェ・パール《紫のドレスの婦人》は新聞や広告などの
メディアで度々紹介されているので、目にした方もいるのではないでしょうか?



私は絵画には明るくありませんが、個人的に惹かれる作品があれば
時々購入しています。


名画というのは、作者の死後に評価が高くなり、
高額で売買されることが多いですね。



時間の流れの中で、たくさんの人が作品の目に見えない価値を
言語化していく中に作品の存在意義を見出そうとしているのです。


それは、まさに「作者の死」によって、作品が作者の手を離れた瞬間から

作品が買い手を選んでいるとも言うことができます。



絵画に限らずですが、数百年、数千年もの間、
一つの作品が何人もの手に渡る。


そして、時には歴史の荒波に飲まれ、暗闇に葬り去られても、
存在する。


その奇跡に感動を覚えます。



買い手が保有した作品は、美術館や博物館で展示され、

さらに多くの人にその作品の存在と価値を与えることもあれば、

表舞台には出ずに長い間ひっそりと眠っていることもあるでしょう。


それでも、その作品は確かに存在しています。


いろいろな人の努力や思いによって、名画や名品は生き続けています。



作品は買い手が所有しているということになりますが、
より大きな、より長い視点でみれば、その作品というのは、
社会全体で所有しているとも言えます。



それは、その作品を残し、次の代に遺す・託すことが
今を生きる者の自然な使命感として現われるのではないでしょうか?




所有とよく比較されるのがシェア、共有です。


最近は、シェアリングエコノミーの中で

ビジネスをすることが当たり前の考えになっていますね。


「空間」「移動」「スキル」「モノ」「お金」などをシェアすることで、
遊休資産を活用したり、新しいビジネス機会を創出しようとするものです。



特に最近話題になっているのが、「サブスク」です。
いわゆる定額課金サービスですが、日々進化しています。


アマゾンで毎月定額を支払えば映画や音楽が見放題というものですが、
トヨタが自動車のサブスクなんかも始めています。


個人的には車はサブスクをするよりも、

相乗りサービスやレンタカーをもっと充実させればよいと考えます



サブスクは利用者からすれば、好きな時に好きなものを使うことができ、
モノが増える問題を回避できるので、コスパも高いと考えるでしょう。



歌は聴き放題、映画やドラマは見放題、服や時計を勝手に選んでくれる、
良いこと尽くめのように思います。



ただ・・・


サブスクを頻繁に利用するようになると、「捨てる」「始末をする」という
考えがだんだんと薄れていくでしょう。


「最後まで見届ける」という人間が本来大切にしてきた価値観が

社会の中でだんだん見えなくなってきています。


目に見えないものの価値こそ、社会全体で所有しなければいけません。



名画にもサブスクにも、所有感が湧かない、捨てるという考えがない

という共通点がありますがその意味合いは全く異なるのです。



もしあなたが、名画を月額100万円でサブスクするようなビジネスを

考えているのであれば、真の強者になり得ません。




真の強者であれば、もっと別の方法でフェルメールの作品を世に残します。

それは何だと思いますか?

孤独な人は強い[2020年01月24日(Fri)]

昨日、仲間との飲み会ありました。



あるセミナーで知り合った仲間です。


セミナーと言っても、巷に溢れているような

似非講師が情報弱者を食い物にするようなものではありません。



サラリーマン時代は、上司や会社の愚痴を言い合い、

「憂さ晴らし〜!」なんてやってましたが、

今はそういう飲み会には全く行きません。


時間とお金の無駄でしかありません。




自然な流れで集うことになったこの飲み会。


私としては「何か」新しいものが生み出される予感、
というか確信があって参加しました。



年齢、職業も全く違う人たちがなぜ平日の夜に
わざわざ会うのか?



それは、同じ景色を見たいから。



話す内容が、現状への不満ではなく、
未来へのアイデアや決意が出てくる場。



常識に囚われない考えや、
深い洞察力。知的でユーモアな話。



ちょっとおかしなことを言えば、


「そんなの無理だよ!」

「理想ばかり言って!」

「○○があればやるけどね。」


日常では、そんな言葉に囲まれている私にとって、
その飲み会は、共通の大きな目的に向かって、
でも一人ひとり進む道は違うことを確認する場。



人はいつも孤独を感じて生きています。



でも、その孤独は、


寂しいとか、
誰かに構って欲しいとか、


自分と同じ辛い状況を味わわせたいとか、
足の引っ張り合いやいがみ合いをしたいとか、


そんなことから来るものではありません。



低い次元で依存しあう、そんな孤独は御免です。



高い志を持って、一人ひとりが葛藤と矛盾の中で、
自己否定を繰り返す。



その過程で、時に集い、それぞれの胸の内を明かす。
そして、いっしょに何かできそうなことがあればビジネスにしていく。



同じ想いを持った仲間がいる。



そう思えるだけで、孤独という言葉さえも、
全く違った見方になるのです。



もはや、会社も社員も相互依存する構造は、
役所や規制に守られた企業、ブラック企業しかありません。

それも解体されるのは時間の問題です。



新しい仕事やビジネスというのは、
誰かに用意されるものではなく、


同じ志を持った仲間が自然と集まり、

自然と出来上がるものになる、


そんな時代になっているのです。

審美眼を高めよう[2019年09月13日(Fri)]

