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ベンジャミン・バトン 数奇な人生 [2010年03月02日(火)]


週末に次男が借りてきたDVD『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』を観ました。

ボタン会社のバトン家に一人の男の子(ブラッド・ピット)が誕生しますが、母は彼を産み落とすとまもなく死亡、いまわの際に夫に「彼を守って!」と告げますが、その言葉にうなづき赤ん坊を見た夫は驚愕します。

しわくちゃの老人のような姿の赤ん坊、あまりのショックに彼を妻との約束を忘れ、赤ん坊をつれて出て、ある老人ホームの玄関先に捨ててしまいます。

老人ホームの住み込みの職員(?)である黒人女性クイニーは子どもができないことを嘆いてましたが、ベンジャミンを神からの授かりものだと信じ、ベンジャミンと名づけ愛を込めて育てます。

80歳の老人としか思えない姿、さらに筋力、痴呆症のような言動...

そうしたものも、老人ホームだったからこそ、周りから許され、彼は少しずつ育ち、若返っていきます。

そう、80歳から時を逆に歩む物語です。

大変な境遇に生まれながらも、いろいろな人と出会い、数奇な体験をしていきます。

彼が老人(子ども)の頃、入居者の老婆の姪デイジーが時々訪ねてきました、彼女は彼との仲良くなり、そして...

80歳の老人として生まれ、成長するにつれて若返っていき、最後は赤ん坊として死を迎える。ホラーやミステリーといった物語に思えますが、この映画は人間ドラマです。

映画は、年老いて死を目前にしたデイジー(ケイト・ブランシェット)が娘にある日記を読んでもらうことで進んでいきます。

全体の雰囲気は、「フォレスト・ガンプ」を思い出させてくれました。淡々と流れる物語は、とても切ないものです。

昨年のアカデミー賞では最多13部門にノミネートされ、美術、メイクアップ、視覚効果の3賞を受賞しました。ま、確かに年齢を変えるメイクアップはすごかった。

主演男優賞にノミネートされたブラッド・ピットの作品は、これまでに「セブン」、「ジョー・ブラックによろしく」、「オーシャンズ11」、「セブン・イヤーズ・イン・チベット」、「トロイ」と5作品しか観ていないのですが、作品としては「セブン・イヤーズ・イン・チベット」に続いてよかったなぁ〜と個人的には感じてます。

また、相手役のケイト・ブランシェットが、アンニュイな雰囲気で魅力的です。

彼女は、「エリザベス」で一躍スターとなったのですが、私自身は彼女の出演作はあまり観てませんでした。「ロード・オブ・ザ・リング」でエルフの女王を演じていたのは印象的ですが、ほかに観たのは「バベル」と「インディー・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」です。

「崖の上のポニョ」の英語版の吹き替えをしているというのは驚きでしたが、今後、機会があれば「エリザベス」や「アビエイター」は見てみたいと思っています。

いやぁ〜、映画って、本当にいいですね(笑)

映画と演劇

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