2018年手応えはありましたが [2018年12月31日(Mon)]
「最近はどうだ」
唐桑の漁師さんが缶ビールをコップに注いでくれながら聞いてくれる。 まるオフィスやからくわ丸の事業全体の調子はどう?という話。こういうことを尋ねてくれる漁師がいることが自分たちの強みだと思う。 「この一年、手応えはありました。ただ圧倒的にスピードが足りてないです」 唐桑の人口減少や担い手不足に歯止めがかからない。そんなこと解決できる訳がない、と思ってしまったらおしまい。 この前テレビのニュースでイチローが野球少年たちに語りかけていた。 「できると思っていても、できないことはある。 でも、できないと思ってしまったら、絶対にできない」 --- あっという間に2018年も終わります。 この1年感じた「手応え」は追い追い遠東記で書いていこうと思います。 取り急ぎ、プライベートの2018年3大ニュースをどうぞ。 (まるオフィスの3大ニュースは年明けに書きます。) 1.第二子誕生 第二子が生まれました。女の子です。自分にそっくりな女の子だったらどうしようとそればかり心配していましたが、自分にそっくりなのにどうしようもなくかわいいです。 気仙沼での出産に合わせ、東京から義理の母が1ヶ月以上唐桑にいてくれて、ありがたかったです。母との生活もとても楽しく、母も移住するんじゃないかという勢いで唐桑に惚れてくれたので、とても幸せです。 東京在住50代女性に唐桑ライフがウケることが証明されました。笑 2.引っ越しました 遠東記もお休みしてたときだったので、ブログでもSNSでも報告できてなかったのですが、7月に引っ越しました。 2011年4月から7年と数ヶ月お世話になっていた馬場の集落を巣立ち、越路(こえじ)という集落におります。 家族が増えると分かってあわただしく引っ越した次第です。2階建の一軒家の空き家をお借りしました。 越路とは、早馬山の北西のふもとにあり、宿(しゅく)から鮪立(しびたち)に抜ける(まさに越路)道の途中にあります。行政区は鮪立。たまたまなのですが、私が唐桑に来るきっかけを作ってくれた故・鈴木重雄さんのふるさとです。 ご縁やなぁ。 3.「お金2.0」との出会い 恥ずかしい話あまり本を読まない方なのですが、年末に、佐藤航陽・著「お金2.0」(幻冬舎)という本に出会い、とても刺激を受けました。紹介してくれた森さんに感謝です。 「資本主義はいずれ変わる」そう言い続けてきて、どう変わるかは全然説明できなかった私ですが、少し感覚をつかめました。 私を鼓舞してやまない「ワークキャンプが世界をひとつの家族にする」という言葉が、ただの直感じゃなかったことを示してくれる本でした。 以上です。 来年も(たま〜に)遠東記を書き続けますので、どうぞよろしくお願いします。 みなさま、よいお年をお迎えください。 来年もチェストーーー!きばれぃ! |