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吉本さんと再会 [2013年12月13日(Fri)]

吉本哲郎氏が釜石に入る前に唐桑に寄った。
久々の再会だった。

吉本さんは著名な「水俣地元学」の提唱者。
「ないものねだりからあるもの探しへ」というフレーズは、からくわ丸の根底を成す。

「まち歩き」や「クッキングまんま」など「見様見真似地元学」を始めて早1年半。
未だよく分からないことだらけだ。
むしろやればやるほど見えそうで見えないものが膨れて、焦りを生む。
まぁたかだか数年で何かを成せるとは思わないよう努めているが、成せるどころか見えもしないのでさすがに悩む。

どーすりゃいいんですかねぇ。

「1つ知ると、知らないことが3つ増える。ざまーみろ。わはっ」

円を描く。
円の内は「知っている」もの。円の外は「知らない」世界。
円が大きくなると、外部(知らない世界)と接する縁も増えていく。
つまり知れば知るほど「知らない」ことが増えていく。
そういうことらしい。
なるほど。


「若いうちは失敗できる。失敗が許される。

失敗しなさい。

ただし、取り返しのつく失敗をしなさい。

『取り返しがつく』ためにはな、いいか、
まずカネをかけない。
そして、悪知恵をはたらかせろ、汗水たらせ。

はい!
それではお大事に!」

わはっ

写真 (12).JPG
スローシティ気仙沼 [2013年12月05日(Thu)]

「スローシティ(チッタ・スロー)」という言葉を数ヶ月前に知る。

調べてみるとこの記事が非常に分かりやすかったので紹介する。

時代を読む新語辞典
「スローシティ」〜小都市の連携が生み出す、住民主体のまちづくり
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090821/175702/
日経Bizアカデミー BizCOLLEGEより


(以下、一部引用)
 スローシティーの概念をひと言で説明するなら「住民にとって住み心地のよい小都市づくり」となる。地域における独自文化や伝統産業、さらには持続可能性などを重視したうえで、住民が主体的に都市や産業の「舵取り」にかかわれる環境をつくる。その軸足になるのが、住民自身が考える「生活の質や楽しさ」だ。スローシティーは、住民の感性を重視した、ボトムアップ型のまちづくりとも言える。
 (中略)
 これら一連の活動で注目すべきなのは、ネットワーク化した組織が相乗効果をもたらしている点だろう。スローフードもスローシティーも、互いに異なる文化を持った都市の対等な連携が活動の軸となっている。これにより大組織としての強い情報発信力と、各都市の強い個性とが共存可能になった。このことから画一化にも標準化にも頼らない「もうひとつのグローバル化」の可能性も感じさせる。
 (中略)
 このうち日本のまちづくりで圧倒的に足りないと思われるのは、住民主体やネットワーク化などの観点だと思われる。地方自治における財源や権限の問題のみならず、地域の精神的自立もこれまで以上に求められる時代であるようだ。



気仙沼は震災後、日本初のスローシティに認証されている。
「画一化にも標準化にも頼らない『もうひとつのグローバル化』の可能性」かぁ。
なんて甘美で夢のある言葉だ。