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『事故の当事者になってはいけない』 [2014年07月05日(Sat)]
2012031918140000.jpg『おはようございます』
『おはようございます』
雨が降り続く今朝(5日)
橋本駅前図書館の入口前には長〜い行列あり
デパートと同じように
入口で挨拶をしているスタッフの配慮だろう
9時30分よりも3分前に自動扉が左右に開いた

救急隊の体験から得た貴重な教訓があり
個人では手を出してはいけない職種があると想う
お断り!『以下の内容は自身の見解です』

諸々の事情から全ての職種はお伝え出来ないが
此までに救急配信としてお伝えしている
(1)・個人宅内から精神病棟までの搬送
(精神科病棟からの出しは除きます)
(2)・身体が未発達の幼子を預かるベビーシッター
そしてプールの季節を前にした
『プール監視員』もそうなンです

救急隊時代には
学校や事業所からの応急手当ての依頼を受けて
参加した教職員等には心肺蘇生処置の指導を行った
その時の経過は以前にお伝えしてある

名古屋市の中学校で男子生徒(13歳)が
2日の体育プール授業中にプールに飛び込んだ時に
プールの底で頭を強く打って首(頚椎)を骨折して
首から下は麻痺が残って動かせない容態になった

飛び込み事故を防ぐ為に国の学習指導要領により
2年前の2012年以降は小中学校の
『水泳の授業中には飛び込みは禁止』されているが
教師は『禁止とは認識していなかった』とのこと
この教師に対して
これからの生徒と親御さんの長〜い人生を前に
やりきれない想いになる

首(頚椎)には積木状の7個の骨があり
中央の空間部を脳からの指令を伝える
細〜い電線(神経腺)が通っていて
何らかの要因で電線が切れたり損傷すると
上から(1〜4)では呼吸停止や即死
(5〜7)だと身体麻痺等が発症するンです
自身の推測だが
中2の生徒は(5〜7)を損傷したンだろう


『ヨイショ!』
いま病室のベッドからストレッチャーに
誰かの掛け声で患者様の身体だけを持ち上げて
首は下がったままで移す業者を見掛けると
何ンにも指摘しない看護師達にレッドカード

自分達が人手間かけて
患者様の背中にバスタオルを敷いて
患者様の首を自身の右手で支えながら移すのは
骨粗鬆症で脆(もろ)くなっている頚椎と脊髄等
外見からは見えない神経腺を傷付けない為なンです

万が一
プール監視中に飛び込み事故が発生した時から
家族の立場からみれば
プール場アルバイトの立場から事故の当事者になり
そして
救急隊が到着するまでの応急手当ての処置等に対し
怒りと深い哀しみのご家族達の心情が落ち着いて
ある程度は納得出来るまでの何百回もの繰返し説明
平行して精神的苦痛を負う人生になる可能性がある

『介護タクシーみなと』
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