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春の写真その2 [2013年05月23日(Thu)]

つづき

P4272311light.jpg

4月27日、集まろう唐桑音楽祭。
ついに、宿地区の打囃子と松圃地区の虎舞の夢の共演が実現。紺色の衣装が宿、赤が松圃のメンバー。
(私は舞台上の松圃側で叩いています。)
前半は宿が叩き、後半は松圃が叩く。そして、気仙沼みなと祭りで定番の「みしおね」を協奏。
やはり音を重ねると迫力が違う。
地区の「音」ではない。これが唐桑の「音」だ。
太鼓の演舞は地元でも安定の人気を誇る。いろんな方から好評をいただいた。これは次の共演に期待がかかる。

sansai.JPG

4月29日、山菜採り。唐桑の某所で地元のおんちゃんと。
わらび、たらっぽ、しどけ、こごみ!どれもこれも定番の調理方法が決まっていて、美味。
この時期は山には山菜ハンターが続出する。みんな春の味を求めて山に繰り出す。
多少のセシウムはご愛嬌。
山のふもとの沢で水を汲み、その場でごくごく飲める。そしてはしゃぎすぎてパンツまでびしょびしょ。
帰宅したらば、わらびのつぼみをとって下ごしらえ…は女性に任せて、夜には花見という名目で山菜パーティー。

P5032496light.jpg

5月3日、カゼの開口。馬場浜にて。
ウニのことをこっちではカゼという。ついにこの季節がやってきた。
早朝数時間だけのウニ漁の解禁だ。
写真では一隻しか写ってないが、このような通称、船外機と呼ばれる小舟を出して、箱メガネを口でくわえて、海を覗き込む。そしてカギのついた数メートルもある長い棒で海底のウニをひょいっと取るのだ。
それは達人芸だという。
年に何度もないウニ漁に浜の漁師の腕は鳴る。ちなみに今回は出荷用ではなく、自家消費用。
唐桑のご近所さんにウニが出回る。

春が来て、気持ちのせいか海の色は黒みのないすがすがしい、でも深い、青色を演出する。
山の緑も杉林以外はなんとも言えない黄緑色に染まる。落葉樹林の見どころだ。
見てるこっちまで春の到来を祝福したくなる。

P5102668light.jpg

5月10日、勝手に命名「唐桑御殿の日」。5=ゴ、10=テン。
からくわ丸の創立記念日だ。1周年を迎えた。
その日に郭晃彰が訪唐して、ワークショップを開いた。テーマは「おらいの御殿」プロジェクト。
かつもとさんがホームに来てくれた。
プロジェクトの詳細は後日明らかにする。

いつの間にやら仲間は増え、素敵な1周年を迎えることができた。
からくわ丸の地元メンバー、通称「ルーキーズ」から祝福の一升瓶が事務局に贈呈された。
P5102674light.jpg

2代目代表じゅんちゃんと。

takenoko.JPG

5月19日、津本の山にて。地元メンバーとこんこんと、たけのこ堀り。
たけのこ堀り、改め、たけのこ駆除については昨年の記事で紹介している。
(参照記事:「月日は百代の過客にして」http://blog.canpan.info/entoki/archive/120
昨年のこの時期にたけのこ堀りに行ったきりだったので、タケノコバスターの師匠でもある三浦さんとは実に1年ぶりの再会。犬のちょーすけも元気。ぐるっと1年経ったな、とここでも感じる。
掘ったたけのこは、ワカメと一緒に姫路の実家に送った。

---

春だ!
最高気温も安定して20度を超えるようになった。厳しい東北の冬が終わった。
こんなに春のありがたみを感じたことがかつてあっただろうか。
虫が出る!
冬に敷いた砂利の間から雑草が顔を出す。
たんぽぽの綿毛が一斉に舞う。
ふきがどんどんおがる(成長して伸びる)。

