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< エレクトロニカを髄まで楽しんでいく会 >

エレクトロニカ/Electronicaは好きですか?
いいえの方&エレクトロニカ初心者の方、
勿体無いから是非聴きましょう、きっと気に入るものもあるはずですよ^^

ここでは、今もトロニカ&これからトロニカな方々などへ向けて、
古き良きエレクトロニカから最近のものまで、
色んなCDを ”具体的に” 紹介していきます。
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あと、raco(らこ)って名前で、Electronica作ってます。
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エレクトロニカが好き&気になる人たち&右も左も分からない
そんなあなたに、このブログを見て貰いたい。

このブログがあなたにとって、
エレクトロニカを聴く&好きになるきっかけになりますように。

さぁ、共に髄まで楽しんでいきまっしょぃ。



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エレクトロニカ作ってたりします。raco(らこ)って名前でやってます。

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前期を終えての感想。 [2008年07月14日(Mon)]
こんにちは。
松井 翔です。

このブログは、最初の記事の通り、久米信行先生の明治大学商学部『ブログ企業論』の一環として立ち上げられたブログです。
今回は、その感想について書きたいと思います。

以下。
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前期を終えてみて、気づけばあっという間という感じでした。
僕自身、ブログを今までちゃんと書いた経験など無く、履修したときは先行きが不安でしたし、どうなることやらと思っていました。しかし、毎度の授業で色んな方のブログを拝見し、自分もちゃんと付いて行かなければ、と思いを起こして何とかここにいます。
そして今、何だか妙な達成感があります。
毎日書いてこれなかったのは、事実ですが、それにしても飽きっぽい自分がブログをよくここまで一貫性を持って書き上げてきたなと思ってしまいます。
更には、心の底で秘めていたエレクトロニカアーティストになりたいということも公言してしまいましたし、久米先生の仰っている「自分をプロデュースする」ことが具体的にどういうようなことなのか、ということがだんだん分かって来たような気がします。思えば僕はとても消極的な人間ですが、自分の好きなものを借りれば、自ずと自分らしさが表現できることが分かってきました。
後期では、この経験を活かして、自身の名義であるraco(らこ)をプロデュースしていけるよう頑張っていこうと思っています。
どうもありがとうございました。

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<エレクトロニカを髄まで楽しんでいく会> 松井 翔 (MaSh, raco)
連絡先 : insect_man85@hotmail.com


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【番外編の最新記事】
Goldmund(1) : Two Point Discrimination [2008年07月12日(Sat)]

Goldmund / Two Point Discrimination

1. Leading
2. Then
3. From
4. Light
5. To
6. Shadow
7. They
8. Will
9. See
10. As
11. One




今回は、Goldmundの Two Point Discrimination を紹介したいと思います。
Goldmundは、以前ここでも紹介したHeliosの別名義です。
こちらのGoldmundの名義では主に、ピアノを中心とした“生”のアンビエントな曲を製作・リリースしています。

他にリリースしたCDは、「Corduroy Road」のみですが、今月(7月8日)に新しいアルバム「the malady of elegance」が発売されたようです(Amazonより)
このTwo Point Discriminationを去年の11月に出しているので、スパン的に結構早い3rdになりますね。
是非買いたいところです。



▽ R e v i e w


Goldmundを知ったのは、Heliosを聴いてからですね。
聴いてびっくり、ホントにピアノだけのアルバムでした(たまに違う楽器音もしますが)。
あと、ほとんどの曲が1〜2分ちょいと短いものばかりでした。

聴く前には、ピアノだけでどんな世界を楽しませてくれるのかと思い、良い期待と悪い期待の両方をしていましたが、良い意味で独自の世界観を感じさせてくれました。
Heliosサウンドも独自を確立していて、素晴らしかったのに、ピアノでも違う面が垣間見えたのも凄いです。
でも注意です、あの優しいHeliosサウンドとは違います
なんというか、もっと自然でシリアスな感じです。どちらかというと、ピアノを活かした静寂感とか悲哀などが出ていると思います。
アーティストとして、実験的なことに試みようとしている感じは伝わってきますね。音楽をやる人間として、素晴らしいことだと思います。


