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「35年目の夫婦生活に入りました。」 [2016年02月11日(Thu)]
「建国記念の日」の今日は 34回目の結婚記念日で
そして 35年目の夫婦生活が始まりました。


半年に1回 脳梗塞後の状態を確認する約20分余りの「MRI検査」
その後に 画像を見ながら脳外科医から説明を頂いているが
画面には「痛み 痺れ 」などの心的な状況は現れないンです。


痛みと言えば 転院搬送の「骨盤骨折」の男性の患者様
担当看護師さんが ほんの少しだけ身体に触れるだけで

「痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!」

お手伝いに駆けつけていた看護師さん達も少しずつ減り
担当看護師さんと 長男と自身の3人だけになった。

患者様は 痛みとの折り合いをつけながら少しずつ動いて
ベットからストレッチャーまで所要時間は約30分余りで
転院先の病室でも ストレッチャーからベットまで同時間
「痛みは本人しか分からない」ので 周りは見守るしかない。


別件の依頼で 相談室のソーシャルさんから提供された
「ベットからストレッチャーに移す時に気を付けてネ」
患者様の最小限の個人情報に基づいてイメージを繰り返す。

患者様は数多くの癌の種類
その中でも 疼痛緩和のモルヒネでも効果が薄い「骨転移」
「骨盤骨折」と同様に 少しの刺激で激痛が全身に襲いかかる。

「患者様のお身体の下に差し入れているバスタオル」
これまでの流れでは お身体を左右に横にしているが
転院先のベットで バスタオルを抜く手技でお身体を左右に
合計で2回も 患者様のお身体を左右にしないといけない。

「自分達のバスタオルだと2回」

「ご家族様のシーツだと1回」

結果的には 自身達のバスタオルを使ってのトランスとなったが
病室ベットのご主人様の穏やかな寝息に安堵された奥さんから

「激痛の主人を どうして動かすか昨夜は一睡も出来ませんでした」
「痛いと 一言も有りませんでした。本当に有難うございました。」と

これからも 夫婦生活と同じように
「ていねいに ていねいに ていねいに ていねいに」だ。
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