88飲み [2017年02月25日(Sat)]
1月30日。
「いやぁ、この会は念願だったねぇ」 88年度生まれの3人が町内のホルモン屋かのやに集まった。 唐桑出身のやす、こんこん、と私。 同い年ってだけで生まれも育ちも全然違う私を受け入れてくれて、まるで同級会みたいな雰囲気がすごく嬉しい。 やすの仕事の話に。復興特需の終わりに直面している、という。深刻だ。 震災前はどうやって保ってたの? 震災前からもうダメだったさ。 そっかぁ。ある種の延命だった、ちゅーことか。 「安定した仕事じゃねぇからなぁ」 ため息。 安定した職って何? 逆に今、日本に安定した職業って何がある? 人工知能革命で職業がどんどん消えていくこれからの社会。 50年後もばっちり儲かる見込みがある業界って何? 「確かに」 やす曰く、 「なんだろぅなぁ。 なんか(お前の)話聞いてると、いつもなんかやれそうな気がしてくるんだよなぁ」 そーなんだよね!こんこんも重ねる。 ありがとう。必死に不安定な自分に言い聞かせてるだけよ。 やすは「このままだと唐中が無くなる」と書いた昨年の私のブログを読んで、 心が動いたと言ってくれた。 母校を失いたくない、そう強く感じた、と。 (参照記事:真夜中の会談「挑戦宣言 -唐桑から学校が無くなる-」) 「唐桑に(Uターンで)帰って来て、地元が好きになってきたんだよね。 唐桑が好きで、出て行かずに唐桑に留まってるかわいい後輩たちもいる。 だから背ぇ向けてまた出て行きたくない」 よし、なんかやろうぜ。 いいねぇ、なんかやろうぜ。 「おい!たくやぁ!」 後ろの席のおんちゃんが叫ぶ。 ほい、たくまです! 「消防団さ、へぁれ(入れ)」 へい、いずれ必ず! |