手をつなぐ育成会 (511)
部会合同会議[2014年10月04日（Sat）]
１０月３日（金）午後３時から、花巻市総合福祉センターに於いて、平成２６年度花巻市地域自立支援協議会専門部会合同会議が行われ、各部会のメンバー４２名が参加しました。
今まで部会毎に活動してはいましたが、他の部会の動きが見えないという思いはありましたが・・・。
今回、就労部会さんからの希望により、初めて一同に会して他部会のメンバーと交流できたことは本当に有意義だったと思います。
前半がまさかの？グループワークでびっくり
「しょうがいのある方々が地域で生活するために自立支援協議会ができること」というテーマで６つのグループに分かれてグループワークを行いました。
どのグループも同じワーキング所属の人がいなくて、ほぼ完全にシャッフルされていました。
相談事業の充実、地域への啓発、情報発信、他団体との連携、福祉サービスの充実、本人たちの活動＆居場所・・・などと、各グループとも、大体似たような内容の発表がなされていました。
後半は、花巻市障がい福祉アンケート調査の結果報告についての説明がありました。
これは、花巻市障がい福祉計画を策定するための基礎資料とすることを目的に行われましたが、圧倒的に６５歳以上の身体障害者が多い中で、全体的な数字を示されても・・・、そこには、知的しょうがいのある子どもを持つ家庭の個別のニーズは見えてこないという状況がありました。
放課後等デイサービスの事業者が不足しているとか、通学支援などのニーズは数の力の中で埋もれてしまっています。
就労していますか？という問いに関しても、「一般就労している人ばかりなのか？、就労系の事業所に通っている方々も含まれるのか？特定できない」と、支援学校の進路担当の先生が発言していました。
現状分析がしっかりできていてさすがだと思いました
。アンケートって、質問のしかた一つでニュアンスが変わってくるので、よっぽど文言を吟味しないと、本当に聞きたいことからずれてしまう？ということにもなりかねません。
また、しょうがいによって困り感が全く違います。さらに年齢によっても違ってきます。
せっかくアンケートを取ったのだから、ちゃんとアンケートを取りましたよ！、という行政側の既成事実のためだけでなく、計画に有効に反映させるためには、しょうがい種別に吟味して分析していただきたいと感じました。
