自分で仕事を創れる人に!
[2010年04月14日(Wed)]
同志社女子大学で教えている”アントレプレナーシップ研究”の授業が始まりました。情報メディア学科の選択科目ですが、2年〜4年生まで約20名が出席。
どうして、この科目を選択したのか一人づつ自己紹介をかねて話してもらったら、「自分が何をしたいかまだわからないので、就職に向けて受講した」「会社のことについて知識がないから勉強したい」というような意見が大半。
自分が何をやりたいかわかっている人は幸せだ。後はそれに突き進んでいけばいいだけなのだから。でも、現実は、学生だけでなく、大人でも、明確な人生の目標を持っている人はそう多くない。そして、多くの人が「このままでいいのか」と迷いながらも、いただいた縁に感謝し、がんばっているのではないだろうか。そういうことに気づかずにいると、「自分探し」をし一生続けて、結局は、かじっただけで終わってしまう。
自分が教えている学生を見ていても、大学に入るまでに”働くこと”について考え・体験する時間があまりになさすぎてかわいそうになる。学校教育は、社会の一員として立派に自立するための準備期間であるはずなのに、目先の進学のためだけに頭を使いすぎて、働くことで要求される知識やスキルが育っていない。そんななか、名前のある企業に就職することが目的になっている学生が多く、狭い視野で自分で自分の首を絞めることになってしまう。
若い人には、なんとか、自分で仕事を創れる人になってほしい。そんな思いを伝えた最初の授業でした。
どうして、この科目を選択したのか一人づつ自己紹介をかねて話してもらったら、「自分が何をしたいかまだわからないので、就職に向けて受講した」「会社のことについて知識がないから勉強したい」というような意見が大半。
自分が何をやりたいかわかっている人は幸せだ。後はそれに突き進んでいけばいいだけなのだから。でも、現実は、学生だけでなく、大人でも、明確な人生の目標を持っている人はそう多くない。そして、多くの人が「このままでいいのか」と迷いながらも、いただいた縁に感謝し、がんばっているのではないだろうか。そういうことに気づかずにいると、「自分探し」をし一生続けて、結局は、かじっただけで終わってしまう。
自分が教えている学生を見ていても、大学に入るまでに”働くこと”について考え・体験する時間があまりになさすぎてかわいそうになる。学校教育は、社会の一員として立派に自立するための準備期間であるはずなのに、目先の進学のためだけに頭を使いすぎて、働くことで要求される知識やスキルが育っていない。そんななか、名前のある企業に就職することが目的になっている学生が多く、狭い視野で自分で自分の首を絞めることになってしまう。
若い人には、なんとか、自分で仕事を創れる人になってほしい。そんな思いを伝えた最初の授業でした。