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[活動の近況はこちら]
一般社団法人まるオフィス maru-office.com
まるオフィスは気仙沼・唐桑のまちづくり団体です。
死んだら死んだで生きてゆくのだ [2017年05月03日(Wed)]

岡山からお手紙が届いていた。
夫婦揃って震災直後から唐桑を応援してくれている矢部さんからだ。
その后代さんの文に、こんな詩が引用してあった。

「死んだら死んだで生きてゆくのだ」草野心平

そこにこう添えてある。
「死を生と同じように肯定することができたら、もっと楽になるのでしょうね。
それには時がいりますよね。」

私たちへの激励も。
「からくわ丸に乗った若き船員は、めざす目的地までそれぞれ頑張れ!!」

よし。5月も走り抜けよう。
3月の大きな変化 その1 [2017年04月23日(Sun)]

2017年3月に起きた変化。静かな、でも大きな変化。

1.2016年度インターン終了

1年間インターン生としてまるオフィスで活動していた森田みなみが広島大に帰った。

timeline_20170224_164220.jpg

(ゆうか、みなみと)


相方の牧野由和が年末に帰ったあと、入れ替わるように(2〜3月の)2ヶ月間滞在した加藤広大も3月末に東京に帰った。
みなみロス、こうだいロスの3月。

「唐桑ってどんなところ?」って聞かれたら、
私はまず、「ここから社会が変わる、という予感のするところ。」って答えます。


(みなみのPen. turnブログ http://pen-turn.com/2017/03/10/blog-28/ より)

みなみたちの感想文をブログとかfacebookとかで読んでいるとあることに気づく。
「東日本大震災」の6文字が出てこない。
これは大きな流れの中での大きな成果だと思う。
唐桑の魅力と課題を「地方にある一地域」として見て、考えている。
よくも悪くも3.11が薄〜くなっている。いい悪いの話は置いておいて、ね。

「被災地の支援」を「ポスト被災地の開拓」に変えよう!
と学生たちに言いはじめて丸2年。

彼ら大学生の活動は、”被災地”での「課題解決型」から、三陸での「価値提供型」へと変化を遂げた。
「マイナスをゼロにしよう」という前者と「ゼロをプラスにしよう」という後者は似て非なるもの。
「支援したい!」が「挑戦したい!」になっている。

あとはその”挑戦"の公益性が担保されているかどうか。
その”挑戦”の背景に3.11の記憶が静かにしっかり流れているかどうか。

それさえクリアすれば、この地域は大学生の挑戦とともにどんどんおもしろくなる。
そんな予感をさせてくれた彼ら、でした。

本当にお疲れさまでした。
みんな はよ帰ってこいな〜

みなみ_170423_0092.jpg

(みなみ、こうだいと)


つづく
2017年度、新しいまるオフィス。 [2017年04月11日(Tue)]

2017年度になりました。一般社団法人まるオフィスも2周年を迎え、3期目に突入します。
そんなまるオフィスは新しい体制に変わります。

<3チーム制>
16年度は、人材育成道場 第5期経営未来塾(気仙沼市)、みちのく復興事業パートナーズ 事業ブラッシュアップ・プログラム(NPO法人ETIC.)による"フルボッコ"に遭い、私は「地域”協”育」がやりたいんだー!という気持ちにたどり着きました。

地域が協働で次世代を育て、気仙沼の「UIターン率」と「人材力」を上げる。
そうして50年後もこの「浜を基点としたくらし」があってほしい、という素直な気持ちです。

・地域協育チーム
・移住推進チーム
・若者支援チーム

それを反映し、今年度はこの3つの事業(チーム)に分けて、運営します。

去年の今ごろはブログにこんなことを書いていました。

「活動が拡大して、予算が拡大して、仲間が必要で、仲間呼んで、参考書買って法人格とって、仲間の人件費も、お!なんとかりなそうだ!…で、ここまで来た。
『それじゃ経営者として失格だ』と言われたこともあった。が、ピンと来なかった。」

(参照記事:「経営者 加藤拓馬」 2016.04.24)

