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クリスマス・ボールその4 [2008年12月23日(火)]


13:00 キック・オフ

いよいよ第39回クリスマス・ボールがはじまりました。

やはり大産大は強かった!!

100kg超のラインが早大学院の壁をこじあけ、エース・ランニングバック(RB)の井上周(背番号:22)がガンガン走ってきます。大産大はパスはあまりなく、協力なラインに支えられたラン主体の攻撃で来ます。

RB井上は、関西地区大会3試合で29回走り400ヤードを走っています。平均して1回13ydのランということは、彼が走れば確実に1stダウンが取れるということなわけです。早大学院のエースRB小林(同じく背番号22)が68回328ヤードだったことと比較すると、いかに井上が凄いかとういことなのでしょう。

ただ、井上の走りもラインの強さ、うまさがあってのことだったのだと思います。

前半は、昨年の悪夢を思わせるワンサイドゲームになりつつありました。
ディフェンスは井上の前になすすべなく、第1Qで2度タッチダウンを取られ、第2Qも早々にTDを取られ、一方で早大学院の方は攻めても1stダウンすら取れない状況が続きました。

しかし、第2Qの途中からようやくディフェンスの動きが良くなってきました。それに呼応するかのように、これまで入念に準備してきたトリッキーな攻撃を出すことによって、相手のディフェンスの壁を破れるようになってきました。とうとう待望のTD!!前半を20対7で折り返しました。

第3Qは一進一体の攻防で両者追加点を許さず、いよいよ最終の第4Q。


早大学院が再びTDパスを決め、キックも決めると、「いける!!」この勢いで行けば、勝てるかもしれない!!そう思える何かがありました。



キックも決まり、20対14になり、次にTDを決め、キックも決めれば逆転です。
そして、本当にそのときが来ました。

QB高島からサイドライン際に放たれたショート・パスをWR立松が受けると、ライン際を後方から勢いよく走りこんできたRB小林へバックパス!!加速して小林の走りを大産大は止めることが出来ず、同点のTDとなりました!! 



応援席は歓喜の渦に!! そして、公式戦でのキック成功率100%のP脇屋がプレッシャーを感じながらも見事に決め、1点差で逆転しました。残り時間1分20秒、これを守りきれば優勝!!いける、これまでのようにディフェンスが大産大の攻撃を食い止めてくれると皆が信じていました。

しかし....

アメフトの試合で1分というのがいかに長いか!!

大産大は、井上の走りにかけてきました。残ったタイムアウトが一回しかなかったにもかかわらず、ラインが再び早大学院の壁をこじ開け、ディフェンスをブロックし、井上が立て続けに1stダウンを取る走りを見せます。1stダウンを取ることで時計もなかなか進みません。

そして、井上のランは再びTDをもぎ取りました。TD後も蹴らずに2ポイントを狙い、それも井上があっさり取ってしまいました。主将でLBの小松原は「何があったのか分からなかった」と言っていたそうです。そのくらい、あれよあれよという間に走られ、TDを取られてしまったのです。

早大学院の応援席は、声を失っていました。残り時間は13秒。キックオフ・リターンTD以外では追いつけない時間です。そして.....無常に試合終了のホイッスル。 



ナイス・ゲーム!!両者とも素晴らしいチームだった!!

でも、悔しい、本当に悔しい!!去年の屈辱の大敗から1年。大産大に勝つことだけを目標に頑張ってきた選手たちに、「いい試合だった、よく頑張った!」という台詞は軽すぎると思いました。

悔しい、でも、これが全国の重さなんでしょう。

22年ぶりの優勝を狙った早大学院の夢は、来年につながれました。来年こそはホームで優勝しよう!相手は大産大だろうが関学だろうがかまわない、とにかく優勝を目標に、また新しい1年がはじまります。
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