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人生の価値観 [2008年05月31日(Sat)]
通勤の行き帰りに擦れ違う「○○運送」と車体に書いた赤帽さんがいる。
早朝、軽トラックの狭い空間で、小柄なお父さんがハンドルを握り、助手席には二十歳位の息子さんが座っている。
息子さんは、茶髪を後ろで束ねている。
「お父さんと息子さんの親子ペア・赤帽車」だと推定している。
仕事帰りの時には、息子さんがハンドルを、お父さんが助手席に座っている。
信号待ちで「お父さんと息子さんの口元が動いている」、話をしながら、お母さんが待っている安らぎの家に向かうのだろう。
以前に、ガソリンスタンドで、年配の赤帽さんと話を交わした事があった。
「最近は、親父さんが、会社勤めを辞めて、赤帽を始める人達が増えているんですよ」。
「どうして、ですか」
「軽トラの助手席は空いているよね。
息子さんが、社会で傷ついた羽を、親元の止まり木で癒すんだよ。
息子さんは、親父さんと過ごすうちに、子供の頃を思い出して、元気を取り戻して、自分の道に羽ばたいていくんだよ。
親父さんが、赤帽さんを始めたのは、家族が傷ついて帰って来た時の、受け皿を作るためなんだよ。
親父として、会社勤めより、家族を守る方を選択をしたんだよ」。
「そう、なんだ」
そう言われて、気をつけてみると、赤帽さん以外にも、親子ペアと推定される車が街中を走っている。
「ピーポー・ピーポー・ピーポー」我が子を見捨てないで、精神病棟まで付き添って来た家族は、共通の気持ちを持っている。
「人生で大切なのは、家族で、仲良く暮らせれば良い」と話す。
「未成年者の犯罪は、家庭に問題点があることが多いと言われている。
我が子の再生を願って、安心して暮らせる家庭を作り上げる。その通りだ!」と自身も思う。

追記・・・中国の震災後を伝える複数の報道機関によると、「地震が、中国人の人生観を変えた」と報じている。
「人生で、最も大切なものは、家族」だと。
親の、やること、やれること [2008年05月30日(Fri)]
29日警視庁・池袋署は、売春の温床とされる「出会い系カフェ」初摘発で、「女子高生ら少女31人」を補導した。
補導された少女31人には、厳しい取り調べ後に、悲しい現実が待っている。
「娘さんの、身元引受人として来署してほしい」深夜の電話口で、警察官から告げられた。
「まさか、我が娘が」と、パニック状態で駆け付けてきた肉親との対面だ。
「精神科救急」現場において、親子間の悲しい対面の現場を見てきた。
「まだ、まだ、間に合う」から、「親は、親として、我が娘と真っ正面から向き合ってほしい」。
今の段階で、親がしっかりと、我が娘を抱き締めないと、取り返しのつかない現実に追い込まれてしまう。
男の子は、「魂を入れて叩け」ば、再生の希望もある。
しかし、女の子は難しい。「(売春)→(妊娠)→(中絶)→(違法薬物の乱用)により、体と心が、ぼろぼろに破壊されて」しまう。
再び、普通の日常生活に戻れない、子供達を一杯見てきた。
「親が、気付かないだけ」だ。
ご先祖様に、手を合わせて無事を祈る [2008年05月29日(Thu)]
東京・江東区、「防犯対策マンション(建物内)」で発生した事件に、心を痛めている人達は多いと思う。
独り娘が、貴方に、「そろそろ、独り暮らしをしてみたいの」と切り出されたとしょう。
貴方は、少しくらい家賃が高くても、「防犯カメラ・オートロック付き、防犯対策マンションだったら大丈夫だろう」と判断すると思う。
「犯罪を起こすのは、入居者や管理人ではない。全て外部者達だ!」と決めつけていた。
同フロアに住む「凶悪の隣人」を、思い浮かべることはなかった。
しかし、危険な時代を象徴する悲惨な事件が起こってしまった。
事件を知った、親達や独り暮らしをしている女性達は、「不安な気持ちで一杯」だと思う。
犯罪リスクを少しでも減らす為には、私達はどうしたら良いのだろうか。
貴方に直ぐ出来る、防犯対策が2っある。
1・・・「心の救急ケア・ブログ画面・左上・5月27日」をクリックしてほしい。
