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女子学生の働く意識 [2011年07月13日(Wed)]
暑くてフラフラしそうな炎天下のなか、興戸の駅から同志社女子大まで歩いて15分ほど。汗が流れ出てくる。前回でグループ発表を終えて、いよいよ個人ごとの事業プランの企画へ。将来仕事をしてみたい分野で、”こんなことをしいてみたい”というのを形にしてもらう。

毎年のことだが、仕事の話をすると、学生のなかに「バリバリ働きたくない。」「とりあえず働くけど、本当は○○がしたいから、給料の良いところに務めてお金ためてやめる」「何がやりたいかわからない」「将来結婚したら仕事をやめて、専業主婦して、子育てが一段落したらまた仕事をしたい」という意見がでてくる。
「バリバリ」か「のんびり」か、働いている人を他人がみるといろんな形容詞がつくだろうが、いずれにしても、まずは仕事を得なければ働くことができない。そして、どんな働き方をしようが、仕事ができなければ、その人は組織では必要とされなくなる。仕事を得るために、「片手間気分」で面接しても受からないのが現実だ。

また、専業主婦は戦後のモーレツサラリーマンを想定したなかでできた役割で、昔は妻も夫を手伝い働いていたし、少子化で若い人たちに課せられる高い税負担と国の借金のため、共働きしなければ生活することが難しい状況があることを実感している様子はない。

一方で、大人顔負けにしっかりしている大学生もいて、私の関与している福祉施設との連携事業で、相手施設の職員の人と”喧々諤々”議論して帰ってきている者もいる。しっかりとした視点をもって行動している若者にしたら、文句ばかり言って行動しない大人くらい腹立たしい存在はないのだ。同じ大人として、情けなくなる。

それにしても、この学生たちの温度差はどこから来るのだろうと不思議に毎回なるが、やはり家庭環境の影響が一番大きいだろう。

いずれにしても、可能性あふれる若い人たちには、ぜひ自分で自立して仕事を創っていく気概と凛とした強さをもってほしいものだ。
5年ごし:遠方からの来客 [2011年07月13日(Wed)]
今日は、2006年に九州経済産業省の起業家教育推進事業で、鹿児島の小・中学生の先生方の研修の講師でお伺いした際に名刺交換させていただいて以来、時々メールをくださる(株)カワイの河井社長が、滋賀県に仕事でこられたとのことでセンターに寄ってくださった。

河井社長は、地元の宇宿商店街振興組合の理事長も務めておられ、地元の活性化に汗をかいておられる。その活動の一つが中学生商人(あきんど)選手権。やる気のある中学生が集まって実際に商売体験をして売上を競うもの。河井社長は、私と出会ってから、この学生達を当センターの実施しているトレードフェアに参加させたいと、計画しておられるのだが、なかなか学校との連携や教育委員会の協力などが得られるところまでいかないとのこと。やる気のある先生に出会うのは簡単ではない。

河井社長、本当にエネルギッシュで、京都のあとは、新しい大阪の駅ビルを見に行き、人が来ている割に売上が伸びてない現状を視察してくるとのこと。

それにしても、5年も前に一度お会いしたきりの方が、ずっと覚えてくださってこうして一緒に日本の未来について議論できるというのは、なんとも嬉しいことだ。


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