〜個人的に推薦したい曲たち〜


Then(2曲目) … 悲しげな雰囲気で、クラシックに少し近い気がします。終わり方が良いです。1分54秒です。
Light(4曲目) … 最初のピアノのフレーズが、シンセのようです。実験的な感じで、僕の好きな曲です。3分。
See(9曲目) … 不思議な心地。低音が後ろで鳴り響きながら、右手が単音ずつどんどん音階を上がっていきます。1分44秒。
One(11曲目) … 叙情的な曲です。Thenに続いてどちらかというとクラシックに近いかもしれません。1分27秒。


※You tubeには、Goldmundの楽曲は置いてなかったみたいです。



▽ L i n k


HPは今現在なし → Not Foundって出ます笑

Last.fm → お馴染のラストエフエム。

MySpace → ニューアルバム「the malady of elegance」の2曲と他二枚の一部が聴けます。新譜の「In A Notebook」、聴きやすい良い曲でした。







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Richard Devine(1) : Asect:Dsect [2008年07月05日(Sat)]

Richard Devine / Asect:Dsect

1. Cprec
2. Dansk Rap
3. Floccus
4. Corina Chirac
5. Klockner
6. Flask
7. Isuko
8. Let Mendax
9. Vostream Bas
10. Rusx Fee
11. Halicrafter
12. Capract
13. Randale
14.Amber's Prelude



今回は、Richard Devine(リチャード・ディヴァイン)のAsect:Dsect(アセクト:デセクト)を紹介したいと思います。あと最初に言って置きますが、このCDは初心者向けという訳でもないかもしれません。なので、多く見積もってランクは上級にしときました。

ちょっと引用。以下↓(ここから ListenJapan --- http://listen.jp/store/ )

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ポスト・オウテカ・ジェネレーションの筆頭に挙げられるアトランタのエレクトロニカ狂、リチャード・ディヴァイン。10年間クラシック・ピアノを学習した彼は、ヒップホップ、インダストリアル、モートン・スボトニックやジョン・ケージ、カールハインツ・シュトックハウゼンなどの初期電子音楽の洗礼を受け、 15歳で作曲を開始する。96年、ミネアポリスのアシッド・テクノ・レーベル<Communique>よりデビュー。現在は、マイアミに拠を構えるレーベル<Schematic>、ロンドンの<Warp>を中心にリリースを展開。

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リリースしたアルバムは、Lipswitch(01年)、Aleamapper(01年)、今回のAsect:Dsect(03年)、Cautella(05年)。
Cautellaは現在入手困難で、何処のオンラインショップ(海外含む)でも在庫切れ状態ですねぇ。オークションなどでおとすぐらいしか手に入れる手立てはなさそうです。

ちなみに、彼はパソコン7台を駆使して楽曲製作をしているらしいです。また、機材を扱うことに関してもただのアーティストというより、もはやエンジニアの域なので、ソフト制作会社が彼に動作確認を頼んだり、プリセット(あらかじめソフトに入っている音色)を作ってもらったりする契約を結んでいるようです。本人曰く、「常にソフトの限界に挑戦している」らしいです笑
そんな彼が作る楽曲たちは、電子職人としての矜持なのか、妥協がない精鋭たちばかりです。



▽ R e v i e w


Richard Devine(リチャード・ディヴァイン)は、ここで紹介すべきなのか迷いました。
初心者向けってわけでもないと思うからです。
エレクトロニカには、なかなか明確な区切りを指す言葉がないので、ポップなエレクトロニカ、ノイズ的なエレクトロニカもひとくくりで、Electronica(エレクトロニカ)となってしまいます。
でも僕のブログだし、僕が紹介したいし笑、そして何よりこんな音楽も聴いて欲しいという思いを込めて書きます。

ちなみに、僕はRichard Devineのアルバムを三枚もっています(Lipswitch,Aleampper,Asect:Dsect)が、
今のところこのアルバムが一番好きかもしれません。

このアルバムの特徴として、大雑把に言ってしまうと前作2枚の雰囲気がそのまま移植+αのような感じになっているため、楽曲も偏りのないチョイスであるからです(最初はあまり違いを感じないかもしれませんが笑)。

