Goldmund(1) : Two Point Discrimination
[2008年07月12日(Sat)]
Goldmund / Two Point Discrimination
1. Leading 2. Then 3. From 4. Light 5. To 6. Shadow 7. They 8. Will 9. See 10. As 11. One
今回は、Goldmundの Two Point Discrimination を紹介したいと思います。 Goldmundは、以前ここでも紹介したHeliosの別名義です。 こちらのGoldmundの名義では主に、ピアノを中心とした“生”のアンビエントな曲を製作・リリースしています。
他にリリースしたCDは、「Corduroy Road」のみですが、今月(7月8日)に新しいアルバム「the malady of elegance」が発売されたようです(Amazonより) このTwo Point Discriminationを去年の11月に出しているので、スパン的に結構早い3rdになりますね。 是非買いたいところです。
Richard Devine(リチャード・ディヴァイン)は、ここで紹介すべきなのか迷いました。 初心者向けってわけでもないと思うからです。 エレクトロニカには、なかなか明確な区切りを指す言葉がないので、ポップなエレクトロニカ、ノイズ的なエレクトロニカもひとくくりで、Electronica(エレクトロニカ)となってしまいます。 でも僕のブログだし、僕が紹介したいし笑、そして何よりこんな音楽も聴いて欲しいという思いを込めて書きます。
1. Bless This Morning Year 2. Halving the Compass 3. Dragonfly Across an Ancient Sky 4. Vargtimme 5. For Years and Years 6. Coast Off 7. Paper Tiger 8. First Dream Called Ocean 9. The Toy Garden 10. Sons of Light and Darkness 11. Emancipation
Bless This Morning Year(1曲目) … 何処かもの悲しげな雰囲気。ギターのメロディが素敵です。 Coast Off(6曲目) … この曲大好き。ピアノのフレーズがどうしようもないくらいに好きです。ベースラインが8ビートで刻んでいて、うまく曲を支えています。 The Toy Garden(9曲目) … 頭がぼんやりして、体を置いて何処か行きそうな感じです。鳴り続けるパーカッションの上に心地よいパッドが乗っかって…、途中のギターが入った後が更に素晴らしい。
1. New Year Storm 2. Volcan Veins 3. Truncation Horn 4. For Wolves Crew 5. Violenl 6. Gaskarth/Cyrk Dedication 7. Ache of the North 8. Mercy Sines 9. Hot May Slides 10. Beg 11. Penultimate Persian
Small Sails(1) : Similar Anniversaries
[2008年06月17日(Tue)]
Small Sails / Similar Anniversaries
1. Somnambulist 2. Aftershocks and Afterthoughts 3. Backside of a Magnet 4. Farewell Weird Owl 5. Corners 6. Lawn Makers 7. Earthbound with Parents 8. This Flimsy Traveling Machine 9. House or Home 10. No Spriit Animal
今回紹介するのは、これからの暑い夏にぴったりなSmall Sails(スモール・セイルズ)のSimilar Anniversariesです。 オレゴン州ポートランドを拠点に活動する、アメリカ出身の4人組( Adam Porterfield, Ryan Jeffery, Gary Jimmerson, Ethan Rose )のバンド。 2007年3月末に、このSimilar Anniversariesをリリースしたようです。ちなみに1st。
(以下私事です) 今回 Small Sails( スモール・セイルズ )を紹介しますが、正直迷いました。 ジャンルで「Electronica(エレクトロニカ)」というと、最近ではバンドも含められることが多いのですが、僕はここでは、主にテクノから派生したと捉えられるサウンドのエレクトロニカを紹介してきました。バンドでエレクトロニカというと、あまりに在りすぎるので収集がつかなそうということで、なるべく避けるようにしましたが、今回はやめました。 何故なら、凄く良いからです。素晴らしいからです。良さは下のReviewで語ります!
▽ R e v i e w
僕は、去年にこのアルバムを知りましたが、こいつの印象は強烈でした。 これこそエレクトロニカ初心者が聴くべき素晴らしい音楽の一つといえるでしょう。 何よりの特徴は、ポップで聴きやすいことです。人間の声がありますが、ウィスパーなので歌詞のある歌を歌っているわけではありません。しかしそれが何とも心地良い雰囲気をプラスさせます。 また、バンドの名前が Small Sails → “小さい帆船たち” つまりは「海」に関係している名前だと思うのですが、曲を聴いてみるとまさにそれ。 僕のイメージですが、これは『夏』です。夏そのものを音楽にした感じ。 「海でこれでもかと遊んだ後、夕日が海面を照らしているのを、走る車から眺めている」とか「夕方の海から帰る」そんな状況が、曇りなくパッと浮かんできます。 僕が友達と車で出かけたとき、Small Sailsをかけながら湘南に行ったのですが、帰路では曲と心境のシンクロ率にビビリましたね笑 友達も「合うな〜」と言っていました。 何処が夏らしく、海らしくするのか、僕は何回聞いても具体的な答えが出ません。 Small Sails、凄すぎます^^;
彼を知ったきっかけは、Boards of Canada(以下BOC)でした。 僕がいつもお世話になっている、Janis(ジャニス)というCDのレンタルショップがあるのですが、そこでたまたま「キリスト」なんて大層な名前だなぁとか思って何気なく手に取ったのが、Christ との出会いです。BOC好きだとは言え、クライストが元メンバーということも知らなかったので、悔しかったですねぇ笑