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エマージェンシー・メディカル・レスポンダー財団(EMR財団) 公式ブログ
救護・救命に関する情報の発信、活動報告を行うEMR財団公式ブログです。
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2020年11月12日
ガイドライン2020情報 止血として止血帯が話題に (国際コンセンサス)
今回は、止血について記載していきます。
ガイドライン2020の概要でも記載いたしましたが、2020年10月21日の発表ではAHAもJRCもファーストエイドに関するガイドラインを出しませんでした。
しかし、CPRとECCの国際コンセンサスとは切り分けた文章で、ファーストエイドとその治療についての国際コンセンサス2020が発表されています。
その中に、出血における止血の記載があります。
【止血の第一選択は 直接圧迫?止血帯?】
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posted by ちょこ at 09:56|
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2020年11月11日
AHA-BLS2020コースの質は、インストラクター次第で格差が生まれる
10月21日に発表された、アメリカ心臓協会蘇生(CPRとECC)ガイドライン2020に合わせ、BLS及びACLSのコースビデオ2020英語版が発売になっています。
ご興味がある方は、以下かから購入と閲覧が可能です。
https://ebooks.heart.org/
同じく英語版で発売されているインストラクターマニュアル2020の内容を含め、AHA-BLSのコースがどのように変わるのかを考察いたします。
【ナレーションの2人が魅力的な、BLS2020コースビデオ】
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posted by ちょこ at 12:55|
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2020年11月03日
ガイドライン2020情報 ACLS 血中酸素飽和度の目標値(AHA)
酸素投与における血中酸素飽和度(SpO2)の目標値について、AHA-ACLS2020の教本に新たな記載ありました。
【SpO2 ”100” ”98” ”93” ”90” の内、適正なのはどれ?】
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posted by ちょこ at 11:08|
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2020年10月31日
ガイドライン2020情報 脳卒中 (AHA ILCOR)
蘇生ガイドライン2020における、AHAのBLS教本には脳卒中や心臓発作、溺水、アナフィラキシーなどの記載が始まりました。またオピロイド中毒に関して、ナロキソン投与を市民がトレーニングすることを提言しています。
なぜ、BLSの分野にこの分野の内容が記載され始めたのでしょうか?
それは、救命の連鎖の初めの鎖である「心停止の予防」の概念と考えられます。
※救命の連鎖 AHAでは院内の救命の連鎖の始めが「心停止の予防」 JRC(日本)は市民も含め「心停止の予防」から入っています。
一旦心停止となると、状況により蘇生が見込めない事も多くあります。そのため、心停止前に兆候に気が付いて心停止にさせないという考え方を広めることに教本もシフトしてきたのではないでしょうか。
特に、病院内での心停止にはその8割に兆候があるといわれています。8割も兆候があるのであれば、それに気が付いて、そもそも心停止を起こさせないようにしなければいけないでしょう。今回のAHA−BLS教本を見るとその「気づき」についての記載が強く表れています。
今日は、その中で脳卒中とガイドライン2020に関する記事です。
【脳卒中の大半は院外で起きている。その兆候に気がつけるかに全てがかかっている。】
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posted by ちょこ at 12:56|
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2020年10月29日
ガイドライン2020情報 BLSにおける人工呼吸の変更(AHA ILCOR)
ガイドライン2020における、人工呼吸の変更について取り上げていきます。
※COVID-19対策は別とし、国際コンセンサス2020およびAHAガイドライン2020について記載いたします。
・小児乳児に対する人工呼吸
ガイドライン2015から一部変更
・溺水に対する人口呼吸
ガイドライン2015から一部変更
【小児・乳児に人工呼吸は必須なのか 2020の見解は】
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posted by ちょこ at 11:50|
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2020年10月28日
ガイドライン2020情報 「CPRコーチ」とは (AHA)
先日記載いたしました通り、AHAガイドライン2020ではCPRそのものに関する大きな変更点は少なく感じます。
しかし、質の高い心肺蘇生を現場で実施できることを目標にした方策が打ち出されています。
その一つが、[CPR COACH]の概念です。
ガイドライン2020に合わせて発表された、BLS及びACLS等の教本に新たに記載が始まりました。
直訳すると、「CPRコーチ」でしょうか。
AHAは、この仕組みによりCPRの質が高く保持されると認識しています。
それではCPRコーチって何でしょうか?