ノンビートの曲、ノイズ的な曲、ノイズ+ビートの曲、グルーヴィーな曲、クリアーな雰囲気の曲など色々あります。
若干、Autechre(オウテカ)を彷彿させる曲もいくつかありますが、楽曲一つに対する緻密さなどは明らかにRichard Devineのが上でしょう。(オウテカにもGantzGrafがありますがね笑)



〜個人的に推薦したい曲たち〜

Floccus(3曲目)    … ノイズが主でしょうか。ビートと絡み合ってます。
Corina Chirac(4曲目)… ノイズにパッドが混ざり、その上で速めのビートが展開されています。
Rusx Fee(10曲目)  … ストイックでロックなビートにノイズが乗ってくる。僕がこのアルバムで一番好きな曲です。とにかくカッコいい。是非聴いて貰いたいです。
Randale(13曲目)   … 唯一メロディアスな曲。ノイズに疲れて、ほっとする感じです笑


Richard Devine / Corina Chiac




▽ L i n k


richard-devine.com → かなり凝ってるHPです。「メカ」って感じでクールすぎる。見る価値あります。

Last.fm → お馴染のラストエフエム。

MySpace → Cautella収録曲の一部やRemixなどが聴けます。







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raco [2008年07月03日(Thu)]
どうもー、こんにちは。
今回はCDのレビューではありませんが、しょぼいお知らせがあります。






このブログの運営者こと、松井 翔は、
raco(らこ)という名義で、今後Electronica(エレクトロニカ)アーティストを目指して活動しようかと思っております笑

もしかしたら無謀なのかもしれませんが、前から曲を作ってきた(MaShという名義)しエレクトロニカが好きだし、チャレンジしてみるのも良いかもしれないと思ったからでした。
むしろ、昔から打ち込み音楽しか聴いてこなかったし、エレクトロニカのアーティストに憧れていました。

この機会に、頑張ってみようと思います。
応援してくれる方が居たら、よろしくお願いします。



↓僕の曲が聴けます。


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Helios(1) : Eingya [2008年07月01日(Tue)]

Helios / Eingya

1. Bless This Morning Year
2. Halving the Compass
3. Dragonfly Across an Ancient Sky
4. Vargtimme
5. For Years and Years
6. Coast Off
7. Paper Tiger
8. First Dream Called Ocean
9. The Toy Garden
10. Sons of Light and Darkness
11. Emancipation




こんにちは。
今回は、アメリカの癒し系エレクトロニカアーティスト、Helios(ヘリオス)のEingyaを紹介したいと思います。
本作が出たのは、06年。彼のリリースしたCDの中では、おそらく2ndアルバムにあたります。


彼の音楽を端的に一言で表せば、まったり優しいサウンド。



▽ R e v i e w


僕がHelios(ヘリオス)を知ったのは、07年でした。
最初に聴いたのがこのアルバムです。

ちなみに僕がHelios(ヘリオス)を気になりはじめたのは、リリースしてから既に一年経ったぐらいの頃でした。買おうと思ってたのですが、ずっと先延ばしにしていて、手に入れて聴いたときには「なんでもっと早く聴いて置かなかったんだろう」と後悔しましたねぇ。とにかく、素晴らしいアルバムです。

現在では、他二枚(Unomia,Ayres)も手元にありますが、初めて聴いたときの印象が強いせいか、個人的にはこのEingyaが一番好きかもしれないです。

楽曲全体を通しての印象としては、オーガニックで人間味溢れるサウンドばかり。
リバーブの効いたピアノ、ギターと、アコースティック感のある独特のパーカッション、全体を覆うようにゆったりと広がっていく優しいパッド。
緩く、繊細で、どこか臆病な感じもあって、優しくて、ぼんやりとした温かさが伝わってきます。
ほっと…一息できる感じです。かなりリラックス効果があると思われますよ。
休日にこのアルバムをかけながら昼寝なんてしたら、もう本当に最高でしょうねぇ。。

