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幼児の寝冷えを心配する親心 [2009年07月19日(Sun)]
昔、母親が
「寝冷えをすると、身体が冷えて、風邪を引くから」と
背中にタオルを入れてくれた記憶が残っていた。
子供達は、眠る前に
「背中にタオル入れて」と、お気に入りのタオルを持ってくることが習慣になっていた
『翌朝、タオルに触れると、寝汗の湿り気を感じて』健康状態を確認していた。

北海道大雪山系のトムラウシ山で縦走ツアー客の遭難事故で
道警新得警察署は
死亡した8人の死因は
司法解剖の結果、いづれも「凍死」だったと発表した
「凍死」とは
低体温症で亡くなることを言います
それでは
「低体温症」とは何だろうか
低い外気温などで、身体の中心温度が30度以下に下がり、25度以下だと死亡する場合が多いと言われています。
自身は現職時代に、冬場の救急現場で「低体温症」の傷病者を緊急搬送した事を憶えている。
気温がそれほど低くなくても
「強風や、身体に付着した水分が蒸発する際の気化熱が体温を奪う」
遭難した登山者の体感温度は
「氷点下5度以下まで下がっていたのでは」と推定しています

次に解剖生理の話をします
人の身体は、他の生物と違って体温を保つ毛皮を身につけていないんです。
その代わりとして
汗腺が発達して、夏の暑さにも耐えられる皮膚を持っています。
夏には、夏用の皮膚になっていて、汗腺からの水分が蒸発する際に、熱を奪って皮膚の温度が下げてる働きをしてくれるんです(気化熱)。
その時に、場違いの寒い環境下におかれてしまうと
自律神経の中枢である「視床下部」が影響を受けて末梢血管は冬でもないのに、熱を奪われないように急いで縮めてしまうんです
寒い環境下の例として
『寒い!』効きすぎのエアコンの事務所で、保温用毛布を使っている人達を見かけませんか。
その結果、血液の循環が悪くなり、呼吸、心臓の機能が低下して、最悪の場合、死に至ることがあるんです。
「低体温症」、僅か四文字だが怖い症状なんです
それでは
身近にある低体温症とは何だろうか
数多くありますが、『幼児と扇風機の風』を例にしてお伝えします
まず最初に、自身の皮膚に触れて欲しい。
目には見えないが皮膚の表面には
体温調節の為に汗を出す汗腺があるんですよ。
汗腺の数は、幼児期頃までに定まって、それ以降は増えないんです。
『身体が大きくなっていくと、汗腺の密度は減少していくんです』。
逆からみると
『幼児達は、身体の大きさの割りには、汗腺の数が多くので、外からの影響を受けやすいんです』
その時に
『扇風機の風を当てられ続けたとしたら』・・・・続く
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