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東北電力ふれあいギャラリー展示スタート [2018年06月15日(Fri)]

今日から気仙沼市役所の向かいにあります「東北電力ふれあいギャラリー」をまるオフィスの展示が担当することになりました。

7月末までです!

column_10_07.jpg


詳しくは、コラムを書いたのでこちらをご覧ください〜

コラム『東北電力ふれあいギャラリー展示スタート!』
http://maru-zemi.com/2018/06/column_10
加速 [2018年05月26日(Sat)]

2018年度が加速してきた。
4月は休む!と宣言していたとおり、比較的ゆっくりできた。家で6年分のデータの整理などに費やせた。年度末に疲れてしまった心が治った。

そんな悠長な私のシリを一発叩いたのが、参加2年目になるリーダーズ・カンファレンス。4月の20日。
勝手に「釜石のシゲキ」と命名。

5月に入り、GWは相変わらずのんびりと家族と過ごす。唐桑にいたんだけど、いろんな行事に顔を出して気仙沼のGWを満喫できた。

さて、GWが明け、のんびりし過ぎたことに気づく。

状況は加速していた。慌ててムチを入れる。



今週は特にわくわくウィークだった。

月曜の朝、女川のアスヘノキボウ小松さんが気仙沼に寄ってくれた。
例の人材の新規事業について話を聞かせてもらう。
新卒一括採用ぶっこわし大作戦は、何度聞いてもわくわくする。

午後から夜にかけては、DMOの報告会。


火曜は、まるオフィスの新規事業に頭を悩ますデーとなり、

水曜は、朝から勝負デー。2時間のMTGだったんだけど、
「ホントにやれんのか?」と問われたら「やります!」と答えるのはもはや反射である。

気仙沼にいま必要なことで、でもやる人がいなくて、
じゃあどうするの?って、じゃあやりましょうって。

夜は、母校白陵中学校の修学旅行にお邪魔して、1時間キャリアセミナー。花巻までとんぼ返り。
200名の前でマイクもって。

木曜の朝、唐桑中の総合学習の作戦会議をして、
午後は、議員さんから気仙沼の高校再編の難しさと可能性を教えてもらう。
やっぱり島留学だよ!と、なるさんとわくわくする。

夕方は、そのなるさんと気仙沼高校の放課後相談会。

夜は、東京の後輩と気仙沼の高校生とグループ電話で企画会議。
そのまま、なるさんサプライズパーティーの打ち上げに参加。

地域協育一色の1日だった。

金曜の朝は、これまた珍客。カタリバ亮さんらが気仙沼にやってくる。ゆっくりお話するのは初めて。
高校生サポートの新しい仕組みづくりの構想案を聞かせてもらう。
おもしろすぎる。これなら、確かにやれそうだ!

そのまま東京へ、夜は移住センターMINATOの交流会「東京のけせんぬま会」。
初の魚谷屋!
なべさんと久々の再会も。


そして、今朝。
仙台まで戻り、そこから常磐線に乗り換えた。

まもなく原ノ町駅。
念願だった、半谷さんを訪ねての南相馬訪問である。



週明けは、義理の祖父に別れを言いに再び東京へ戻る。
遅くなってしまうが、この週末の収穫をきっと見守ってくれていると思う。
新しい企画はじめました [2018年05月13日(Sun)]

4月、新しい企画はじめました。
高校生対象「けせんぬま未来ゼミ」。

「未来にわくわくしてる?」

をキーメッセージに。

未来は真っ暗。わかものはこれから大変。
ホント?
未来は楽しいぞ!楽しみだぞ!
いまの時代に生まれてよかったなぁ!
って言える大人になりたいなぁ。

と、盛り上がった結果、成宮さんと始めました。笑

まずはVRの技術を考える会。
漁師体験、農家体験と並行して、子どもたちの視野を広げる機会を、別の視点でも打ち出していきたいです。

コラムとレポート書いたんで、読んでください(^○^)
長治先輩、ありがとうございました。

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コラム「けせんぬま未来ゼミはじまる」
http://maru-zemi.com/2018/04/column_09/


未来ゼミvol.01レポート
http://maru-zemi.com/2018/05/mirai-zemi_01_report/



2018年4月5日 [2018年04月06日(Fri)]