いくらかは成長したな〜と自然と思える今に、安堵しております。

170411_ロゴ一覧図.jpg

(まるオフィスの関連事業図)



<地域協育チームの目玉事業>
なんと言っても「じもとまるまるゼミ」。なんとなんと今晩リリース予定です。

「じもとまるまるゼミとは?」
気仙沼の地元漁師はじめいろんな大人が先生になって、地元の中高生が地元のくらしや仕事を半日間体験できる地域塾です。

maru-zemi.com (2017.04.11リリース予定)

お楽しみに!
さらに、この春休み(2月〜3月)にインターン生として事業に携わってくれた加藤広大が、4月からも在京スタッフとしてインターン継続となりました。
さらにさらに、旧インターン生の森田みなみが引き寄せた(らしい!?)、新インターン生 稲葉美羽ちゃんが1年間唐桑に移住することとなりました。こちらも楽しみです。


<移住推進チームの目玉事業>
チームリーダー加藤航也。
海の市を拠点に、引き続き「気仙沼市移住・定住支援センター MINATO」を運営します。
minato-kesennuma.com
※3月より本格オープンしました。
さらに、明日から新たに地域おこし協力隊が1名MINATOにやってきます!


<若者支援チームの目玉事業=新事業>
チームリーダー小林峻。
今年度から新たに発足したチームです。
この度、まるオフィスは「気仙沼市地域支援員担い手育成支援事業」を今年度より気仙沼市から受託することとなりました。
それに伴って、ぬま塾・ぬま大学などの従来の担い手育成事業の運営をさせていただきます。
numa-ninaite.com

それに伴って、今まで市役所で当事業に従事していたしゅんくん、こまち、あすかちゃんがフルスタッフとして新たに仲間に加わります。

DSC_0903.JPG

(6名+地域おこし協力隊1名+インターン生2名体制になります)


今年度は、まるオフィスの足腰をひたすら"強"くすることを目指してがんばります。
唐桑町まちづくり協議会も本格的に動き始めます。
気仙沼市の第2次総合計画策定も始まります。
年を重ねるごとに責任と事業が充実していくことが嬉しいです。

どうぞまるオフィスをよろしくお願いいたします。

代表理事 加藤拓馬
とあるボヤき [2017年04月09日(Sun)]

家のネットが不調。
「おだづなよ…(作業が)進まんやんけ…」
とボヤく。

妻「…今の言葉すごいね」

…もう気仙沼の言葉も姫路の言葉もごっちゃ混ぜ。
2017年4月5日〜6周年の備忘録 [2017年04月04日(Tue)]

(なにが復興だ)

馬場の浜を睨みつけた。船が何艘も巨釜沖に見える。
「なにやってんだがなぁ!」
電話の向こうで笑いながら泣いている。
「ぜってぇ見つけてやっからな。な!ぜってぇ見つけっからな。な!」
漁師のやっくんの決意と悲壮に満ちた声を電話越しに聞いて初めてボロボロ涙が出てきた。
まだ春は遠い、斜めの陽が射す昼前のこと。

陽が沈むころ、藤浜に揚がった難破船を囲む人だかりの中で、まもなく2歳になる心波(しんば)はお母さんに抱かれてとても上機嫌で、その笑顔が胸を癒しながら胸を締め付けた。

6年間唐桑にいた。
この4月5日を迎えると丸々6年になる。

震災があって私は唐桑に引き寄せられた訳だが、
私は今回初めて「海が憎い」と感じた。

あまりに大きな悲しみが襲ってきて、私は目をそらした。
曇った海の上に、大きな怪物が立っていた。
まずはえまやさちをはじめ仲間を守ることに決めた。私たちはいずれ必ず一代さんたちの力になるときが来ると思ったから。だから、それまでに自分たちが潰れてしまっては元も子もない。
が、実は仲間を想う自分に自分を酔わしめて、怪物から目をそむけていた。

