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思うこと(その3)『何も言えない赤ちゃん』 [2015年07月18日(Sat)]
2015062420420000.jpg6月26日ブログ『一緒に居て下さ〜い』
病室では額に縦シワの苦悶表情だったのに
一時帰宅ではお釈迦様に変わった表情の患者様
『翌日の夕方に天国に旅立たれたました』と
昨日の相方さんから知らされました


『ピーポー!ピー・・・・・・・・!』
夜7時頃にサイレン音色が止まった救急隊
再び鳴り始まったのは夜8時20分過ぎで
もしかしたら収容先病院が無かったのだろう


自身のブログに永遠に遺したい人物の3人目は
D救急隊長の石郷岡さん
本署車庫で救急処置訓練中に心肺停止となり
救急救命センターで『心不全』と診断された
将来の東京消防庁救急隊を牽引していく人財で
遠く離れた地方での救急隊員シンポジウムには
自費で出掛けて自己啓発を行っていた人物だった


『ピーポー!ピーポー!ピーポー!』
赤ちゃんに対して心肺蘇生処置を行いながら
救命救急センターへ緊急走行中

『ギンギンギラギラ』真夏日のお昼過ぎ
母親は赤ちゃんを寝かせたベビーカーで散歩中に
擦れ違ったママ友から
『赤ちゃんの様子がおかしいよ』と言われて
ベビーカー内で真っ赤になっていた赤ちゃんは
抱上げてもぐったりして目を開けてくれない容態

救命救急センター待合室で看護師さんが
母親に事故発生時の状況を聞いていた

母親の話しの中で最も気になったのは
赤ちゃんの容態が悪くなっていたのに
『赤ちゃんがおかしいよ』と言われるまで
どうして母親が気付かなかった点だった

ベビーカーに救急ヘルメットを置いて
手すりハンドルを両手で握って膝を曲げて
視線を155センチの母親の高さにすると
『アレ!見えないぞ』ベビーカー内に置いた
救急ヘルメットが全く見えないのです

日除けフードと背面式ベビーカーの為に
母親の視界が遮られて
赤ちゃんの容態が悪くなったのに気付かなかった

もし
ベビーカーを常に赤ちゃんの様子を見守られる
『対面式』にしていれば防げた事故だがもう遅い
更に
前からの意図した犯罪行為に無防備な
『背面式』なのはどうしてナンだろうか
ウォーキング中に擦れ違うベビーカー
約90%余りが『背面式』にしていている
更に
お母さんの耳にはウォークマンのイャホンだ
この状態では赤ちゃんの異変の把握は無理だ
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