ゆったりと過ぎていく時間の中で、うっとり感も味わえること必至です。
オススメのCDですよ。買って損する事は、まずあり得ないといえるでしょう。


あと、このジャケットもなんか良いですよね。絵っていうのがまた。
“優しさ”も感じますが、恋愛?みたいな、そんなものも感じられる雰囲気が好きです。


あぁ、なんかもう僕自身が聴きたくなってきちゃいました。…聴こ笑



〜個人的に推薦したい曲たち〜
全部良い曲ですが、敢えて出すならって感じで選びました。

Bless This Morning Year(1曲目) … 何処かもの悲しげな雰囲気。ギターのメロディが素敵です。
Coast Off(6曲目)  … この曲大好き。ピアノのフレーズがどうしようもないくらいに好きです。ベースラインが8ビートで刻んでいて、うまく曲を支えています。
The Toy Garden(9曲目) … 頭がぼんやりして、体を置いて何処か行きそうな感じです。鳴り続けるパーカッションの上に心地よいパッドが乗っかって…、途中のギターが入った後が更に素晴らしい。


Helios / The Toy Garden





▽ L i n k


HPは今現在なし → ずっと「working on it..」です笑

Last.fm → お馴染のラストエフエム。

MySpace → リリースされていない曲とか聴けます。








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Clark(2) : Turning Dragon [2008年06月17日(Tue)]

Clark / Turning Dragon

1. New Year Storm
2. Volcan Veins
3. Truncation Horn
4. For Wolves Crew
5. Violenl
6. Gaskarth/Cyrk Dedication
7. Ache of the North
8. Mercy Sines
9. Hot May Slides
10. Beg
11. Penultimate Persian


今回紹介するのは、Clark(クラーク)の「Turning Dragon」です。
Clarkは、以前にChris Clark(クリス・クラーク)としての「Clarence Park」を紹介しました。
このブログでClarkを紹介するのは2回目になります。
ちなみに購入したのは最近です…笑


Turning Dragonは、Clarkの最新のアルバム。
Clarkは今年の「渚」にも参加したらしいですね。全然知らなかったです。
Live映像(曲:Diesel Raven(from Clarence Park)



さて、今回のClarkのアルバムは一体どんな出来映えなのか?
詳細は下記のReviewで。



▽ R e v i e w


まず、最初聴いてみて――
「なんだこれは?」思わず、ジャケットのアーティスト名を確認してしまいました。
何故なら、1曲目からまさかの4つ打ち(バスドラムが4/4拍子の拍毎にアタックされるリズム。ドン、ドン、ドン、ドン、というクラブやフロア向けのダンスチューンに多いやつです)だったからです。
僕としては、IDM(Inteligent Dance Music)には暗黙の了解として、フロア・ライクな4つ打ちは自重されるものだと思ってました。

曲はというと…それが「かっこいい」んですよ。2曲目も、また4つ打ち。でもとにかくかっこいい。
ちゃんと彼は、ただの4つ打ちで終わらない曲を作り上げていましたね。
安心しましたが、同時に感嘆しました。他の曲も凄かったです。突拍子もない曲調変化と特徴的なフレーズ、曲の中でのその入りが絶妙すぎます。センスと感覚がヤバイです。

Clark、素直に凄い男だと思います。


気になるのは、わざとなのか分かりませんが、4つ打ちは4つ打ちでもそのリズムパターンが他の楽曲に使い回しされている?ということ笑
実際のところ、どういう動機なんだろうか。
そういえば、他のアルバムでもこういうことはありましたがね…笑

アルバム全体の印象としては、「黒い」(ダークさ)と「重い」。
そして、彼の持ち味の「狂気さ」というより、「クール」な面が大いに目立つ作品集になったでしょうねぇ。



〜個人的に推薦したい曲たち〜

New Year Storm(1曲目) … このアルバムの最初を飾るに相応しい4つ打ちです。変化の仕方もグッド。というか普通にセンスを感じる。
Volcan Veins(2曲目) … ハードテクノのような勢い。前で突っ込んでくる感じ。4つ打ち。ベースラインがカッコいい。
Violenl(5曲目) … これまたベースラインがクールな曲。重い感じがたまらないです。そんなにテンポは早くないですが、ノリがドラムンベースっぽいかもしれないです。
Beg(10曲目) … 狂ってる感じです笑 4つ打ち。
Penultimate Persian(11曲目) … カッコいい曲ですが、途中で曲調が変わるようなメロディに変化します。そして更に変化します。多彩で真似出来ませんねぇ。Clark、凄いです。