8時半に帰宅すると風呂からあがったばかりの息子が駆け寄ってくる。
「さん!…に!…いち!…ぴーーーー!」
と叫んでいる。風呂あがりの牛乳をチンする電子レンジのマネ。
「じゃーーー!ねー。ねー」
今日もじゃーーしたの?それはそれはご苦労様です。
最近は風呂でシャワーを頭のてっぺんからかける「じゃーー」という苦行に取り組んでいるらしい。
私が入れるときは、まだ膝の上にあおむけに寝かせて、頭をなでるようにシャワーの水を髪に沿わす。

父が弟の頭をこういう風に洗っているのを見て、おれもやってーと頼んだ記憶が残っている。姫路の家だった。シュワシュワとなんだかむずがゆい感覚が残っている。

妻は髪を乾かしはじめていて「先食べる?」と尋ねてくれる。

スウェットに履き替えて、息子にちょっかいを出していると、ご飯を出してくれる。
歯みがきタイムの断末魔の叫びを聞きながら、その真横で黙々と頂く。
「はい、おわりー」
と妻が立ち上がると、今日も闘いを終え灰になった息子は倒れたまましばらくしくしく泣いている。

しかし「絵本読むよー。パパにおやすみしてー」という声が聞こえると、パッと起き上がってご機嫌にベッドに向かう。
「すみーー」と私に向かって片手をぺっとあげる。そして、そのままカーテンをシャッと閉めるのだった。

住んでいるアパートは1K。でもこの「1」が十何畳あるので、真ん中をカーテンで仕切って2部屋気分にしている。寝室とリビング。

音量を小さくしてバラエティを見ながら黙々と食べる。9時になったらニュース9に替える。
トップニュース2つ3つ見るとバラエティに戻す。気になるニュースがあれば、報ステかZEROか23でまた見たいなぁと思う。

カーテンで仕切っているだけなので、妻の絵本を読む声が聞こえてくる。息子が興奮気味にそこに効果音を付け加えている。昨日は2人の合唱が聞こえてきた。「あるこうあるこうわたしはげんき♪」
唄が歌えるようになってきた。
やんややんやとはしゃぐ息子の声がだんだん聞こえなくなる。朗読の声も聞こえなくなる。
妻もそのまま寝てしまうことが多い。

最近嬉しいのは、ねんねの時間の絵本を私に読めとリクエストが来る。「パパ、ねんね!」と私の枕を2度ぽんぽんっとする。んなことされたら私も布団に飛んでゆく。
読み終えた瞬間に「もいっかい」と言われるので、何度も同じ本を繰り返し読む。
こちらも飽きるので、すべて関西弁バージョンでお届けしたり、美輪さんバージョンでお届けしたりするのだが、次はこれ、次はこれと渡され、2、3冊替わるうちに、私の方が先にギブアップして寝てしまう。



さて、昨日はじーじからLINEが入っていることに気づく。
「タクマ来宅8年だね!️」と。これからもよろしくね、という旨が記されていた。

あぁ!
今日は4月5日か。

初めて唐桑に来た日。

すぐに発電機のガーーという音が蘇る。しっかり着込んで頭にはタオルをまいて臨戦態勢だったじーじとの初対面。
まだ電気も復旧していなかった2011年4月5日。

当の本人すら数年前から意識しなくなった4月5日に、こうやってメッセージをもらえたことに喜びが湧き出てきた。
7年だけどね、と心中でツッコミながら。

さらに昨日は、遠く関西からいい知らせが入った。おめでたい。



しんどかった年度末を乗り切り、少しずつ落ち着いてきている自分がいる。

そんな今朝。
地元紙を見ると「加速する人口減少」という文字が一面を大きくどしりと陣取っていた。
降りのジェットコースターはもう止められない。
目を閉じないことが大事だ。やれることはまだある。

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東北復興新聞 Beyond2020に載りました。 [2018年03月16日(Fri)]

東北復興新聞(Web)に載りました。

東北復興新聞を締めくくるこの「Beyond2020」という特集では、自分が目指している東北のリーダーたちがずらりと並んでいて(ホントぜいたくなラインナップです)、そこの端に載ったことが素直に嬉しくてデヘデヘしてます。

ライターさんにも本当に感謝です。
私のふらふらした7年間をぎゅっとまとめていただきました。

よかったら、ご一読ください。

---

(以下、東北復興新聞Facebookより)

【Beyond 2020(35)】
被災地で過ごした20代。”豊かさ”の原点がここにあった
(一般社団法人まるオフィス 代表理事 加藤拓馬さん)