同時に年度末の仕事の多忙さが自分を救ってくれた。家に帰ってからは何も知らない息子をあやす時間に救われた。

数日後、親分に乗せてもらって半日海の捜索にも出たが、まるで夢の続き。
見つけたい気持ちと見つけたくない気持ちがずっと巡って、飛び回る鳥に目を預けて「海は広いな大きいな」と口ずさむ。だって、水平線が丸い。唐桑半島から金華山までも丸い。

海が憎いと初めて感じました。
「そう言うな」
酔った地元のあるおんちゃんが言う。
「これが海のまちなんだ」
このおんちゃんが涙を流したのはこの6年初めて見た。

「親父を海で亡くした友だちは、ざらにいたさ」
ある地元の先生が語る。

「豊かさを享受するとはこういうことなんだ」

「なぁ。海は、海で、海なんだ」

なんなんだこの人たちの達観は。
一見、他人事。でも他人事だから言えるんじゃない、自分事だからこそ出る自然への尊敬と挫折と諦観。


今回、私はこの漁師まちの真髄を見ました。
豊かさの陰に隠れた悲しみが鎖のようにつながっていました。

それが歴史でした。海にまつわる伝統芸能はじめみんなそうでした。

今日、事故後初めて一代さんに会いました。
私は今回教わったこの「豊かさ」を次の世代に伝えていく決意を、
泥のようになった心情の中に手を突っ込んで掴み出そうとしています。

---

3月23日朝、唐桑沖で海難事故がありました。
盛屋さんという私たちが震災以降ずっとお世話になってきた家です。
今「唐桑御殿つなかん」の今後をみんなで考えていこうとしています。

この記事もひとつの役割と信じて、備忘録として。
11ヶ月経って [2017年04月02日(Sun)]

息子が生まれて11ヶ月。
初めて息子と2人の夜(留守番)。
部屋で全裸であたふたしたがら風呂入れて、風呂あがりのビール飲みながら、歯みがきバトル。
汗だく。

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布団に入ったらようやくママがいないことに気づかれる。

「どうやら今日はいつもとキャストが違うと思ったゼ!おいおい勘弁してくれよ!マミーはどうした︎」
(心の声)
この世の終わりかと思うくらい泣き叫びながらひとしきり転がり回り、疲れてご就寝。
抱っこしたままご就寝なされたので、何もできなくて暗闇でケータイいじる、なう。

自分もメシ食べなきゃ。

ふぅ。
世の中のママすごい…orz
「反省」と「尊敬」と「こりゃ俺には毎日できん」がぐるぐる。
山崎亮さんが気仙沼に 〜あなたの浜の縮充は何ですか?〜 [2017年03月22日(Wed)]

2011年秋。
東日本大震災で被災したガレキの撤去を終え、それでもまだ唐桑のために何かしたいと思ったものの、「何か」とは何だ。
そもそもまちづくりやまちおこしなんて言葉に興味をもったことは一度もない。

そんなとき、東京から後援してくれていた郭くんから急に送りつけられてくる2冊の本が、のちの道を拓く。
一冊がstudio-L代表 山崎亮さんの『コミュニティデザイン』、もう一冊が吉本哲郎さんの『地元学をはじめよう』。

当時、東北新幹線での上京&帰沼の時間は、気持ちを整理し新しいことを考える貴重な時間だった。
そこで『コミュニティデザイン』をパラパラめくり、どこのまちの事例か覚えてないけどどこかのまちの事例を読んでいて「フリーペーパーいいなぁ」と思い付く。
それが「からくわ未来予報誌KECKARAけっから。」創刊のきっかけとなった。
(『地元学をはじめよう』はそのタイトルどおり、12年〜見よう見まね唐桑地元学(まち歩き)につながった一冊だ。)

のちの山崎さんの新書『コミュニティデザインの時代』においては、今も自分の講演では必ず登場するこの一文に出会った。

「長い歴史を考えれば、むしろこの200年というのは人口が特異なほど増加して減少した時期だったということになるかもしれない。
その前後1000年の間は、ずっと人口4000万人くらいで過ごしてきた国が日本だったということなのかもしれない。
だとすれば、僕たちは相当特殊な時代を生きていると考えたほうがいい。」

