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「巡航速度が速い高速でひとたび事故が発生すると」 [2016年07月18日(Mon)]
「ピーポー ピーポー ピーポー ピーポー ピーポー」
明け方の救急要請の中には
暑苦しいからと 扇風機の風を一晩中受けて寝ていた傷病者も多く
共通点は 風が吹いているプールサイドで震えている人の唇と同じ。

原因は 扇風機の弱風や窓から入ってきた冷えた夜風ではなくて
寝ている時に体温の調節機能が低下してい時間帯に風を浴びて
気化熱で 身体の体温を奪われて 体温が下がったことなんです。
ちなみに
体温が下がっているかは 「唇の色を見れば直ぐ分かりますよ」
読者が これから先に エアコンは嫌だからと 扇風機の弱風でも
身体に直接ではなく 壁に向けて 跳ね返ってくる様にしたら良い。


「ピーポー ピーポー ピーポー ピーポー ピーポー」
緊急走行している救急隊に積載されている各種の資器材は
車検積載重量から 命を救う為に必要最低限のモノなんです。

いま 自宅用ガレージに駐車している「介護タクシーみなと」
常にハイオクガソリン満タンのアルファードの空間の車内は
他移送車両ハイエースやキャラバンと比べても 可なり狭いが
1・吸引器・(2)
2・酸素ボンベ1500(2)・500(4)
3・黄色スクープ
4・その他 自身が使い慣れた東京消防庁救急隊と同じ資器材等々
移送中の患者様の命を救う為に最低限のモノを積んでいます。

その中でも特に
1・吸引器2基の理由は
患者様の容態変化時に必須の吸引器が 万が一 故障したら命取りなるので
部品を交換をする為に 同型の吸引器をもう1基積載しています。

2・酸素ボンベが多い理由は
例えば 酸素吸入中の患者様の移送
市街地から離れた携帯が通じない 圏外表示の高速区間を走行中に
前方で死亡事故が発生したのを知らずに直近出口を通過したころ
ラジオで配信されている道路交通情報や電光掲示版で事故を知るが
渋滞につかまって そして長い時間の通行止めに巻き込まれても
「酸素ボンベが空になりました」とご家族様に決して言えない。
例え 救急要請をしょうにも 携帯圏外区域だからつながらない。

交通情報画面の山間部高速道路上に 通行止め表示を見付けると
患者様を移送中の介護タクシーや民間救急が渋滞に巻き込まれ
立ち往生していないか 他人事なのに心配してしまうンです。
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