大学卒業と同時にボランティアで降り立った気仙沼。移住して、もう7年になる。結婚し、子供もできた。もう”地元”と言っていいかもしれない。

でも、7年経ってもあのとき抱いた思いと決意は変わらない。
「浜の暮らしを守りたい」「地元の人たちが誇りをもてる町にしたい」

手応えもあるけど、まだやり残していることもたくさんある。だから、信じる道を真っ直ぐに、これからも歩き続ける覚悟だ。

そんなある青年の震災7年と、これからのこと。

http://www.rise-tohoku.jp/?p=15681
(こちらのリンク)

スクリーンショット 2018-03-16 11.51.35.png
まるオフィス、東京で報告会します。 [2018年03月14日(Wed)]

【0321 まるオフィス、東京で報告会します。】

東京で活動報告するよーーー!みんな来てきてーー!
しっかり現地のことを伝えたいと思います。豪華ゲストもいらっしゃいます。ぜひ、足を運んでくださいね( ´∀`)

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\3月21日(水・祝)は渋谷に集合!/
【一般社団法人まるオフィス、気仙沼から東京へ出かけます】

2015年4月に立ち上がった一般社団法人まるオフィス。
宮城県気仙沼市を拠点として、地域協育、移住推進、若者支援の3チームで活動をしています。
そんなまるオフィスも、おかげさまで丸3年を終えようとしています。

気仙沼のまちの"今"を、東京のみなさんに伝えたい!
これからの気仙沼、地方、日本について、みなさんと一緒に考えてみたい!
応援してくださる東京のみなさんに、直接感謝の言葉を伝えたい!

そんな思いから、まるオフィスメンバーそろって、東京に出かけることにしました。

3月21日(水・祝)14:00〜17:00@渋谷

短い時間ですが、気仙沼での活動してきたわたしたちの経験を、現地の声を、みなさんにお伝えできればなと思っています。
そして、これからの気仙沼、地方、ちょっと大きいけど日本について、みなさんと一緒に楽しく語れたら、そう思っています。

まるオフィス?あんまり知らないんだけど...そんな方ももちろん大歓迎です!
多くの方にお会いできることを、とても楽しみにしています!!

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*開催概要*
□ 日にち:2018年3月21日(水・祝)
□ 時 間:14:00〜17:00(開場 13:30〜)
□ 場 所:モンベル 渋谷店 5Fイベントスペース
(渋谷区宇田川町11-5 モンベル渋谷ビル5F)
google map:https://goo.gl/maps/rRGTGx4B7hu
□ 参加費:無料

*コンテンツ紹介*
【1.まるオフィス2017年度事業報告】
2015年4月に団体を立ち上げてからこれまでの3年間と2017年度の事業についてご報告!「まるオフィスはどんなことをやっているの?」みなさんの疑問にお答えします!

【2.パネルトーク「気仙沼の、日本の“これから10年”を考える」】
これから気仙沼でどんなことが起こるのか、どんなことが必要になってくるかを、行政・民間、様々なセクターの方と一緒に考えていきます。

<パネリスト>
・小野寺 憲一 氏(気仙沼市震災復興・企画部 震災復興・企画課 課長)
・百瀬 旬 氏(有限責任監査法人トーマツ アドバイザリー事業本部 PRプランナー)
・加藤 拓馬(一般社団法人まるオフィス 代表理事)
<モデレーター>
・小林 峻(一般社団法人まるオフィス 理事)

*お申し込み*
Facebookイベントページにて「参加」をクリック。
<Facebook>
https://www.facebook.com/events/192474631339319/


※じもとまるまるゼミWebサイトの記事
http://maru-zemi.com/2018/03/news_20/
2018年3月11日 [2018年03月11日(Sun)]

今年も馬場の浜で手を合わせて来ました。

もともと3.11は特別な日で、

でも数年前から
3.11が日常の一部になってることに驚いて、

でも今年は一周まわって
日常の喧騒からあえて切り離すという特別な日になってました。

こうやって、一年一年熟していくんですね。
出会いも悲しみも。
風化じゃなくて、熟してきてるんだと思います。

馬場の浜に来ると、ぴーちゃん(馬場のひいばあちゃん)がいる気がします。
なんかぴーちゃんに会いに行く日みたいになってて。まだがんばってますよーって。

今年度もあとわずかですね。

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唐桑中学校の卒業式 [2018年03月10日(Sat)]

