唐桑小学校まちづくり授業 [2015年11月16日(Mon)]
唐桑小学校の6年生のクラスで「まちづくり」の授業をしてくる。
「地域の未来を考える」この授業。 「なかなか自由な発想で子どもたちが地域の未来を描けなくて。 まちづくりって実は分かりづらく、子どもたちにとってハードルが高いんです。そのハードルを下げてほしいんです」 という先生からのご要望。こりゃ楽しい! 「まちづくりとは、唐桑を元気にする活動でーす」から始まり、 一通り「からくわ丸」の活動紹介をしたのち、 「んじゃ、みんなも"まちづくり"やってみますか」と切り出し、 「地区&ご近所自慢大会!」を開催。 「地名、行事、人の名前…自分のじいちゃんの名前でもいい。とにかく『あるもの』を全部出してみて!多く出した地区の勝ちね」 石浜1-2 VS 石浜3&宿 VS 中&鮪立チームで競争。 すると、出るわでるわ。地区に「あるもの」。 黒板いっぱいに埋まる、唐桑に「あるもの」。 その数なんと5分で57個。驚いた。 −水俣の吉本師匠の教え− 「地域を元気にする『新しいもの』とは、あるものとあるものの『新しいかけ合わせ』のこと」 まちづくりは難しいことじゃない。 1.昔と今に「あるもの」を謙虚に調べる。 2.それを未来に活かす。 この2ステップの繰り返しだ。 「まちづくり」は決して何もないところから新しいものを生み出す作業ではない。 「お、早馬神社のお祭りとごだいのラーメンをかけ合わせるか。お祭りでラーメン出してもいいなぁ。二本杉にツリーハウスつくるか。怒られるか(笑)…でも楽しいなぁ。みんなで第二高松園にリンゴ売りに行くか?」 子どもたちが出したものを適当にかけ合わせる。 「いいな、それ!」 「それおもしろい!」 子どもたちも乗ってくる。 「ほら、誰と誰をかけ合わせる?」 まちを元気にするアイディアなんて無限に出てくるよ、って。 まちにはたくさんの「ひと」「場所」「物語」が眠っている。 それをどう自由な発想でかけ合わせるか。 それをしやすいのは「よそもの」はもちろん、実は「子ども」たちだったりする。 みんなだからこそ、まちのためにできることがある。 そんなことをペラペラ語った。 「子ども」もとい「未来の大人」たちと接すると、今の大人が元気をもらう。 |