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2013年07月24日

源氏物語

なんとも暑い日が続きますね。
忙しさとこの暑さの中、私この度、紫式部の「源氏物語」の概要を知りました。

京都・宇治の辺りを続けて訪ねた折、源氏物語ミュージアムをのぞいてから急に、「源氏物語」について、ただただ複雑そうな男女の恋模様の文学らしいとしか知らずにきてしまったことが少し惜しい気がしたのです。

でも、実家にあった谷崎源氏も、現代の瀬戸内源氏も、読むには大変なページ数です。

私が知りたいのは、小説の大筋と光源氏の関わり、54帖を流れるテーマは因果応報であるとか女性が生きにくい時代の話と言われるのはなぜか、冒頭の文や最後の文はどうか、どんな歌があるのか、数ある女性の生き様とはどんなものかetc

ある日、阿刀田高氏の「知っていますか」シリーズを書評欄で見つけて、早速予約しました。
6月初め、手にした491ページの本。
ちょっと忙しい時期でしたが、合い間に拾い読みしました。

光源氏の父帝・桐壺更衣・藤壺更衣・令泉院・葵の上とその息子夕霧・紫の上・「雨夜の品定め」の頭中将の息子柏木・女三の宮とその息子薫・明石の姫君と今上帝との息子它宮・薫と它宮に愛されて入水自殺の浮舟・・・

これらの親子関係は大変ですが、血縁では「乱れて」はいないのです。

貴族は戦争(いくさ)などしない時代。
女性を放っておけない男性達(いつの世も?)。

男性が女性の元に通い婚の時代、女性は待つしかなかった。
女性が生きにくさから逃れるには、出家が一番の選択だったのかもしれない。

物語の終わり、入水自殺の浮舟にしても、永遠の愛を告げられながらも仏の道を専らに歩むらしいのでした。

私のように、偏りながらも知りたいこといっぱいの源氏物語読者にとって、「代わりに読破してみました」というこの本は貴重です。

私なりに今、源氏物語にすっきりしています。


ゴーヤがいっぱい下がった緑のカーテンを眺めながら、暑中御見舞。

長嶋一枝
posted by エコ人プロジェクト at 21:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 理事のつぶやき
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