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posted by ちょこ at 13:36|
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2020年10月22日
AHA-ガイドライン2020など発表されました【概要】
2020年10月21日
アメリカ心臓協会 AHAガイドライン2020が発表されました。
今回の発表は、心肺蘇生(CPR)および心疾患治療(ECC)のガイドライン2020となります。
なお、国際蘇生連絡協議会(ILCOR)の国際コンセンサス(CoSTR)2020も同時に発表となりました。Circulation誌で英語版を読むことが可能です。
ちなみに、日本版ガイドライン2020(日本蘇生協議会)は、2021年3月までにドラフト版の発表の予定が表記されています。
さて今回発表された、ガイドライン2020と国際コンセンサス2020の主なトピックスをお伝えします。
【
AHAガイドライン2020 ハイライト
左をクリックすると日本語版PDFが開きます】
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posted by ちょこ at 15:00|
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2020年06月26日
早い呼吸と過呼吸、これは言葉の違いだけ?
呼吸がおかしい傷病者に出会う事はありますでしょうか?
子どもを相手にする職場の方は、比較的出会うことが多いかもしれません。
この記事では、おかしい呼吸の中でも、早い呼吸をしている人対する認識と言葉について考えてみたいと思います。
最初に、例題を挙げますので少し考えて頂ければと思います。
皆様の職場で傷病者に接触しました。
詳細を確認する前に、第1報をチームに伝えることにしたとします。
チームへの第1通報として傷病者の状態を、どういう言葉で伝えますでしょうか。
【10代女性の例】※ページ最後に症例の解説があります。
室内温度24度。現場到着時、意識レベルJCS1桁(息苦しそうで受け答え困難)で長座の姿勢を取っていた。
言い争いがあったのか、知人がやや興奮して近くにいた。
早い呼吸で喘鳴(呼吸音)等なし。時々呼吸に不規則さ(呼気が長い)があり、顔色がやや蒼白く見える。
用手的にわかる範囲で、HR(脈拍数)120/分程度、RR(呼吸数)60回/分程度であった。
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posted by ちょこ at 10:03|
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2020年06月24日
新型コロナ時代のファーストエイドをどうするか
新型コロナに対応した、心停止傷病者対応の心肺蘇生のガイドラインが各所から出されてきています。
日本救急医療財団 市民による救急蘇生法
日本臨床救急医学会 消防による対応ガイドライン
アメリカ心臓協会 感染症例又は疑いのある場合のBLSアルゴリズム
市民においては、人工呼吸を省く方向性が強く出ており、職業上対応義務者になるほど
可能であればフルスペックのBLSを実施できるよう感染防護の準備が推奨になっています。
しかし、それは心停止傷病者の場合です。
まだ息をしている傷病者に対して、今後どう扱っていけばいいのでしょうか。
【従来のファーストエイドコース。シミュレーション訓練でさえ、濃厚接触か。】
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posted by ちょこ at 15:24|
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2020年01月23日
救護に関わるファーストレスポンダーって何?
東京オリンピック2020まであと半年となりました。
現在、東京オリンピック2020の救護に関わるボランティアに対する「ファーストレスポンダー/First Responder」教育が行われています。
さて、「ファーストレスポンダー/First Responder」って何なのかご存知の方はどれくらいいらっしゃいますでしょうか。
インターネットで「ファーストレスポンダー」を検索すると、消防大学校や大学病院の調査研究報告書、2.5〜3時間で終了する外傷メインのファーストレスポンダーコース、ファーストレスポンダーの言葉を使った心肺蘇生教育のページ等が上がってきます。
つまり、日本ではその定義が定まっていないのが現状です。
それでは、もともとファーストレスポンダーとは何なのか。アメリカやカナダなどの諸外国の事情を調べてみました。
【心肺蘇生や、ファーストエイドを知っていたらファーストレスポンダーなのか】
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posted by ちょこ at 14:14|
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