Clark / Beg



▽ L i n k


clark → Clark(クラーク)のHP。

Last.fm → お馴染のラストエフエム。そこそこ情報あります。 

MySpace → アルバムでは聴けない曲が聴けますよ。









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Small Sails(1) : Similar Anniversaries [2008年06月17日(Tue)]

Small Sails / Similar Anniversaries

1. Somnambulist
2. Aftershocks and Afterthoughts
3. Backside of a Magnet
4. Farewell Weird Owl
5. Corners
6. Lawn Makers
7. Earthbound with Parents
8. This Flimsy Traveling Machine
9. House or Home
10. No Spriit Animal





今回紹介するのは、これからの暑い夏にぴったりなSmall Sails(スモール・セイルズ)のSimilar Anniversariesです。
オレゴン州ポートランドを拠点に活動する、アメリカ出身の4人組( Adam Porterfield, Ryan Jeffery, Gary Jimmerson, Ethan Rose )のバンド。
2007年3月末に、このSimilar Anniversariesをリリースしたようです。ちなみに1st。


(以下私事です)
今回 Small Sails( スモール・セイルズ )を紹介しますが、正直迷いました。
ジャンルで「Electronica(エレクトロニカ)」というと、最近ではバンドも含められることが多いのですが、僕はここでは、主にテクノから派生したと捉えられるサウンドのエレクトロニカを紹介してきました。バンドでエレクトロニカというと、あまりに在りすぎるので収集がつかなそうということで、なるべく避けるようにしましたが、今回はやめました。
何故なら、凄く良いからです。素晴らしいからです。良さは下のReviewで語ります!



▽ R e v i e w


僕は、去年にこのアルバムを知りましたが、こいつの印象は強烈でした。
これこそエレクトロニカ初心者が聴くべき素晴らしい音楽の一つといえるでしょう。
何よりの特徴は、ポップで聴きやすいことです。人間の声がありますが、ウィスパーなので歌詞のある歌を歌っているわけではありません。しかしそれが何とも心地良い雰囲気をプラスさせます。
また、バンドの名前が Small Sails → “小さい帆船たち” つまりは「海」に関係している名前だと思うのですが、曲を聴いてみるとまさにそれ。
僕のイメージですが、これは『夏』です。夏そのものを音楽にした感じ。
「海でこれでもかと遊んだ後、夕日が海面を照らしているのを、走る車から眺めている」とか「夕方の海から帰る」そんな状況が、曇りなくパッと浮かんできます。
僕が友達と車で出かけたとき、Small Sailsをかけながら湘南に行ったのですが、帰路では曲と心境のシンクロ率にビビリましたね笑
友達も「合うな〜」と言っていました。
何処が夏らしく、海らしくするのか、僕は何回聞いても具体的な答えが出ません。
Small Sails、凄すぎます^^;

もっと評価が高くても良いCDなのですが、まだあまり知名度がありません。とても残念なことだと思います。

皆さんに是非聴いて欲しい一枚です。


〜個人的に推薦したい曲たち〜


Somnambulist(1曲目) … 良い曲です。冒頭から海を感じてください笑
Aftershocks and Afterthoughts(2曲目) … トランスのようなシンセにちょっと身を引いてしまいそうになりますが、良い曲であることには変わりありません。
Corners(5曲目) … もう大好きです。海+優しさ全開な曲。
No Spriit Animal (10曲目) … 「航海」の締めをくくる曲ですね。終わって欲しくないと思うこと間違いなしですよ^^


Small Sails / Somnambulist




▽ L i n k


HPはないようです。

Last.fm → お馴染のラストエフエム。

MySpace → アルバムの一曲目と二曲目と、後は未収録の一曲の計三曲が置いてあります。









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走るゾンビ [2008年06月13日(Fri)]


