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平成25年度 障害者雇用促進計画検討会議 2回目 [2013年08月29日(Thu)]
京都府の第二回「障害者雇用促進計画検討会議」が午前中開催されました。
やはり、今回も、2時間の会議のうち、50分程度は配布資料についての説明。委員は1回きりのコメントで終わりました。

ただし、事前の資料送付を依頼したので、昨日の午後には議論課題にかかわる府の中間案だけは送ってくださいましたので、少しはそれについて考え、自分なりの意見を多少整理して参加することができました。
それでも、委員の中には、障害者を囲む雇用情勢や福祉就労について詳しくない人もいらっしゃるので、ほんと、その場で、9月の議会にあげる施策について妥当な意見を言うのは決して簡単なことではないだろうと思います。
本当の課題を見極めて、責任もった意見を言うには、やはり、あと3回くらい集まって意見交換しないと、時間がない!というのが正直な気持ちです。

府からは、中間案策定に向けての視点として以下の点が提示され、
1.企業との協働による雇用の場の創出・拡大
1)障害者雇用に関わる企業理解・取り組みの促進
2)従業員の就労から雇用管理まで総合的なサポート体制の創設
3)特例子会社制度の設立促進
4)商工施策との連携による障害者雇用促進
2.障害者に対する支援メニューの充実・多様化
1)「はあとふるジョブカフェ」を中心とした府の相談・支援体制の維持・充実
2)地域に根ざした支援体制の充実
3)高等技術専門校を中心とした人づくり(業務スキルや職場適応力の向上)
3オール京都での一体的推進体制の強化

数値目標としては以下が案として挙げられていました。
@法定雇用率達成企業の割合
A特例子会社の新規設立
Bはあとふる認定企業数
C京都府関連施設での就職内定者
D福祉的就労から一般就労への移行者


個人的には、以下について検討していただくことをお願いしました。
@採用側からの視点
障害者が働きやすい職場は、障害の有無に関わらず、誰もが働きやすい職場だろう。そういうところを見つけて、障害の人への理解を促進し、企業現場での仕事の切り出しを行って、障害者雇用を提案できるような人が必要。そういうコーディネイトできる人は、簡単に見つかるものではなく、長期的に保障された雇用契約のなかで、企業と関係をつくりながら育つもの。そういう人材に投資をして欲しい。
A送り出す側(福祉施設)
職員の人が、就労させることに意識をもって、働く上で必要になる基礎訓練を事業所でやれるような生産活動内容になっているかは、事業所によって温度差が大きい。福祉サービスを提供していた人に、今ハローワークで提供しているような支援員研修では、企業への就労への橋渡しができるようになるとは思えない。プロをいれるなど、この点の改善を期待したい。
B就職する側
定着支援のためのピアサポート、相談体制、先輩との交流会などを整備する。
Coordination Meeting for the Research on Entrepreneurship Initiatives in APO Economies [2013年08月23日(Fri)]
カンボジア、プノンペンのカンボジア日本人材開発センターにて、国際機関APO(アジア生産性機構)のアントレプレナーシップ実践調査のためのアジア会議が8月21日から23日にかけて開催されました。
当センターは日本のNational Expertとして他のカンボジア、インド、インドネシア、台湾、タイランド、パキスタン、フィリピン、7カ国のNational Expertsと一緒にリサーチに参加していいます。Chief Expertの矢作恒雄先生は、当センターがこの事業に15年前関わるきっかけになった起業家教育の報告書をまとめられた方で、ご一緒に仕事ができる縁に感謝です。

会議での議論で、国の発展レベルで必要になる具体的な起業支援は異なっても、社会としてあらゆる分野でのアントレプレナーシップの必要性は共通しています。文化を創出する教育やそれを実現する政治でのイノベーションなくして、アントレプレナーシップ溢れる社会はつくれないという思いも共有しています。
アメリカ的な金銭的利益の成功の軸では測れない、アジア的なアントレプレナーシップの推進政策について、国の持つべきゴールとともに議論できたことは大きな成果となりました。

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舞鶴市立和田中学校 合同研修会 [2013年08月19日(Mon)]
今年始めて事業に参加される和田中学校の研修会を、協力施設の介護老人保険施設のアザレア舞鶴で開催しました。この施設は舞鶴湾を正面に望める立地で、木のぬくもり溢れる施設は明るくて、綺麗に整理整頓されていて、とても快適!

