差別解消法リーフレット[2017年05月06日(Sat)]
又村あおいさんからの情報提供です。
内閣府から障害者差別解消法における合理的配慮等のリーフレット・事例集などが公表されました。
・内閣府・障害者差別解消の全体ページ
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/sabekai.html
・差別解消法の新リーフレット
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/sabekai_leaflet.html
(通常のPDF版のほか、テキスト版、点字版、大活字版も提供されています)
今回公表されたリーフレットは、
障害者差別差別解消法の概要をまとめた新しいリーフレットで、
法律制定の趣旨や差別的取扱いの具体例がイラストで紹介されています。
・合理的配慮の提供等事例集
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/jirei/example.html
(事例集作成の趣旨)
全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合う共生社会の実現のためには、合理的配慮の提供をはじめ、障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(平成25年法律第65号。以下「障害者差別解消法」という。)で求められる取組やその考え方が、幅広く社会に浸透することが重要です。
障害者差別解消法が施行され、障害のある人とない人が実際に接し、関わり合う機会が増えると考えられます。こうした機会を通じて相互理解を深めていくことが、共生社会の実現にとって大きな意味を持ちます。
そのための一助として、障害のある人も社会参加しやすくするための合理的配慮の提供等の事例(想定事例を含む。)を、関係省庁、地方公共団体、障害者団体などから収集・整理し、事例集として取りまとめました。
この事例集を活用し、合理的配慮の提供をはじめ、障害者差別の解消に向けた取組の裾野が更に広がるとともに、障害者差別解消法の意義や趣旨などが、社会全体に一層浸透していくことを期待しています。
ただし、障害の種類は多様で程度も様々であり、この事例集に掲載されている事例に類似した出来事であっても、そこで適切となる合理的配慮の提供等は掲載されているものと異なることがあります。この事例集を参考としつつも、実際の事案においては柔軟な対応が求められますので、個別の事案ごとに、具体的場面や状況に応じて総合的・客観的に判断してください。
・合理的配慮サーチ
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/jirei/index.html
(ページの趣旨)
障害者差別解消法は、全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向け、障害を理由とする差別の解消を推進することを目的として、平成28年4月に施行されました。このページでは、合理的配慮等の具体的な事例をご紹介します。
合理的配慮は、障害の特性や社会的障壁の除去が求められる具体的場面や状況に応じて異なり、多様かつ個別性の高いものです。建設的対話による相互理解を通じて、必要かつ合理的な範囲で、柔軟に対応がなされるものであり、本データ集に事例として掲載されていることを以て、当該事例を合理的配慮として提供しないことがただちに法に違反するもの(提供を義務付けるもの)ではない点にご留意ください。
(御利用にあたって)
参考事例集は、合理的配慮や不当な差別的取扱いの具体例だけではなく、いわゆる事前的改善措置・環境整備にあたる内容も含んでいます。
本データ集には、内閣府の管理下にない外部のウェブサイトへのリンクが多く含まれます。
外部のウェブサイトの操作方法・不具合等は各ウェブサイトの管理者にご確認ください。
平成28年4月から施行された差別解消法ですが、まだ法律の周知が進んでいるとはいえず、
特に「合理的配慮」の考え方については、具体的なイメージを持つのが難しいです。
事例集や合理的配慮サーチの活用は
有効だと思います。