「28週後...」 イギリス / 2007年

出演: ロバート・カーライル, ローズ・バーン
監督: ファン・カルロス・フレスナディージョ


ジャンル: ゾンビ映画



Official Site
 http://movies.foxjapan.com/28weekslater/

(面白い演出のHPなので、興味があったら是非覗いてみて下さい)



今回はエレクトロニカと関係ない記事です。

最近、映画を見るといったら、もっぱらGyaoでの無料再生で見ることが多いこの頃です。
それなりに個人的映画ライフを楽しんでいたわけなのですが、先日どうしても観たい映画があったため日曜日にTSUTAYAで借りてきました。


6/6にレンタル解禁となった「28週後」という映画です。
本当は映画館で見たかったのですが、上映しているところが少なく僕自身の都合もつかなかたため、行こうと思っていたら上映が終わっている始末でした。
なので、ようやくレンタル出来るとのことで、この機会を非常に楽しみにしていたわけです。

まぁそれはさておき、この映画、どんな映画かというと簡単に言えばゾンビ映画です。
僕は、好きな映画としてプロフィールにも「ドーン・オブ・ザ・デッド」と書いているようにゾンビ映画が好きなんです。
しかし、ただのゾンビ映画では駄目なんですよ。
“走るゾンビ”じゃなくては駄目なんです。
「ドーン・オブ・ザ・デッド」も「28週後」もゾンビは全速力で生存者の元へ駆けてきます。
僕がゾンビ映画に望むのは、スプレッダー的なグロさなどではなく、ゾンビに追われて感染の恐怖に晒されている絶望感にしか興味がないのです笑

ゲームから映画化された「バイオハザード」(ゲームの方は初期のが好き)なんてものもありますが、あれは僕から言わせてもらえば、ミラ・ジョボビッチが華麗に殺陣をこなす単なるアクション映画です。ゾンビもステレオタイプに従い、のろのろと歩くため「じわじわ感」がありますが、本質的な追われる恐怖とは結びつきません。


今回僕が見た「28週後」には、前作と位置づけられているものがあります。
「28日後」という映画です。ただ、日と週が変わっただけです笑
ちなみに監督も違います。
→簡単なあらすじはこちら

両方ともイギリスが舞台となっていて、「28日後」はゾンビ化するウィルス「レイジウィルス」がロンドンで蔓延し、28日後にはイギリス全土へ広がり壊滅的な状況になってしまい、死の孤島と化してしまうといった話です。
映画自体のストーリーは、終盤、ゾンビがいる状況下での生存者同士の小競り合いの話になってしまうのですが、マクロで見れば上記の通りです。

対する「28週後」は28日後の更に28週後の話です。
→簡単なあらすじはこちら

もはやゾンビしかいない状況になり、誰の手もつけられない死の孤島でしたが、ゾンビたちも食べるものがないので(共食いはしない設定らしい)、やがて餓死してしまいます。
そうして、生きていると思われるゾンビが全て死滅したと思われてから、イギリスの復興活動が開始されます。しばらくして人の出入りもできるようになり、他国へ逃れた人たちもイギリスに戻ってきて、人口も1万5千人ぐらいになった頃でしょうか、そこがちょうど28週後あたりな訳です。
まぁ、そこから物語が始まるわけなんですね。


ストーリーにて、他のゾンビ映画と今回大きく違うところは、「保菌者」が出てくることです。
今までありそうでなかった、ある種リアルな設定です笑

DNAには通常の人が死に至る病気に対して、ごく・ごく稀に抗体を持つプログラムを持っている人が居ます。菌は持っていても発病しないといった感じですかね。
ただ「保菌者」はもちろんウィルスを持っているため、血液混入や粘膜の接触があった場合には、接触した側が通常の人であれば感染します。
映画では、そのこと原因となって、28週後に再びゾンビ感染が広まるわけですね。


