早大学院が再びTDパスを決め、キックも決めると、「いける!!」この勢いで行けば、勝てるかもしれない!!そう思える何かがありました。
キックも決まり、20対14になり、次にTDを決め、キックも決めれば逆転です。
そして、本当にそのときが来ました。
QB高島からサイドライン際に放たれたショート・パスをWR立松が受けると、ライン際を後方から勢いよく走りこんできたRB小林へバックパス!!加速して小林の走りを大産大は止めることが出来ず、同点のTDとなりました!!
応援席は歓喜の渦に!! そして、公式戦でのキック成功率100%のP脇屋がプレッシャーを感じながらも見事に決め、1点差で逆転しました。残り時間1分20秒、これを守りきれば優勝!!いける、これまでのようにディフェンスが大産大の攻撃を食い止めてくれると皆が信じていました。
しかし....
アメフトの試合で1分というのがいかに長いか!!
大産大は、井上の走りにかけてきました。残ったタイムアウトが一回しかなかったにもかかわらず、ラインが再び早大学院の壁をこじ開け、ディフェンスをブロックし、井上が立て続けに1stダウンを取る走りを見せます。1stダウンを取ることで時計もなかなか進みません。
そして、井上のランは再びTDをもぎ取りました。TD後も蹴らずに2ポイントを狙い、それも井上があっさり取ってしまいました。主将でLBの小松原は「何があったのか分からなかった」と言っていたそうです。そのくらい、あれよあれよという間に走られ、TDを取られてしまったのです。
早大学院の応援席は、声を失っていました。残り時間は13秒。キックオフ・リターンTD以外では追いつけない時間です。そして.....無常に試合終了のホイッスル。
ナイス・ゲーム!!両者とも素晴らしいチームだった!!
でも、悔しい、本当に悔しい!!去年の屈辱の大敗から1年。大産大に勝つことだけを目標に頑張ってきた選手たちに、「いい試合だった、よく頑張った!」という台詞は軽すぎると思いました。
悔しい、でも、これが全国の重さなんでしょう。
22年ぶりの優勝を狙った早大学院の夢は、来年につながれました。来年こそはホームで優勝しよう!相手は大産大だろうが関学だろうがかまわない、とにかく優勝を目標に、また新しい1年がはじまります。