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«間違っていませんか? 119番通報 症状の伝え方 | Main | アメリカ心臓協会(AHA) ガイドライン2015 Interimコース12月23日開始»
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≪医療従事者向けBLS≫ AHA G2015 呼吸・脈の確認をした後の通報はインストラクターにとって悩ましい [2015年12月16日(Wed)]
アメリカ心臓協会(AHA) ガイドライン2015 BLSインストラクターアップデートがオンラインで公開されました。


その中で気になるのは、BLSヘルスケアプロバイダーの傷病者対応アルゴリズムです。

以前、記事:≪大きく変わったガイドライン 2015≫医療従事者向けBLS でも触れたのですが、ガイドライン2015では傷病者に対する行動が変わりました。



その中で、今回のインストラクターアップデートで示されたのは以下の青文字の部分です。


  反応の確認

   

    ↓(なし)

  

  携帯端末で救急対応システムに通報する(適切な場合)

  

    ↓

  

  呼吸の観察(同時に頸動脈(乳児上腕動脈)拍動確認)10秒以内

  

    ↓(呼吸がない 又は 死線期呼吸(すなわち正常な呼吸でない))


 「fully activate emergency responce system or call for backup」




つまり反応がなければ緊急通報、そのあと呼吸・脈の確認を行い 救急対応システムの発動又は応援の要請をしましょうということです。


実際の現場を想定すると理に適っています。

患者に反応がなければ通報が必要だけど、呼吸・脈の確認後 心停止かどうかの通報も忘れないようにすることが大切です。

医療従事者にとっては当たり前のことかもしれません。



しかし一方で、AHAコースG]2015暫定版の実技試験をみると「fully activate emergency responce system or call for backup」はチェック項目に入っていませんでした。傷病者に反応がない事がわかった時点で、ドクターコールとAEDの要請をすればこの部分は合格になります。


さて、これをどう講習で伝えていくかはインストラクターにとって悩ましいところでしょう。


全員試験合格を目指すのであれば、できるだけシンプルにしたほうがいいです。「fully activate emergency responce system or call for backup」はトレーニングしなくてもいいかもしれません。

また、心停止と認識すれば遅延なく胸を押すことが必要です。call for backupの伝え方を間違えると、矛盾が生じることになるかもしれません。

しかし、実際の現場を想定したら、BLSトレーニングで「fully activate emergency responce system or call for backup」を実施したいところです。
病院内でドクターに「患者さんの反応がなくなったので来てください」とだけ伝え救急対応システムを要請するのは、ややお粗末ではないでしょうか。



このあたり、AHAのG2015コースビデオでどう示されるのか興味深いところです。

BLSヘルスケアプロバイダー コースビデオは来年2月に英語版が発売されるので、手に入ったらレビューしてみたいと思います。


アメリカ心臓協会 AHA BLS ヘルスケアプロバイダー.JPG
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