始めての実践だということや担当されるのが初任の先生方ということもあって、学校のほうは不安もおありのようでしたが、ワークショップでの意見交換で施設や社会福祉協議会の方々から貴重な助言をいただき、安心されたご様子でした。

12時間という短い取り組み時間のなかで、生徒さんに活動へのモチベーションをもってもらうように授業するのは大変かと思いますが、ここは先生の指導力に期待したいと思います。ベテランの施設職員や包括センターの講師の方々などのご支援を得て、きっと素晴らしい活動になることと思います。

平成25年度 障害者雇用促進計画検討会議 1回目 [2013年08月13日(Tue)]
京都府の「障害者雇用促進計画検討会議」に参加しました。
私は始めての参加ですが、障害者の就労支援プラン策定は今回で三回目とのことで、府では、今後2年間で法定雇用率2%を達成するための様々な取り組みも含め、障害者の社会参画の促進を目指しています。

2時間の会議でしたが、最初の一時間は、事務局の方からの膨大な資料の説明で終わり、あとは、各委員から数分一言ずつコメントを言うという形で、あっという間に終了。

皆さんのコメントであったのは、
・京都には3つしかない特例子会社を増やす
・雇用率未達成の企業への働きかけの強化
・民間企業の方に、もっと特例子会社などを訪問するなどして障害者雇用についての理解を深める機会をつくる
・支援学校から就職できるような支援体制や学校での訓練内容の見直しも必要
・障害の特性にあった臨機応変な働き方を支援することが大事
・就職した後のフォローが大切。福祉施設やジョブコーチなどと連携した支援が必要
・精神の方は、医療機関との連携をして、薬漬けにならないように、早い段階でリハビリテーションを受けるなどして就職への道を開くことが大切

私からは、特に、支援機関が多数ありますが、それぞれがどのような役割を担っているかが不明確な部分があるので、せっかくの支援が生きるように、各自の役割分担を明確化するか、利用されてない支援をやめ、必要な支援を強化するなど、福祉支援の分野のリストラクチャリングが必要ということをお話しました。

次回は29日ですが、もう少し深まった議論ができることを期待したいと思います。

役所の会議では、毎回、当日分厚い資料が渡され、それについての事務局からの説明をうける時間が必ずあります。時間が限られているので、ある程度の役所のほうでの誘導が必要なのは理解できるのですが、前もって委員に資料を送付して、見ておいてもらってから会議で議論をしないと非効率すぎる!

また、10人の委員+オブザーバーいれても女性が私一人というのも、なんだか寂しい限りです。各団体の役職の方にとなると、どうしても男性になるのでしょうが、現場で障害福祉を支えているのは、実は多くが女性。やや割り切れない気持ちです。

そして最後に、毎回書く謝金の委任状。こういう委員の謝金は個人宛が前提のようで、私のようにNPOの口座に入金してもらう場合は別途委任状を書く必要がでてくるのですが。本来、特定の組織の役員としてその委員になっているのだから、これって反対ではないでしょうか?組織に入金せず、個人でもらう場合だけ委任状にするというのが本筋のように思いますが。委員になる度に、同じ委員会でも年度ごとに委任状書いて提出は、お互いにとって手間なように思います。

いずれにしても、座席の座り方や座長の議論の振り方も含めて、役所の政策や予算の決め方・議論そのものがまずリストラクチャリングが必要ではないかな?と思ていますが、変わりませんね(苦笑)。
平成25年度 第4次京都府雇用創出・就業支援計画推進会議 1回目 [2013年08月08日(Thu)]
本日は、第4次京都府雇用創出・就業支援計画推進会議の第一回目が開催されました。

第四次計画は、26年から29年までの4年間の計画になります。大きな課題としては、今年68億も出ていた緊急雇用予算が26年からなくなるということで、事業の精査をする必要があるということ。

ただし、30ページほどの資料がその場で渡され、事務局から事業の概要説明があった後に、委員で議論しますので、90分の会議時間はあっと言う間に過ぎてしまいます。委員一人に一回発言時間があれば良いくらい。。