↓色々喋ってきましたが、この動画を見つけてきてしまったので、あまり書く意味なかったかもです笑

・映画「28週後...」日本語予告編



いやぁ、怖いですね。
もし仮に東京でこのウィルスが発生したら、あっという間に広まって直ぐに日本全体が終わるでしょうね。
家族も友達も大切な人も、そして自分さえもゾンビになってしまうんでしょうねぇ。
こういう映画を観ると、妄想が止まらなくなるんですよね笑
色んな想像をしてしまう…。

あぁ、もっとゾンビ映画みたいのうー笑
本日Turning Dragonが到着! [2008年06月05日(Thu)]
Clark / Turning Dragon



今日、Clarkの「Turning Dragon」が届きました!
携帯で撮ったので、写りが悪いです。

なんだかコラージュ的なジャケットですね。前作も奇妙なマッチョなガイコツだったし。


内容はというと、とりあえず一曲目から聴いてみると……え?


まさかの ○ つ ○ ち !



正直びっくりです。

IDM( Intelignet Dance Music )の暗黙の了解だと思っていた雰囲気が破られた!?などと焦りましたが、それも本の一瞬でした。
流石はClark(クラーク)。やってくれましたよ^^

Turning Dragon、近いうちにレビューさせてもらいます。

では、今回はこれで。 ノシ





○ raco ○ (自分です)

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Christ(1) : Pylonesque EP [2008年06月05日(Thu)]

Christ / Pylonesque EP

1. Dream of the Endless
2. Arctica
3. Spengly Bengly
4. Pylonesque
5. Fantastic Light
6. Perlandine Friday
7. Absolom (For Lucy)










今回紹介するのは、Christ(クライスト)のPylonesque EP(2002年)です。
スコットランド出身のアーティストで、所属レーベルはBENBECULA。
本名はChris Horne。スコティッシュ・エレクトロニカシーンを支えた一人。

そして、何を隠そう、Christは元Boards of Canadaのメンバーだった…らしい。
このブログでも紹介した「Twoism」製作時までは二人と共に居たようなのです。…僕は初め知ったときはびっくりしましたねぇ。

Christが世に出たのは「Twoism」と同じ年に販売された、この「Pylonesque EP」を発表した時。それが彼のデビューに当たります。
最近の動向としては2007年に「Bike」をリリース。




▽ R e v i e w


彼を知ったきっかけは、Boards of Canada(以下BOC)でした。
僕がいつもお世話になっている、Janis(ジャニス)というCDのレンタルショップがあるのですが、そこでたまたま「キリスト」なんて大層な名前だなぁとか思って何気なく手に取ったのが、Christ との出会いです。BOC好きだとは言え、クライストが元メンバーということも知らなかったので、悔しかったですねぇ笑

さて、楽曲についてですが、やはりBOCの元メンバーであることを匂わせるような作風であることは間違いないです。“空気”の感じが似ています。でも何処となく冷たい感じがしますね。
ひんやりとして、気持ち良いです。

2006年のメタモルフォーゼ(という日本で行われた野外イベント)ではトリを飾り、神がかったライブだったそうです。特に、本CDにも収録されているPylonesqueがヤバかったとか。

最近の Christ の音楽は趣向が変わって、高音がキンキンしているとか暗いとか言われているみたいですが、僕はまだ聴いていないので何ともいえません。お金に余裕が出来たら、すぐチェックしたいと思います。


〜個人的に推薦したい曲たち〜
正直、全部良いのですが個人的な趣向で敢えて厳選すれば、

Dream of the Endless(1曲目)… エフェクトのせいか音全体から重厚かつ荘厳な印象を受けます。イメージとしては、冬の夜空一面に広がる星空を見上げているような感じです。

Spengly Bengly(3曲目)… このCDの中では一番冷たい雰囲気です。空間に散っていくようなビートに儚いようなパッドのフレーズとの相性が良いですね。

Perlandine Friday(6曲目)… BOCっぽいけどBOCじゃない、そんな感じです笑 中盤から入るシンセのフレーズがポップさを加えています。ぼんやりと聴いてて心地良い曲ですね。


Christ / Dream of the Endless




▽ L i n k


HPが見つかりません笑

Last.fm → お馴染のラストエフエム。アルバム情報などはここ。

MySpace → 色んな曲が聴けます。Pylonesqueのミックスも。








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