内容を、周囲の人達に教えていただけませんか。宜しくお願いします。
2・・・「ご先祖様に手を合わせよう。
毎朝・家族の1日の無事を祈り、毎晩・家族が無事に過ごせた事に感謝しょう」。
危険な時代を象徴する事件として、28日夜に次の事件が発生していた。
1・・・「強殺未遂の男・新宿に潜伏か」、「警視庁約150人・大阪府警約30人」約180人の捜査員が、東京・新宿区・夜の繁華街に投入された。
TVニュースを見ていたら、緊張している警察官よりも、薄着の女性達が多かった。
2・・・売春の温床とされる「出会い系カフェ」に、警視庁は摘発を行い、制服姿の女子高生らが補導された。
「お父さん、家族が一緒に食事が出来るのは、ありがたいよね」28日の晩ご飯の時に、家内が話してくれた。
2008年版「交通安全白書」 [2008年05月28日(Wed)]
政府は、27日午前の閣議で「2008年版・交通安全白書」を決定した。
昨年の交通事故死亡者は5744人で、「65歳以上の高齢者は2727人」。65歳以上の高齢者が、全体に占める割合は「約47パーセント」約半分だ。
「人身・物損・警察に届け出ない交通事故」の総合計数を、65歳以上の高齢者の約47パーセントに当てると、驚く位の交通事故が日本各地で発生している。
「ピーポー・ピーポー・ピーポー」現職時代、救急現場に向かっている緊急走行中に、車を当てられたことがあった。
「こっん!」環状線を走行中に救急車が右側に揺れた。「救急車の左後ろ」を当てられた。
「事故相手は70歳男性・左右のバックミラーが折り畳まれたままの車」だ。
110番通報で到着した警察官が、70歳の男性に事情聴取を始めた。
「救急車のサイレン音を聞いて、救急車が通り過ぎたと思いました」
「ハンドルを右側に切ったら、救急車に接触してしまいました」。
「通り過ぎた救急車を、見ていないんですね」
「・・・・・・・・・・・・・・・はい・・」。
70歳の男性は「自宅から事故を起こすまで、バックミラーを折り畳んだままで走ってきた。
救急車のピーポー音だけで、救急車が通り過ぎたと勘違いをして、アクセルを踏みながら、ハンドルを右側に切ってしまった。
自身の目では、救急の通過を確認をしていなかった」。
更に「現場で問題が発生した!!」。

追記・・・「えっ!私が救急車の修理代まで払うんですか」修理代で話が噛み合わない。
一方的に物損事故を起こした側が、修理代を負担する社会常識を、理解をしてもらえない。
後日、家族から、「男性には、若干の痴呆症がある」と判明した。
独り暮らしを隠す知恵を [2008年05月27日(Tue)]
東京都江東区のマンションで、23女性が行方不明になった事件で、同じフロアの男性が逮捕された。
「防犯カメラ・オートロック」が設置された防犯対策のマンションだった。
通勤途中に、「この部屋には、独り暮らしの女性が暮らしていますよ〜」と、周囲にアピールしている、アパートやワンルームの部屋を見掛ける。
具体的には、派手な信号色の「ピンク・赤色・黄色カーテン・下着の洗濯物」だ。
それでは、独り暮らしの女性達の防犯対策はどうしたら良いのだろうか。
1・・・表札「男性の名前を大きく書いて、女性の名前は小さく書く」。
2・・・洗濯物「外側に、男性用の大きいサイズのシャツを、内側に女性物を干す。夜間は早目に取り込む」。
3・・・カーテン「男性が好む色にする。カーテンとサツシの間に、男性用Tシャツを吊り下げておく。」。
4・・・郵便受け「チラシや郵便物をためない。夕方には必ず取る」。
5・・・運動靴「男性用の大きいサイズを、ベランダにぶら下げておく」
6・・・蒲団や毛布・枕「ベランダにお天気干しすることもあるので、男性が好む色にする」
7・・・宅急便「玄関に、男性用の大きいサイズの靴や雨靴を置いておく。受け取る時には、音楽を流しておく。壁には、空手や柔道・プロレス系のポスターを貼っておく。偽物で良いから、手作りの昇段試験合格の認定証を貼っておく」
靴はディスカウントに行けば安価で買える。
8・・・2階以上「1階は侵入されやすい。ベランダに居る時間を短くするために、洗濯機は部屋内に置くタイプを購入する」