そんななか、新しい委員から大事な視点でのお話もあり、今後の方向性としては、”仕事がない人を支援する”という結果対応の視点から、戦略的に”次の世代の産業社会や地域づくりを担う人をどう育てるか”という視点が重要だろうなと思いました。
そのためには、やはり、職業訓練が時代に合わせて臨機応変に変化できるような仕組みと訓練の中身の指導員の質の保障が必要です。また、教育との連携は不可欠。同時に、地方の衰退がひどいなが、自営型暮らしを希望する人への移住支援が大事だろうと考えています。

残念ながら、会議で議論する時間はありませんでしたが、後で、担当者の方に訴え(笑)ました。

それにしても、なんと多くのお金が雇用支援に使われているのかと毎回ながらびっくりです。これを、工場の海外移転を止めるための助成金に回して、国内での仕事づくりに回したら、持続的な効果がもっと得られるようにも思います。難しい問題ですが。
アジア大会の記事とトロフィー [2013年08月08日(Thu)]
高校生のビジネスアイデア競技のアジア大会(Asian Scinece Enterprise Challenge)で優勝したチームの記事とトロフィーが届きました。

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京都市立大宅小学校 合同研修会 [2013年08月07日(Wed)]
山科区にある京都市立大宅小学校も、今年始めて「次世代の担い手育成事業」に参加。でも、ここの藤村校長先生は、本事業を5年前に実施したときの京都市立養正小学校の校長先生でした。
事業の教育効果を実感してくださっていて、大宅に赴任されて2年目の今年から、この学校でも本事業に参加してくださることになりました。

ただし、この学校は4クラス。山科区の社会福祉協議会の方の多大なご尽力があってなんと16の施設が体験活動を受け入れてくださることに。大感謝です。

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<ご協力いただく施設>
 ・ 社会福祉法人勧修福祉会 特別養護老人ホーム長楽園 
 ・ 社会福祉法人青谷福祉会 特別養護老人ホームヴィラ山科
 ・ 社会福祉法人緑寿会 特別養護老人ホーム山科苑
 ・ 社会福祉法人勧修福祉会 京都市勧修老人デイサービスセンター
 ・ 社会福祉法人京都市社会福祉協議会 京都市山科老人デイサービスセンター
 ・ 社会福祉法人緑寿会 京都市日ノ岡老人デイサービスセンター
 ・ 社会福祉法人洛和福祉会 洛和グループホーム音羽
 ・ デイサービスセンターひびき
 ・ 医療法人医仁会 介護老人保健施設いわやの里
 ・ 一般社団法人愛生会 介護老人保健施設おおやけの里
 ・ 医療法人稲門会 介護老人保健施設アビイロードやましな
 ・ 社会福祉法人積慶園 山科積慶園デイサービスセンターぬくもり
 ・ 社会福祉法人レモングラス 特別養護老人ホームそらの木
 ・ 社会福祉法人京都身体障害者福祉センター 京都市山科障害者授産所
 ・ 社団法人京都手をつなぐ育成会 山科工房
 ・ 社会福祉法人ミッションからしだね就労継続支援B型事業所「からしだねワークス」
舞鶴市立倉梯第二小学校 合同研修会 [2013年08月06日(Tue)]
今年始めて「次世代の担い手育成事業」に参加される倉梯第二小学校にて、先生と協力機関の方々と合同研修会を行いました。
舞鶴市社会福祉協議会さんが調整してくださり、特別養護老人ホーム真愛の家寿荘のデイサービスと特養で4年生の2クラス45名の児童達が2日に分けて、取材や職業体験でお世話になります。
疑似体験では、ボランティアグループ「ハーネス」や舞鶴市身体障害者福祉センターにもお世話になります。
孫や子供がここの学校でお世話になっているからという方もいて、本当に地域あげての学校教育支援で、気持ちが暖かくなりました。
京丹波町立和知中学校 [2013年08月01日(Thu)]
「次世代の担い手育成事業」に参加される京丹波町立和知中学校を、京都府社会福祉協議会、京丹波町社会福祉協議会和知支所と南丹保健所の職員の方々と一緒に訪問。
秋の授業に向けての打合せを教頭先生と行いました。中学校では、なかなか時間の確保が難しいなか、体験学習も取り入れた形で授業計画をたて、地元の社協のご尽力で良い活動ができそうです。