CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

« 2013年05月 | Main | 2013年07月»
検索
検索語句
<< 2013年06月 >>
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
リンク集
プロフィール

加藤拓馬さんの画像
最新コメント
http://blog.canpan.info/entoki/index1_0.rdf
http://blog.canpan.info/entoki/index2_0.xml
馬場浜の開口日 [2013年06月11日(Tue)]

今回は、写真で見る「カゼの開口(ウニの漁解禁)」。
(前回の記事「春の写真その2」に簡単な説明は既述)

PC200337.JPG

けいすけ宅にて。けいすけとおばあちゃん。
「密漁禁止 開口時間厳守」と書かれた正義の旗。開口の日、時間は決まっている。
乱獲から海の資源を守るために必要なルールだ。

PC200327.JPG

海底の獲物を獲る鉤(カギ)は数メートルに及ぶ。写真のものは、1本鉤なのでアワビ用。ウニは複数本の鉤で獲る。

そして、当日。
6月7日くもり。時間は朝7時。
5時代から海に繰り出した漁師たちは、7時の定刻(漁の終了時間)とともに一斉に浜に帰ってくる。エンジン全開の船外機(小船のこと)が飛ぶように湾に入ってくる。
P6070206.JPG

湾内では、最後まで粘る船が。箱メガネを口でくわえ海中を覗き込み、長い長い鉤を海に突き刺す。船外機は大きく傾く。
あれで獲れるのだから、何度も見ても聞いても信じられない。いつか乗ってみたい。

P6070211.JPG

そのうち、けいすけじいじ、けいすけばあば、かずみパパが乗った船も帰ってきた。
ここ馬場の浜では船外機を沖に停めておけないため、浜に上げなければならない。
「これがゆるくねぇんだ」と、けいすけじいじがこぼす。
木と竹を格子状に組んだものを船の下に敷き、砂浜へと引っぱりあげる。そして、ワイヤーのようなロープのような線を船のお尻に引っ掛けると
「おぉい!」
と声をかける。何か指示したようだ。
するとワイヤーが巻かれ始め、船がずるずると動き始める。
ワイヤーは浜の奥にあるほったて小屋の中につながっている。そこでおんちゃんが、自動巻き機(いま勝手に命名)を操作している。
ずるずる。ずるずる。
ある程度、陸(おか)に上がって定位置?につくと、また「おぉい!」と声をかける。すると船は止まる。

「巻いてくれ!」も「おぉい!」だし、「OK!ストップ!」も「おぉい!」。
ちなみに「まだだまだだ!一旦止めろ!」も「おぃおぉぉい!」。
これじゃなかなか操作する方も大変だなぁと同情。

P6070218.JPG

「ちゃんとかせいでっとごろ(仕事してるところ)撮っておいて!」
と、おばあちゃん。けいすけばあばは、県の漁協の女性部のなんとか…要はベテランなのだ。
これが彼女にとっての武装モードだ。
いつもの穏やかなゆったりとした雰囲気と違って、20は若く見える。

P6070214.JPG

今朝は万丈(ばんじょう)に2つ分。まあまあらしい。

P6070223.JPG

割られたウニからは綺麗なオレンジのアレが見えている。
着色一切無しの本当のウニの色だ。
けいすけじいじとばあばの笑顔が、浜の夫婦のたくましさとすがすがしさを語る。

唐桑でウニをいただくと、もう市販のウニは食べられない。