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「そうかもう君はいないのか」 [2016年09月02日(Fri)]
日本列島の秋の虫が鳴いてる
あのシュートは
はいっていた
はいっていた
はいっていたと

昨夜のワールドカップ・アジア最終予選 「日本対USA」
後半32分
浅野琢磨の左足ボレーに
USAゴールキーパーは下がりながら 左手で弾き出したが
その前に サッカーボール 2ツ分は 確かに入っていたが
主審は まさかの 「ノーゴール」



「そうか もう君はいないのか」
城山三郎さんが
2000年に亡くなった 愛する奥様への追悼文の作品です

いま 緩和ケア病棟から一時帰宅のご依頼を頂くと

泣いても喚いても もう2度とない
ご家族様だけで過ごされる人生最後の一時帰宅の時間帯
この時間帯に ご家族様の分だけ百貨店の高級毛布で
「愛着のある毛布」を手作りしませんかと提案しています

その理由は

例えば
お爺ちゃんが 残された時間を告げられた患者様だとしょう

目に入れても痛くない子や孫が
これから長い人生の中で
絶望や途方もない困難や哀しみを前にした その時に
「愛着ある毛布」を被って 思いっきり泣く為なんです

ある患者様は
「うん 分かった」と
ある百貨店外商部に 子や孫の分の高級毛布を手配された
そして 一時帰宅の当日
ご自宅和室の敷き布団に横になられた患者様のお身体の上に
約5分おきに毛布を交換して
子や孫の分の「愛着ある毛布」を手作りをされたンです。

どうして
百貨店の高級毛布かと言うと
長い歴史がある百貨店が扱う 高級毛布は それなりの高額だが
次の世代にまで 引き継がれる価値があると想うからなんです。

昨日から始まった
乳がんで闘病中のフリーアナウンサー小林麻央さんのブログは
「愛着のある毛布」と同じように
親が子に残す「愛着のあるメッセージ」だと想うのです。
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