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フラットスタンレープロジェクト [2011年05月29日(Sun)]

Flat Stanley Projectの協力の依頼があったのは、4月1日ころ。

Facebookで繋がっている、カナダの高校の友人から。

彼女の小学3年生の娘「ケイト」の宿題です。

法人ブログで、非常に個人的な話題となりますが、次年度の法人事業に組み込みたいと考えています。



これは、アメリカの子供たちに人気の本「フラット・スタンレー」というのがあり、内容は普通の男の子が、落ちてきた掲示板に潰され、紙のようにぺちゃんこになり、彼は、その姿のまま郵便で送ってもらい、あちこちに冒険の旅をしていろいろな経験をするというお話。

授業で物語を学んだあと、児童は自分のフラットスタンレーを作り、お友達に送り、いろいろな経験をさせてもらう、というプロジェクトのようです。

旅する前に、この「フラット・スタンレー」の発信地となる「我がまち」をリサーチし、それをペーパーにまとめ、フラットスタンレーと一緒に送ります。
そして、今度は旅先のまちの文化や地理、習慣なども学ぼうというもののようです。

アメリカやカナダで広く行われている、人気の指導案のようです。
旅先の人に、我が町を伝えるために調べ学習を行い、さらにそれを父母の人脈などを使って全国、全世界に送って、そのまちの情報を得る。

とても楽しい「国際理解教育」であり、「発信力」や「コミュニケーション力」を向上させることができる、素晴らしいプロジェクトだと思いました。

カナダ・ニューファンドランド州・コーナーブルック市から出発したスタンレー君、苫小牧市の我が家に到着しました。

9歳のケイトがクラスで調べた、コーナーブルック市の情報がたくさん同封されていました。

フレンチ・エマージョンの小学校だそうですが、手紙は英語だったので助かりました。

まずは、コーナーブルック市の人口や位置、産業、アクセスなどについての一般情報。
さらに、シーズンごとのイベント・レジャーや大会情報。
施設や競技場などの案内。
そして、名所・旧跡、観光スポット。
レストラン、ホテル、学校、病院、公共サービスの情報。

クラスで、グループごとに一生懸命調べ、それをきれいにまとめたものです。
タイピングもレイアウトももちろん、3年生の児童自身がしたもの。

さあ、この「ペチャンコ・スタンレー」を受け取った13歳女子はどうするのでしょうか?

日本の中学2年生なら、カナダの3年生とのコミュニケーションくらいとれるのでは?というのが想像のだったと思い知りました。

がっかり困った


とはいえ、ケイトの夏休みは6月1日から、つまり、クラスみんなで帰ってきたスタンレーの話を聞くことができるのは5月中。
ということで、あわてて「スタンレー」君を苫小牧市巡りさせ、カナダに送り返さなければなりません。
苫小牧市自慢、そして北海道自慢など、これまで撮り溜めた写真などを配置しながら、20ページにまとめ、なんとか完成。
郵便で送ると2週間以上かかる地域なので、とりあえずメール添付で、レポートとスタンレー君と共に写した写真を。

もちろん、完成させたのはこの笑顔の13歳女子ではない悲しい

facebookですぐにケイトのお母さんから連絡が!
「ケイトはこの素晴らしいレポートを、ものすごく誇らしげに学校へ持って行き、クラスのみんなの前で発表しました!」と。

こちらも、友人の娘のメンツを潰さずに済んだとホッとしていたところ、facebookでそのやりとりを知った、別の友人(サスカチュワン州在住)が、「そのスタンレー、次はうちに送って!我が家の子どもたちもいろいろスタンレー君に自分のまちのことを伝えたいし、苫小牧のことも知りたいと言っている」とメッセージがポストされました。
さらに、また違う同級生は、「我が子も3年生の時にこのプロジェクトをやって、親子ともども楽しんだわ」と。

このぺちゃんこのスタンレー、調べてみると、いろいろなところを旅しているらしい。
というか、たくさんの子どもたちが「ぺちゃんこスタンレー」を作り、世界中のいろいろな人々に送っており、それを受け取った、”お父さんの昔の友人の隣人”ぐらいの縁の遠い人々も、子どもたちの想いに共感し、協力しているらしいのです。
なんと、スタンレー君はホワイトハウスにまで行ったとか。

子どもたちの「世界を知りたい!自分のまちを知ってもらいたい!」という気持ちと、それに応えてスタンレー君の写真をパリの凱旋門やナスカの地上絵のところで撮影してくれる大人。
(この写真はFlat Stanleyのフェイスブックページからいただきました)


とっても「平和のair」を感じるプロジェクトです。

フラット・スタンレーは、英語の本はもちろん、日本語でも出版されています。プロジェクトをなんとか完了させた後に、物語が読みたくなり、購入しました。

ご興味がある方はこちら→アマゾン

まだ、我が事務所にいるスタンレー君。
サスカチュワン州の友人宅に送る前に、もう少し、日本を旅させたいと考えています。
気仙沼の友人なら、きっと大喜びでお子さん3人とスタンレー君を受け入れてくれるんだろうと考えています。

また、幼稚園の「インターナショナルタイム」へも連れて行かなければ!きっと、園児たちはカナダから来たと言えば「ボンジョー」と大きな声で言ってくれるはずです。

フラット・スタンレーオフィシャルサイトもあります。

以前、よく、日本でも「風船に種と手紙」をつけて飛ばしたりしていた小学校などがありました。

この遠慮がちな方法も、とっても素敵ではあります。

しかし、今こそ、もっと人と人が積極的能動的に繋がろうとする想いを行動にしてもいいのではないかと思います。

いろいろな世界的な問題、社会的な問題の根本には、人と人の結びつきの希薄化があり、その解決には、人と人が結びつく力をみんながつけて、たくさん繋がりを増やさなければ、と感じている方は多いのではないでしょうか。

このフラットスタンレープロジェクトやウォーキングバス、そして地域安全マップなど、私どもエクスプローラー北海道が推進する事業がそのきっかけの1つ、1つになっていくよう、今後も精進&まい進してまいります。

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