全国手をつなぐ育成会より[2016年08月04日(Thu)]
先日のやまゆり園での事件を受けて、
全国手をつなぐ育成会連合会からのお知らせです。
(全国手をつなぐ育成会連合会)
http://zen-iku.jp/
【思い出の一枚を、お送りください】
津久井やまゆり園で入所者を殺害した加害者は、障害のある人の命や尊厳を否定する言動を繰り返していました。
悲しいことに、容疑者の主張に賛同するごく一部の意見も存在します。
しかし、私たちの家族は、一人ひとり大切な命を生きています。よろこびや悲しみ、出会いや別れを経て、かけがえのない人生を生きる一人の人間です。
そんな障害のある人一人ひとりの姿を、私たちは機関誌『手をつなぐ』を使って社会に提示したいと考えています。
そこで皆様にお願いです。
障害のあるご家族等との思い出の写真を、当会までお送りいただけないでしょうか。
産声を上げたあの日、初めてのおでかけ、入学式や卒業式、初めての給与でごちそうしてくれた外食…。
障害のある人とそのご家族やご友人が一緒に幸せそうに写っているものであれば、どのような場面の写真でも構いません。
「私たちは生きている」。その姿を示すために、一枚でも多くの写真を掲載できればと思います。
概要は、以下の通りです。締め切りまで日がありませんが、積極的にご協力いただければ幸いです。
【概要】
写真送付先アドレス:
ikiru@zen-iku.jp※
必ず、送付者のお名前とご連絡(電話番号等)をご明記ください。
締切:
2016年8月11日(木)
※ 編集の都合上、ギリギリのタイミングとなります。
11日必着でお願いします。
目標応募数:200件
(上限はありませんが、目標を大きく上回った場合はすべての写真を「手をつなぐ」へ掲載できない可能性もあります。ご容赦ください)
(良くある問い合わせ)
問 どのような写真を送ればいいですか?
答 障害のある人とその家族の思い出写真であれば、場面・時期(年齢)・構図などは問いません。障害のある人お一人ではなく、ご家族、親しい人など複数で写っているお写真をお願いします。
問 これから撮影する写真を送ってもいいですか?
答 もちろんOKです。大切な人との愛情にあふれた一枚をお願いします。
問 紙に焼いた古い写真を郵送してもいいですか?
答 今回は写真の返却ができません。そのため、紙焼きの写真しかない方は、ご自宅にスキャナなどがあればスキャンした電子データをお送りください。
スキャナがない場合は、写真をデジタルカメラで撮影し、そのデータをお送りください(写真が歪まないよう真正面[真上]から撮影し、かつ撮影者の影が映り込まないようご注意ください)。
問 プライバシー保護のため、ぼかしを入れてほしい
答 今回は、障害のある人一人ひとりの姿を提示することが趣旨となっています。個々の命の重さを提示することにご理解をいただき、ぜひお顔を出すようにしてください。
問 障害のある友達との一枚を送りたいのですが。
答 もちろんOKです。友人、利用者と支援者、仕事の仲間など、障害のある人を大切に思う間柄であれば、どのような関係でも構いません。ただし、障害のある本人の了解を得るようにしてください。
問 携帯電話で撮影したものでもいいですか?
答 スマホであればOKです。ガラケーの場合は、きれいに印刷できない場合もありますので、なるべくスマホかデジカメで撮影したもの(画質を最高品質に設定してください)でお願いします。
(その他のご注意)
・送付いただいた写真データは、原則として『手をつなぐ』の掲載のみに使用します。(多数の写真が寄せられた場合には、全育連のホームページへの掲載なども検討いたします)
・お送りいただいたすべての写真を掲載したいと考えますが、目標を大きく上回った場合はすべての写真を「手をつなぐ」へ掲載できない可能性もあります。ご容赦ください(掲載の可否はお答えできません)。
・ご不明な点は、下記アドレスまでお問い合わせください(メールでの連絡にご協力ください)。
問い合わせ先:
ikiru@zen-iku.jp
全国手をつなぐ育成会連合会
「特別な1枚」でなくても、日ごろの何気ない1枚でもまったく問題ありません。
また、障がいのある人だけの写真でも、家族と写っている写真でも、仲間と写っている写真でも、たくさんの人と写っている写真でも、思い出の1枚であればどんな写真でも構いません。
障がいのある人もない人も、「代わりのいない一人」として等しく生きている。
そのことを改めて共有できれば・・と思います。
短い期間での呼びかけで恐縮ですが、一人でも多くの方にご賛同いただければ幸いです。
よろしくお願い申し上げます。