今の世の中に求められるものの一つに、

一人ひとりの審美眼があると思います。



広辞苑によると、


【審美眼】
美しいものと醜いものを見分ける能力。


とあります。



あなたは、自分の審美眼を磨いていますか?





先日、新宿にあるはじめての焼き鳥店へ行きました。


安くて美味しい赤提灯も好きですが、
たまにはちょっと高級なお店にも行くようにしています。



このお店は駅からも結構遠いのですが、
ほとんど全ての席が予約で埋まっていました。



こじんまりとした店内は、

照明や一枚板のカウンターもこだわりを感じるものでした。



おまかせで食べた焼き鳥は、一品一品素材が素晴らしく、
今まで食べた焼き鳥の概念が変わるほどのおいしさでした。



食事に合わせるお皿も素晴らしく、

それぞれの品を際立たせていました。



店主が備長炭で焼く所作もある種の美しさを感じました。



全てが一流、一級品のお店でした。



そういう一流、一級品のモノに触れると、
自分の美的感覚や感性が鋭くなります。


それが審美眼です。



ドイツの文豪ゲーテは審美眼について

次のような言葉を残しています。


========================
審美眼というものは、中級品ではなく、
最も優秀なものに接することによってのみつくられる。

ゲーテ
========================


審美眼は、非日常の体験からだけではなく、
自然の移ろいや人々の日常の中にもたくさんあります。


つまり、


「何を美しいと感じることが出来るか?」


というあなたの「心の器」にも関係してくるのだと思います。


ですので、あなたの中にモノや情報が溢れているのであれば、
まずは断捨離をして、不要なものを捨てることをオススメします。

余計な雑念も断捨離できれば、なおいいですね。



審美眼を鍛えて、あなたが思う”美しさ”を増やしていきましょう。
シンプルに自分の目指すべき人生に集中できるようになります。

ブログの移行作業中[2015年10月30日(Fri)]
CANPANでブログを始めたのが、2009年の9月。

それから6年間、自分が経験したこと、感じた事、
取り留めのない事を書いてきました。

が、この度、オネスタのホームページ内に引っ越すことにしました。
現在、その移行作業中ですが、ほぼ終わりに近づいてきました。

外部ブログと内部ブログには、メリットとデメリットがありますが、
デザインの自由度、ブログの知名度、将来的なコンテンツ資産の管理、
SEO対策などを検討して、そろそろ内部ブログに移行してもいい時期だと判断しました。


ブログって、誰に見られるか分からないので、
これでも結構気を遣いながら文章を書いているんですよ。
内容はともかく・・・

伝えたい事や本心をオブラートに包みながら、
文章の構成や言葉づかいを考えるのは
自己表現の良い訓練になります。

何だかんだで、よく続いているな。
感心、感心(笑)。

他人の土俵に乗らない勇気[2015年10月28日(Wed)]
今日の日経に、
イギリスの教育専門週刊誌「Times Higher Education」が
発表した世界の大学ランキングの中で
日本勢がトップ100の中に東京大学と京都大学しか入らなかったという記事がありました。

我が母校も500位以下らしいです。。

政府は、日本の大学の中にスーパーグローバル大学なるものを選定し、
トップ100に10校の目標を掲げているようですが、どこか違和感。

記事に書いてあったように、ランキングに参加しないで、
独自の方法で世界にアピールするのも一つだと思います。
卒業生や在校生その他関係者にSNSを含め、
いろいろな場面で広報してもらう方法もあるんじゃないかな〜。

あとは、日本またはアジア独自のランキングを作るとか。

ランキング上位に入ることが目的ではなく、どんな大学にしたいのかを
とことん突き詰めていってほしいなぁ。
辞める?辞めない?[2015年10月27日(Tue)]
辞めて、あきらめることの潔さと、