(山崎亮著「コミュニティデザインの時代 自分たちで「まち」をつくる」p.25)

人口の減少を嘆くなかれ、これからは「過疎」ではなく「適疎」を目指そうという考え方がそこに記してあり、これがこれから人口減少社会の主流の思想になる予感がした。

さらにさらに、同著『まちの幸福論』はなんと今や小学校6年生の国語の教科書に載り、私たちが今唐桑の小学校でお手伝いしているまちづくりの授業もいわばこの著書のおかげだ。

---

3月21日、その山崎亮さんが気仙沼にやってきた。
気仙沼市の第2次総合計画策定のファシリテーターとしてstudio-Lがやってくる。広く開かれる市民ワークショップのファシリもしてくれるのだとか。

「縮小、縮退、縮減ではなく『縮充』がいいと思うんです。今までは拡充の時代でしたから。
『あなたの浜の縮充は何ですか?』それが問われはじめます。
それには覚悟と挑戦が必要です」

IMG_2969.JPG

平成29年から平成38年まで10年間のまちのプラン。
ジェットコースターのような人口減少がはじまる10年。
これからの10年は今後100年間どう下るかを占う大事な10年。

総合計画もいいけど唐桑のまちづくり協議会も始まったばかり。
はて、両者はリンクするのかしら。
中高生と何かできないだろうか。
自分の役割は何だろう。
毎年わくわくする。
「唐桑まちづくり発表会」いよいよ [2017年03月17日(Fri)]

昨年12月、唐桑町まちづくり協議会が発足し、幹事(役員)になりました。
明日はその協議会の記念すべき初回のイベントがあります。

その名も「唐桑まちづくり発表会」。

あえてのシブいネーミングでいったんですが、
「最近は横文字だらけだから。この『発表会』っていうのがいいですよね」
と、ある地元の年配の女性に褒めてもらいました。よかったよかった。

170227_唐桑発表会チラシ_OL.jpg

地元にいても普段なかなか聞くことのできない子どもたちの声。若者の声。
地域協育、若者支援、小規模多機能自治…いろんなテーマをこっそり詰め込みました。
きっと聞き終わったときには、地元の未来に眼が向くと思います。

からくわ丸の初の地元向け活動報告もあります。
活動集「マルクワ2017」も併せて、明日発行です!

どうぞお越しください〜

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【唐桑まち協 初回イベント】☆受賞者続々☆
唐桑の次の世代を担う若者・子どもたちが今いろんなところで活躍しているのをご存知ですか?
小学生、中学生そして若者たち…!
唐桑を元気にする子どもたちのスピーチ、唐桑を元気にする若者たちの活動紹介を一堂に集めました。
ここでしか聞くことのできない地域の未来の声があります!
気仙沼内外のみなさんのお越しをお待ちしております。

【プログラム@】
唐桑小学校5年生による発表
(牡蠣養殖体験について)
祝☆ESD大賞ユネスコスクール最優秀賞 受賞☆

漁協青年部によるコメントも!
祝☆農林水産祭天皇杯 受賞☆
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唐桑小学校が長らく取り組んできた牡蠣養殖体験学習がこの度ESD大賞2016を受賞(しかもユネスコスクール最優秀賞は文科大臣賞に次ぐ賞です)。協働してきた漁協青年部も同取組みで天皇杯を受賞し、W受賞となりました。
今回は卒業した6年生に代わり、来年度最高学年になる5年生が、抱負も含めて発表してくれます。
(サイトはこちら)
http://www.jp-esd.org/grandprix.html
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【プログラムA】
まちづくりサークル からくわ丸 の活動報告
代表 立花淳一氏
(☆ぬま大学第1期最優秀賞受賞者☆)
川村俊氏
(☆ぬま大学第2期共感賞受賞者☆)
(小学生対象畑づくり大作戦!ほか)
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これからまちづくり発表会では、地域づくりに取り組む団体による活動紹介を順次していきたいと考えています。初回は、からくわ丸!発表者は、昨年度ぬま大学(市主催)で最優秀賞を受賞した立花淳一代表と、今年度ぬま大学で共感賞を受賞した川村俊氏です。(共に地元出身)
(「ぬま大学」とは?)
http://numa-ninaite.com/numauniversity/
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【プログラムB】W受賞
唐桑中学校3年生によるスピーチ
・伊藤夕妃(ゆき)さん(中井小OG)
「ここにしかない!」
祝☆本吉地方中学校弁論大会最優秀賞 受賞☆

