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安全?安心?信頼??? [2011年07月12日(Tue)]
大震災から4ヵ月が経過しました。

そして、政府から福島第一原発の中長期的な工程表と、原発の安全性評価(ストレステスト)についての発表がありました。

原発の問題は、大きな切り口でざっと考えただけでも以下のようなものがあります。

■福島第一原発の放射能漏れ問題の収束
-水素ガス爆発の防止、汚染水の処理は解決するのか?
-核燃料を安全に取りだす方法は見つかったのか?
-被災者への補償問題、雇用問題への対応はどうするのか?
-放射性物質の安全基準、評価方法は?
-原子炉建屋を撤去する数十年後まで地域住民は戻ることはできないのか?

■今年の電力不足への対応、節電対策
- 停止中の原発を再開するのか?再開するためには何がクリアになっていなければいけないか?
- 再開しないで乗り切る方法はないか?

■将来の日本のエネルギーミックス
 -風や太陽光など供給が安定しない再生可能エネルギーにどこまで依存するのか?
 -「各電力のコストx安全性x安定供給度合い」の重要度と優先度をどうするか?
 -原発は電力の安定供給にかかせないものだとすると、その安全性をどう担保するのか?
-原発の最終処分まで含めたリスクをどう考えるか?
 -電力の自由化をどこまで進めるのか?


それぞれの問題は同時並行で考えていかなければいけないものもありますし、いろいろな利害関係があって、スピード感が遅くなっています。

もちろん、国民も参加して議論を積み重ねた上で、解決策へのコンセンサスを取っていくテーマもありますが、「最終的に誰が決めるのか」があやふやになっているのが気になります。

相撲協会の構造的な問題ではないですが、同じ箱の中でガラガラポンの組織改革を行っても、本質的な改革にはつながらないのではないでしょうか。


政治家が良く使う「安全と安心」という言葉。

ある基準のもとで技術的に、機能的に「安全」であっても、「安心」できないのが多くの人が持っている感情でしょう。


「安心」には、「信頼」の要素が不可欠です。現在社会では、交通機関、建築、食べ物などほとんどすべてのモノについて、私たちは、外部に依存して、他者を信頼して毎日を生きています。

「安全。でも、安心できない…―信頼をめぐる心理学」では、信頼を得るための要因として、

「リスク管理の能力 - 能力」 (専門知識、技術力、経験など)
「リスク管理の姿勢 - 動機づけ」 (まじめさ、正直さ、誠実性、思いやりなど)

の両方が必要だと説明しています。さらに重要なことは、信頼に実際に「値する」ことと、信頼できるように「見える」ことは違うということです。情報を誰がどのように伝えていくか、ということです。

そして、「信頼できると判断するのは、自分ではなく、相手である」ということを忘れてはいけませんね。
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