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集団回収のはなし[2011年01月17日(Mon)]
12月、1月は企業が冬季休暇に入ることや、大掃除や引っ越しの季節ということもあり、引取り、受入れの対応が通常よりも増えました。

事業所のほかに、当社へ段ボールや雑誌などを持ち込む一般客も増えています。
これは当社が行ったいくつかの施策の影響もありますが、地域住民の意識の変化もあるのではないかと思っています。


資源ごみの回収方法には、行政回収、集団回収、戸別回収、直接持込などがありますが、個人的には直接持込や集団回収が増えるのは特にうれしいことです。それは、環境やリサイクルに関心のある地域住民と一言二言でも「顔の見える」コミュニケ―ション」ができているからです。


今回は集団回収の話です。当社では多くの地域団体(町内会、PTA、集合住宅など)の集団回収をお手伝いしています。

集団回収とは、古紙・布類・缶などの資源を、地域の団体が主体となって回収し、団体が直接契約業者へ引き渡すシステムです。また、活動団体に対し、市から資源回収量に応じて、資源回収活動費の補助として、報奨金(奨励金)が交付されます。

集団回収を行うことで、社会コストの削減、リサイクル率の向上、コミュニティ活性化などの効果が期待されます。

もう少し詳しく言うと、

・行政回収と比べ、回収に要する財政支出(処理運搬費、清掃事業費など)が少ない。

・資源抜き取り対策

・実施団体活動を通じ地域コミュニティの形成が促進される。

・実施団体の活動費として奨励金を有効に活用できる。

・資源回収業者に対する奨励金交付により地域経済が活性化される。


といったメリットがあります。


集団回収で、行政、住民、業者、がすべてWin-Winにするためには、「情報・教育」「人員確保」「効率的な回収方法」「金銭的・物的インセンティブ」の4つの要素が必要だと考えています。

少子高齢化や自治会未加入者の増加といった社会的問題はありますが、当社としては、ハードとソフトの両面で集団回収を地域に広げる活動を地道に続けていきたいと思います。


現在、新規に集団回収に申し込まれた団体さまにはトイレットペーパー100個を無料で差し上げています。不明な点があれば、お気軽にお問い合わせください。
この記事のURL
https://blog.canpan.info/famibiz/archive/226
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