・小松歩加(ほのか)さん(小原木小OG)
「出会いは私のエネルギー」
祝☆少年の主張
 気仙沼・本吉地区大会最優秀賞 受賞☆
*----------------*
最後は今年度弁論大会でのダブル最優秀賞受賞という功績を残した唐桑中学校から感動の受賞スピーチが登場。
伊藤さんは震災以降の移住者との出会いを、小松さんは小原木と唐桑の中学校合併時の出会いをテーマにスピーチします。
*----------------*

発表の後には、
同協議会加藤拓馬から今後の展開についてのプレゼン、
みやぎ連携復興支援センター石塚直樹氏による 会場からの質疑・感想の共有タイムもあります。


開 場:13:00〜
参加費:無料

主 催:唐桑町まちづくり協議会
後 援:気仙沼市
    気仙沼市教育委員会
    唐桑地区社会福祉協議会
    唐桑町自治会連絡協議会
問合せ先:(事務局)唐桑総合支所 総務企画課
     TEL 0226-32-4520

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(以上、FBイベントページより)
URLはこちら↓
https://www.facebook.com/events/1659216401040765/
広報けせんぬま、に。 [2017年03月15日(Wed)]

あらまー。実家に送ろ。
気仙沼デビュー。
IMG_2929.JPG
2017年3月11日 [2017年03月12日(Sun)]

アパートを出たら、ほのかをおぶったばあばが歩いてたから「行く?」って聞いたら
(寝たから)とほのを指しながらジェスチャーで返すばあば。
今日は土曜日。ばあばと代わるようにしてじいじが家の中から出て来る。
「よし」
みほとはるたも今年は一緒。
「おー、はるたっ」
じいじが奇声を発しながらはるたをあやす。

まもなく1歳になるはるたを抱っこして浜に降りる。
去年のこの日はまもなく1歳になるほのかとばあばと一緒に浜に降りた。
来年は息子と一緒だなぁなんて思ってたのを思い出す。無事そうなってくれたことに感謝。

IMG_2882.JPG


また今年も祠に手を合わせる。
すると男の子が二人駆けて来た。「あれ、はっちとぴっか」
どうしたの、と聞く間もなくサイレンが鳴り始めた。

IMG_2890.JPG


サイレンが鳴り止むと、お母さんたちも降りて来た。末っ子長女のかなちゃんもいる。
え、もう4歳?まだ赤ちゃんのイメージが抜けないなぁ。
ぴっかは次5年生になるんだっけ?
照れくさそうに「はい」
え、丁寧語を使うようになったの?
おっきくなったねぇ。
はっちも卒業か。
あっと言う間だねぇ。
はっちは横におっきくなったのよね。
震災のとき、ピカピカのランドセル見せてくれたの覚えてる?
えー。もじもじ。

6年経った。あのランドセルも役目を終える訳だ。

【6年前の記事】
 「入学式」
 「ごーって」

そっか、6年経ったんだねぇ。

毎年独りでこの浜で祈ることを恒例にしていた。
去年は初めて独りじゃなかった。
今年はもっと大勢で祈りを捧げた。

意味合いが変わって来た。
もともとヨソから来た私にとって、自分の立ち位置を見つめる日が今日だった。
独りで海に向かって問い、自分に鞭を入れる。

今は、子どもたちの成長を見つめる日。
海に向かって祈り、ふうと一息、肩の力を抜く日。

【シリーズ記事】
 「2016年3月11日」
 「2015年3月11日」
 「もうすぐ春」
 「2012年3月11日」
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