• もっと見る

<< 2013年08月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
リンク集
https://blog.canpan.info/entreplanet/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/entreplanet/index2_0.xml
平成25年度 障害者雇用促進計画検討会議 1回目 [2013年08月13日(Tue)]
京都府の「障害者雇用促進計画検討会議」に参加しました。
私は始めての参加ですが、障害者の就労支援プラン策定は今回で三回目とのことで、府では、今後2年間で法定雇用率2%を達成するための様々な取り組みも含め、障害者の社会参画の促進を目指しています。

2時間の会議でしたが、最初の一時間は、事務局の方からの膨大な資料の説明で終わり、あとは、各委員から数分一言ずつコメントを言うという形で、あっという間に終了。

皆さんのコメントであったのは、
・京都には3つしかない特例子会社を増やす
・雇用率未達成の企業への働きかけの強化
・民間企業の方に、もっと特例子会社などを訪問するなどして障害者雇用についての理解を深める機会をつくる
・支援学校から就職できるような支援体制や学校での訓練内容の見直しも必要
・障害の特性にあった臨機応変な働き方を支援することが大事
・就職した後のフォローが大切。福祉施設やジョブコーチなどと連携した支援が必要
・精神の方は、医療機関との連携をして、薬漬けにならないように、早い段階でリハビリテーションを受けるなどして就職への道を開くことが大切

私からは、特に、支援機関が多数ありますが、それぞれがどのような役割を担っているかが不明確な部分があるので、せっかくの支援が生きるように、各自の役割分担を明確化するか、利用されてない支援をやめ、必要な支援を強化するなど、福祉支援の分野のリストラクチャリングが必要ということをお話しました。

次回は29日ですが、もう少し深まった議論ができることを期待したいと思います。

役所の会議では、毎回、当日分厚い資料が渡され、それについての事務局からの説明をうける時間が必ずあります。時間が限られているので、ある程度の役所のほうでの誘導が必要なのは理解できるのですが、前もって委員に資料を送付して、見ておいてもらってから会議で議論をしないと非効率すぎる!

また、10人の委員+オブザーバーいれても女性が私一人というのも、なんだか寂しい限りです。各団体の役職の方にとなると、どうしても男性になるのでしょうが、現場で障害福祉を支えているのは、実は多くが女性。やや割り切れない気持ちです。

そして最後に、毎回書く謝金の委任状。こういう委員の謝金は個人宛が前提のようで、私のようにNPOの口座に入金してもらう場合は別途委任状を書く必要がでてくるのですが。本来、特定の組織の役員としてその委員になっているのだから、これって反対ではないでしょうか?組織に入金せず、個人でもらう場合だけ委任状にするというのが本筋のように思いますが。委員になる度に、同じ委員会でも年度ごとに委任状書いて提出は、お互いにとって手間なように思います。

いずれにしても、座席の座り方や座長の議論の振り方も含めて、役所の政策や予算の決め方・議論そのものがまずリストラクチャリングが必要ではないかな?と思ていますが、変わりませんね(苦笑)。