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記者になっていざ取材!@養正小学校 [2010年02月03日(Wed)]
今日は、京都市立養正小学校の子どもたちと施設に訪問。今まで学習してきたことを生かして、記者になって取材だ。
私は、修光学園のHOLYLANDに引率させていただいた。取材を受けてくださったのは、主任の石田靖さん。もともと福祉事業に興味があったのではなく、友人に誘われて働いたのがきっかけで、10年になりますとのこと。施設の説明や案内、子どもたちの準備した質問へ答えていただき、午前中一杯おつきあいくださった。他にも30年選手の支援員の方や1年未満の若いスタッフの方も取材に対応してくださった。皆さん、心の優しそうな方ばかり。


キッチンでお菓子づくりの現場を取材する生徒たち。

この施設、八つ橋の会社から箱折やネジの袋いれなどのお仕事も受託しておられるが、自主企画の製品開発にも力をいれておられ、人気のバームクーヘンはすぐに売り切れるとのこと。仕事の収益率も、菓子類のほうが高いとのこと。せっかく利用者の人が1月もかけてつくったさおり織りのマフラーも2000円では、お給料に反映するには長い道のりだ。



自主企画製品の、携帯などが入るケースと耳かき。とってもかわいい!でも、一度にたくさんはつくれません。

午前中、素直な子どもや心の優しい支援員の方々と接してほっこりした気分で帰ってきたら、午後には、大人のエゴ丸出しの問題が発生。それなりの社会的地位にある人が、自分のことばかり考えて行動する姿は醜い。五体満足で健康な人ほど、時に思いもつかないことをするものだなーと、つくづく実感。
今の日本は、障がい者と健常者がわかれて暮らしているが、お互い一緒に生活できる社会がつくれたら、効率ばかり求めるせわしなくてぎすぎすした日常が、少し違ってくるのではないだろうか。

by 原田紀久子
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