通り抜ける自然の風に癒されて
[2009年07月16日(木)]

人工呼吸器の患者さんが
半年ぶりに自宅に戻ってきた
エアコンが効いている車内で
約2時間の移送だった
後部の扉を開けると
『むあ・・』
熱気が車内に入ってきた
ストレッチャーの患者さんも苦しそうだ
エレベーターの専用鍵を使い
高層階まで一気に上がる
部屋は
一足先に上がった家族が
南北の窓を開けてくれて網戸になっていた
『おっ!』
心地好い
天然の風を肌に感じる
「ふ〜ぅ」
吸引を終えた人工呼吸器の患者さんも
『高尾山』からの
心地好い風に身を任せている
『本当に、気持ちよさそうだ』
「ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ」
脈拍と酸素飽和度の数値も正常値を示している
『良かった、良かった』
「お大事にして下さい」
全てが穏やかに終わり
自身達は
通路で
患者さんと
同じ風で癒されている