うちの娘卒業しま…

じゃなくて、インターン生の美羽と卒業式に行ってきました。

美羽は卒業生入場から泣いてました。(保護者より泣いてた)
わたしは卒業生合唱で卒業生のしょうまが号泣しはじめたのを見て泣いてしまいました。
在校生もわんわん泣く泣く。

みんな小学生やったのになー
あんなにちっこかったのになぁー
もう高校生かー
おめでたい気持ちを分けてもらった今日でした。素敵な学校です。

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全国テレビです。 [2018年03月09日(Fri)]

全国テレビです。
もしよかったらご覧ください。少し映ると思います。
いよいよ7年ですね〜
今年も3.11は唐桑半島で家族と静かに過ごそうと思ってます。

その@ 明日
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『いつか来るのために 〜震災7年 気仙沼のあの人は今〜』
放送日 2018年3月10日(土) 午前10:05〜10:54
NHK総合 全国ネットで放送します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そのA 明後日
3月11日(日)午後11:20〜(予定)
NHK総合
→全国の「自撮り」を集めた「変わった番組」だそうです。
私の自撮り?が映るとか映らないとか。楽しみです。

スクリーンショット 2018-03-09 20.43.26.png


<おまけ>
「3.11メッセージフォト展 未来をつくりだす力は、東北にある。POWER of TOHOKU」
https://www.power-of-tohoku.jp/gallery/notice.html

3月9日〜11日@東京駅
→写真展で出させてもらってます。もし東京駅でお時間あれば(^^)

スクリーンショット 2018-03-09 20.47.56.png
29歳になりました [2018年03月05日(Mon)]

初めて天ぷらに挑戦してみた、と妻が息子と採って来た「ばっけ」(ふきのとうのこと)を出してくれる。

最近、機器から入ってくる情報過多を痛感しており、LINEやFBメッセンジャー、FBコメント、Gmail、どれもこれも開くことすらできなくなってきた。メッセージを開くと新たな情報が頭に入ってくるのがおっくうで、いや怖くて、未読にしておくと罪悪感がちくちくと募る。
「遅くなって申し訳ありません」って毎日打ってると、自己肯定感が下がってきた気がする。笑
健全じゃなくなってきている。

先日のシンポジウムで1995年以降の情報爆発の話を山田がしていた。
情報が多すぎる。
SNSはやっかいな革命を起こしてくれた。
MTGをしているときもピコン、ピコン…とメッセージが入る。たまに電話も入る。
珍しくMTGがない時間は「この作業をしよう」と決めてパソコンを開いてアプリを開くと、右上にメッセージの通知がぴょこっと出てきて、あーあーその件忘れてたな…とSNSを開いて、その対応をして…しばらくして、今日何をするためにパソコン開いたんだっけ…と考え込む。
なんか、集中できない。
メール処理の時間を決めても、延び延びになるし、仕事の仕方がことごとく下手クソだなぁと落胆して終わる。楽しかった仕事がつまらなくなる。

これは私の忙しいアピールではない。私が特別多い訳ではないと思う。
私の心境の変化の話。今までのやり方じゃ限界が来てるんだと思う。
なんせ、この情報の氾濫をどうやってみんな処理しているのか不思議でならなくなってきた。
タイムマネジメントできてないだけじゃん、ともう一人の自分が言う。やり方の問題だよ、とアドバイスをくれる仲間もいる。

ずっと走ってきて、それが楽しくて、
でも最近、どこまで走るつもりだっけ?って疑問を主張し始めた自分がいる。
走ること自体に価値を感じていた20代の自分が急速に衰え始めている。
「"どう"走るのか、もうちょっと考えな。心が死ぬよ」

デジタルデトックス?リトリート?
はてさて。現代人は大変だ。

こりゃいつ病んでもおかしくないなぁ〜と思いながら、半年以上が経つが、なかなか倒れない。
なんで倒れないんだろうと考える。

最近気づいたんだが、なるほど、毎日なんだかんだがっつり睡眠とって、毎朝朝ごはんをがっつりいただいていれば、倒れる訳ゃない。ふむ。奥さんに多謝。

という訳で、倒れはしないけど、変わる必要があるなぁと感じる今日この頃のご報告でした。
20代最後の歳でしっかり「走り方」と向き合えることはきっと幸いでしょう。

1月、息子が「おかえり」と「おはよう」と言えるようになりました。
たまに息子が起きてる時間に家に帰ると、「パパ!」「(おか)ぇりー!」が待ってます。
朝は息子が「はよー!」と起こしてくれます。

これは幸せですな。

ちゅうわけで、29歳になりました。
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