辞めないで、続けることのしつこさ。

それが逆になってはいけない。


辞めるのは簡単なこと、と思えることがあるのなら、

そのことに対して本気で真剣に向き合っているか、

問いかけてみよう。


辞めるのは難しいこと、と思えることがあるのなら、

そのことに対して本気で真剣に向き合っているか、

問いかけてみよう。


辞める前と辞めた後で、

「何」を失いたくないのか、

「何」を得たいのかを

問いかけてみよう。
マッキーのコンサートへ行ってきました![2015年10月26日(Mon)]
週末は、槇原敬之のデビュー25周年コンサートへ行ってきました!演劇

20代のころから槇原さんの曲を聞いていますが、
コンサートへ行ったのは約20年前の1度きり。
本当に久しぶりでした。

今回のコンサートはフルオーケストラだったので、
派手な舞台装置や演出はなかったですが、
その分、マッキーの歌と一流の音楽家のみなさんが
奏でるハーモニーは圧巻で素晴らしいものでしたグッド(上向き矢印)

光の効果と、私の母校のワグネル・ソサィエティー・オーケストラが
歌うコーラスも素晴らしく、何とも言えない雰囲気でした。

マッキーのMCもなかなかだったけど、ちょっと緊張していたかな〜。

私は、コンサートというものにほとんど行ったことがないですが、
今回行ってみて、やっぱりライブはいいなぁ〜とつくづく思いました。

歌手だけでなく、オーケストラ、裏方の人、観客も含めて、
楽しい雰囲気を作っていく感覚ぴかぴか(新しい)

来年もぜひまた行ってみたいと思いましたぴかぴか(新しい)
マッキー以外の歌手もチェックしてみようっと。
映画で「人格」を刺激する[2015年10月23日(Fri)]
最近は、DVDを借りてきて映画を観ることが増えましたカチンコ
週に1回は観れたらいいと思っています。

元々、映画は好きで、アメリカに留学している時は、
One Dollar Movie Nightといって
一ドルで映画を観れる日があったり、

近くのビデオレンタル店(当時はビデオ)やTargetなどのお店で
気に入ったビデオを買ったりして、たくさんの映画を観ました。

タイタニックは、映画館で3回観ましたが、
10回以上観たという友人もいました目


話が逸れましたが、最近映画を意識して観だしたのは、

以前田坂広志さんの本、『人は、誰もが「多重人格」 誰も語らなかった「才能開花の技法」』に、「人格」を育てる方法として、映画がオススメと書いてあったからです。

その本は、

「才能」の本質は、「人格」である。

と言っています。

そして、人は、いろいろな「人格」を持っていますが、

一流と呼ばれる人は、状況に応じて、
複数の「人格」を自然と使い分けることができると知り、

なるほどなぁ〜と思いました。


普段とは違う世界に身を置くことで、
隠れていた「人格」を育てることができると思いますが、

映画を観ると、登場人物に感情移入して、知らず知らずのうちに

今まで心の奥にしまっていた「人格」が現れるのかもしれませんねひらめき

本の中で紹介していた「ディア・ハンター」は古い映画ですが、
心を揺さぶられましたし、自分の中の未知の「人格」が
少し刺激されたかもしれません。

直感でいろいろ借りていますが、なかなか「これはっ!」

という映画には出会えません。

今まで観た中では、

・THIS IS IT (2009年、アメリカ)
・グラン・トリノ (2008年、アメリカ)
・ラブストーリー (2003年、韓国)
・きみに読む物語 (2004年、アメリカ)
・もののけ姫(1997年、日本)

なんかは素敵でしたねぴかぴか(新しい)

どなたかお勧めの映画があれば教えてください黒ハート
ジャンルは問いませんのであせあせ(飛び散る汗)
理想の関係[2015年10月22日(Thu)]

お互い自立していて、

それぞれの目標に向かって頑張っている。


でも、どちらかに何か困ったことがあれば

いつでもサポートできる準備をしている。


相手から求められなければ、

お節介なことはあまりしない。


でも、いつもその人の行動を確認していて、

陰ながら見守っている、応援している。


「頑張ってください!」

「何かあればいっしょにやりましょう!」

といつも声をかける支援の形もあるだろうけど、

それは、自分の理想の関係ではない。


お互いが実力と経験をつけて、

お互いがそろそろいっしょに何かやろうと

自然になればその方がいい。


混同続き[2015年10月21日(Wed)]
大人になればなるほど、

一つのことに集中することが難しくなる。

何かに夢中になることが難しくなる。


自分で自分を忙しくし、

自分で自分を難しくする。

そんなことはないだろうか?


目の前の出来事や情報に振り回され、

忙しいと思ったり、

難しいと感じたり、

そんな錯覚を覚えてしまう。


錯覚と現実を混同してはだめだ。

現実と望む姿を混同してはだめだ。