9・・・自転車「女性用はやめて、男性が乗っている、シルバー色・24インチのママちゃりにする」
部屋に侵入しょうとする犯罪者に対して、「この部屋には、体格の大きい男性が一緒に暮らしているんだよ!!。
入って来たら怖いぞ〜」と、犯罪を抑制させることがポイントになる。
追記・・・現職時代に繁華街を管轄する私服刑事が「犯罪者の標的になると、警察官でも犯罪を完全に防ぐことは出来ないんですよ。目立たない事が、大切ですよ」と教えてくれた。
街中で、派手な服装だと、犯罪者達に目を付けられて、自宅までストーカーをされてしまう。無難な服装を身に付けることも大切だ。
もみじマーク・義務化へ [2008年05月26日(Mon)]
「ハンドル操作・アクセルとブレーキの踏み違い・他」等、運転技能が衰えたお年寄り側に、一方的に原因がある、悲惨な交通事故が続いて発生している。
6月1日から、改正・道路交通法により「75歳以上のドライバーに、高齢者マークの表示が、義務化」される。
「ピーポー・ピーポー・ピーポー」緊急走行中には、救急車の前後左右に、「高齢者マークを付けた車両がいないか」を、常に確認している。
街中を走っている運転手さん達は、「緊急自動車との遭遇を、全く予測していない」と思う。
緊急走行中に、「高齢者マーク」を付けた車両を見つけると、「ピーポー・ピーポー・ピーポー」の刺激を受けたお年寄りが、「頭が真っ白になって、パニック状態に追い込まないように数々の工夫」をしている。
具体的には、次の通りだ。「速度を落として、長い車間距離を取り、後ろから追い込まない」。「う〜・う〜・う〜」モーター・サイレンを最小限に控える。「前照灯を上向きから下向きに切り替える」他等だ。
「緊急走行を行っている救急車側で、お年寄り達の安全策を講じている」現実がある。
救急車の運転席から、車に目印となる「高齢者マーク」を付けていないと、「お年寄りか、若者か」判別が出来ない。
現時点では、車に高齢者マークを付けているお年寄りは、約4割しかいない。
「俺だけは大丈夫だ」と言わないで、運転技能が衰えているお年寄り達の安全は、「高齢者マーク」を付けることからだと思う。
緊急走行に、ご協力と理解を [2008年05月25日(Sun)]
「ピーポー・ピーポー・ピーポー」24日のお昼頃、中央自動車道下り・追い越し車線を、約90〜95キロで緊急走行中だった。
1台の乗用車が、左車線から、救急車の直前に割り込んで来た。
数十メートル先でスピードを落として、赤いブレーキランプを数回点滅させてから、スピードを上げて視界から消えていった。
これから、行楽地に行くのだろうか、乗用車には大人2名・子供2名、合計4名が乗っていた。
救急車に対する「抗議・いゃがらせ」なんだろう。
「ちんたら・ちんたら、走るんだったら、最初から左を走れ!」と窓越しに怒鳴られた事もあった。
高速道路を緊急走行する救急車は、どうして、「追い越し車線側を走行する」のだろうか。理由は、次の通りだ。
「走行車線を走行している車両には、「高速道路の最低速度60キロ付近」で、ゆっくりと走っているお年寄り達が意外と多い。
救急車が走行車線に入ると、避譲する逃げ場として、高速走行の追い越し車線側に、追い出してしまう結果になってしまう。
無理して、左から右車線に移る際に、大きな速度差から、高速走行の車両に追突される危険が発生する」からだ。
走行車線を走る車が少なくて、長〜い車両間隔が空いていれば、走行車線を走るように努めている。
子供達は、「救急車・消防車・パトカーが大好き」だ。
「大好きな緊急走行中の救急車に対して、お父さんが妨害走行をした。しっかりと見ていた後部座席の子供達に、お父さんは何と話をするのだろうか」。

追記・・・緊急自動車は一般車両と異なり、最高速度に特例が設けられている。道路交通法施行令では緊急自動車の最高速度は、「一般道路は80キロ・高速道路は100キロ」だ。
救急車の到着が遅れる、意外な原因 [2008年05月24日(Sat)]
「ピーポー・ピーポー・ピーポー」後方から、救急車の接近を知った一般車両の避譲方法に、「2通りの動き」がある。
