心の救急ケア

9月19日13時20分
京王南大沢駅から 羽田空港へ 空港バスで出発
中央道下り 調布インター付近で
「前から きたーッ！」
「ピーポー ピーポー ピーポー ピーポー ピーポー」
赤色灯を回し ライトアップ
東京都福祉保健局・精神科救急車（新型キャラバン）
緊急走行2台が「アッ！」と言う間にすれ違って後方に消えた。

東京都福祉保健局の精神鑑定は
都立病院以外に
1・「多摩分室」
2・「下谷分室」の2箇所と
他に 警視庁・警察署・取調室内で行われています

平日は5台で 週末と祝日は 3台で可動しているので
すれ違った2台は進行方向から推定すると「多摩分室」へ
1台は荏原で待機か 「下谷分室」かもしれない。

みっちゃんと長男が お仕事をしていた時には 契約社員だったが
いまは救急協会に所属する
東京消防庁OB救急救命士達のみが 専従で採用されでいて
他の職種に比べて人気があり 1年待ちとのことです。

緑色銀杏マークの救急車の
運転席と鉄板と強化プラスチックで隔離された患者室には
救命資器材満杯の救急隊と違って 2人の登録看護師を乗せ
包帯1本も置いていない ストレッチャーだけの空間で
「措置・医療保護」が決定した患者を ただ 緊急搬送するだけ

みっちゃんが
以前から 自宅出しの精神病院への お仕事は受けないのは
約3年半余り 鑑定所・警察署から精神病院へ搬送した道中
「網入りガラスを ひと蹴りで破壊した小柄な女性患者等々」
興奮状態に陥った 数え切れない患者達を見てきた結論です
だ・か・ら
精神病院ソーシャルさんは安易に
「何の資格も無い素人の業者に 移送依頼してはいけない世界です」


山手トンネルを通り抜けて 雨の羽田空港に到着すると
ロビー案内板に
「鹿児島行きの最終便は 台風の影響で欠航になりました」と

家内の機転で
日本航空の最終便の1便前（17時15分）に変更したが
台風16号の影響で
行き先は福岡空港か
羽田空港に引き返すかもしれません
とのことで出発

厚い雲の上は順調だったが
宮崎から着陸態勢に入り
少しずつ高度を下げると
「すとーん」と急降下する
ジェットコースターの世界

「機内のドクターコール」はなく
全日空か日本航空
以外の格安航空会社だったら
便の変更が叶わなかったと想う。