気づけばこの遠東記では季節について言及することが多い。
それが本来の感性なのかもしれない。
いつからこんな自然大好き系男子になったのか。可笑しくなる。

つい先日の休みの日。
することもなく、かと言ってPCを開くのもやんたくなって(嫌になって)、畑でばあばと一緒にブロッコリーの処理をする。最後に残ったおいしそうなところだけ摘んで、あとは引っこ抜く。
「あとは残してても、めくせぇ(見た目が悪い)から」と、ばあば。
そっちの畑でじいじはトマトの自家製ミニハウスを黙々と建てている。
「口出しすっと文句語られっから、一緒にやらないのよ」と語るばあば。
そのうち、まきちゃんが来て、かぼちゃんが来て。最後はハウスのまわりに集まって、あーだこーだとじいじに嫌味を言いながら歓談。

えいかとかずみが「たくまーーー鬼ごっこしよ!」と走ってくる。鬼ごっこは勘弁してくれ。
畑の一角に案内される。
「ここがえいかの畑なの!じいじが柵を立ててくれたの。」
へー!何植えるの?
「トマト!」
小学3年生になった2人は、ごろごろとネコ(一輪車)を押してくる。
家の裏で摘んできた八重桜とたんぽぽの花が載っている。
それをえいかが自分の畑の隅に誇らしげにそっと飾った。
eika.JPG


春の写真その1 [2013年05月16日(Thu)]

5月のGWが終わって1週間以上経つというのに、まだ寒い日がちらほら。
月曜の朝の気温は一桁で、夕方には吐く息が白かった。やっぱり東北は信じられない。
と思えば、火曜の気温は20度前後まで上がっている。
火曜は全国的に異常な暑さで、真夏日を記録するところが続出。
水曜、木曜はまた肌寒い。

体調管理が非常に難しい季節、その真っ只中。

この春の写真を振り返りたい。

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4月上旬、荒れる馬場の浜。
こんなに荒れたのを近くで見たのは初めて。地元の人も驚いていた。ビールの泡のように、海が真っ白になる。雲の上みたい。防波堤にぶち当たり、何メートルも空に飛び上がる波。波しぶきは霧のように辺りに漂い、ひやっと潮の匂いに包まれる。

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4月下旬、大沢漁港にて。
唐桑公民館・小原木公民館の企画で、毎年行われている鮭の稚魚の放流だ。
対象は、唐桑小学校2年生14名と小原木小学校1・2年生10名。

「ぇ?これで2学年なんですか?」と驚く。小原木の1年生は4名、2年生は6名しかいない。
そもそも1学年14名の唐桑小学校も少ない。
合併の話が出ている両校のお友達が対面。

地域の漁師さんの協力で、鮭の稚魚をバケツにもらい、それを手で海に放す。
私は去年も参加したのだが、今年の稚魚は去年より大きく数センチの赤ちゃんたちだった。
「かえってきてねぇぇーーー」
「ぜぇったいーからくわにかえってきてねぇぇーーー」
子どもたちがそう鮭に向かって叫ぶ。
なんと微笑ましい光景だろうか。

しかし、子どもたちがあまりにも浅瀬に放すものだがら鮭たちも泳ぐこともできずにぴちぴちしている。波の力で再び浜に打ち上げられる鮭も。それを子どもたちが「帰ってきてね」と叫びながら誤って踏んづける始末。
こりゃ、鮭もたまったもんじゃない。私たち大人の密かな役目は、そういう鮭の救出だ。

将来、また大沢漁港に帰ってくる鮭たち。そして、ここでまた子を産む訳だ。
私が痛感するのは、絶対唐桑に帰ってきてほしいのはあなたたちですよ、ってこと。

ただでさえ少ないこの子どもたちのうち一体何人が、ここ小原木そして唐桑に残るのだろうか、もしくは帰ってくるのだろうか。

うわーっと海に向かって叫ぶ子どもたちに向かって逆に叫びたくなる。
「お前らも絶対に帰ってこいよーー」

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同じく4月下旬、市民会館にて。
東京と1ヶ月近くもずれが出る桜の開花。
ある地元住民の熱望で数年ぶりに復活した、市民会館の夜桜ライトアップだ。
うっとりした。やっぱ桜はいい。日本オリジナルの感覚。
ちなみに、八重桜は今日もまだ咲いている。そろそろ散りそう。
この前、ふぁんちゃんが東京から来てびっくりしてた。
「まだ桜がある!」

つづく