1・・・「道路交通法通りに、早目に左ウインカーを出して、早目に左車線へ移ってくれるので、救急車が車線変更しないでスムーズに通れる。ロス時間もなくて、運転のリズムを保てる」。
2・・・「走行中の車線に停止したままで避譲してくれないので、救急車が動くしかない。
一旦、左車線に車線変更して、追い越してから右車線に戻る。
この間の、約5秒前後のロスと、運転リズムが崩れてしまう。
自身の運転リズムに戻す為に、余計な時間とエネルギーを要してしまう」。
通り過ぎながら運転席を覗くと、上記「1は、若者。2は、お年寄り達」に区分が出来る。
例えば、救急現場まで「2」に該当する、5台の車両に遭遇したとして、ロスの時間を計算してみる。
「5秒×5台=25秒」
1分1秒が生死を分ける救命救急の現場では、大きなロスの時間だ。
高齢化社会に入り、更に「2」に該当する車両が増えてくる。
二次災害の発生 [2008年05月23日(Fri)]
「ピーポー・ピーポー・ピーポー」農薬自殺を図った男性が救命救急センターに搬送されてきた。
「救急処置室内で、男性の嘔吐物から、約50人が体調不良を訴える有毒ガス」が発生した。
有毒ガスを吸い込んだ医療スタッフの体調不良と、清潔区域の汚染から、救命救急センターの機能が一時的に停止してしまった。
「揮発性が高く、7度で気化して、有毒ガスを発生する」男性が飲んだ物は、医薬用外劇物の農薬と判明した。
人体の体内温度は約37度だから、7度で気化するので、飲み込むと直ぐに消化器系「口・食道・胃」で気化して、有毒ガスが発生する。
薬品名からインターネット検索した。
応急処置として「呼吸が停止している時には、ただちに人工呼吸を行って下さい」と記載されていた。
医薬用外劇物の農薬を飲み込んだ人に対しての、「口対口」の人工呼吸は、非常に危険だ。
理由は、次の通りだ。
例えば、「貴方の前で、知人が倒れていたとしょう」。
貴方の口を、知人の口に密着させて、貴方が空気を送り込むことが「口対口」の人工呼吸法だ。
仮に、知人が、今回の「医薬用外劇物の農薬を飲んでいたら」貴方の命はどうなるっていただろうか。
貴方が人工呼吸中に、「知人の体から出て来た、有毒ガスを、貴方が吸い込んでしまう危険が大」だ。
貴方が、巻き添えになってしまう二次災害が発生する。
現職時代には、農薬を飲み込んだ自殺現場にも遭遇していた。
自殺現場は、「薬・ガス・農薬・他」何を体に入れたのか、正確には何も分からない救急現場がほとんどだ。
救急隊員は、救急現場では「口対口」の人工呼吸は絶対に行わない。人工呼吸用・アンビューマスクを使っていた。
だから、貴方も、「感情的にならないで、冷静に動いてほしい」。
明け方の救急現場 [2008年05月22日(Thu)]
媒新聞の「くらし面」で、「夫婦円満別寝派」が増えていると紹介していた。

「生活リズムの違い。独りの空間で、自由に過ごせる精神衛生上プラスの要素が多いんです」と、メリット面が掲載されていた。

「ピーポー・ピーポー・ピーポー」
「朝、主人を起こしにいったら、もう亡くなっていたんですよ」夜明けの、救命救急センターの待合室で、何十回も聞いてきた言葉だ。
「夫婦の片方が亡くなっていた」別々の部屋で、寝ている夫婦の、明け方の救急現場の特徴だ。
貴方が「睡眠中に、体の異常事態に目覚めた」としよう。
「麻痺してしまった体で、人生の連れ添いに対して、自身の人生最後のエネルギーを使って、助けを求めた」が、別室で睡眠中だから気付いて貰えない。
「凄く悲しい気持ちの中で、呼吸と心臓は動きを止めてしまう」と思う。
貴方は、どう思いますか。「ご夫婦が、同じ部屋で寝ていたら・・・」・「ご主人の異常事態に気付いていれば・・・・・ご主人はもしかして、助かっていたかもしれない」、救急隊員達は絶対に口に出さない。
下を向いて、悔しい思いを噛みしめるだけだ。
救命の現場には、「・・たら。・・れば。・・かもしれない」はない。
自身は、「夫婦は、同じ部屋で寝る派」だ。
家内は実家の名字を、結婚を期に自身の名字に替えてくれた。
「家内を絶対に守る」、男としての責任があると思っているからだ。
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