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畑つきエコアパートLOCO
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エコアパを振り返るその6-住まい手の皆さんに教えていただいた改善点 [2015年05月15日(Fri)]
エコアパの皆さんに改善点を教えていただきました。

・収納が少ない、深くて使いづらい
・靴置き場が少ない
・コンセントの位置がイマイチ
・階段下に物を置くと埃がかぶる
・家族には狭い
・家賃が高い

階段がまさかのイマイチとは、『ポンポン階段』と格闘したのを知っている立場としては、涙がちょちょぎれますが、まあ、デザインよりも機能ですね。また収納が深いなど参考になります。
また、部屋を画一にしているのですが、単身にはゆとり十分で、家族には狭いということで、大きさを変えるなどの工夫が必要だったのかもしれません。
作った当時はそこまでイメージできていなかったので、とても貴重なコメントです。

また、家賃が高いというご意見もとても貴重です。
エコアパートは、建築コストを通常のアパートよりもかなりかけたので、それを回収するために割高の家賃設定となりました。
ただ、昨今の経済状況や人口減少のトレンド、空き住宅の増加等を考えると、家賃は社会状況を考慮して抑える必要が出てきます。
その分建築コストを下げればよいかというと、それで魅力が失われては意味がありません。
家賃を下げるが、部屋は広く、建物の魅力は今以上であってほしい。

なかなかの難題です。
つくった当時は、どんな方がエコアパートに興味を持つのか、あまり見えていない部分がありましたが、皆さんの声を聞くと、いろんなことが見えてきます。
【お知らせ】エコアパート花園荘・オープンデイ Vol.1 [2015年05月11日(Mon)]
2016年に解体が予定されている、エコアパート花園荘ですが、これから1年間、エコアパートの暮らしが体感できるオープンデイを開催します。ゆるーくつながるコミュニティの面白さと、エコシステムが導入された快適木造住宅をぜひ体感してください。

<エコアパート花園荘・オープンデイ Vol.1>
日時:2015年5月23日(土)12時〜
場所:エコアパート花園荘(足立区)
内容:

◯石窯ピザワークショップ 12時〜
お好きなソースとトッピングで、オリジナルピザつくり。石窯で焼いたピザは絶品です。
<<<ドリンク、ピザにのせたいものをお持ち下さい。おうちで食べきれない食材も大歓迎!>>>
(参加費:ピザ食材、薪代込み1000円)

◯Noah's Cafe 12時〜
ピザと一緒に、フェアトレードのコーヒーなどはいかがですか?大野商店の焼き菓子や、「旅する星カルマ」のメンバーが作ったあれこれもご用意する予定です。
(参加費:適宜)

◯スナックみゆき 17時〜23時
エコアパートの夜を体感。ゆっくりすごしましょう。
(参加費:適宜)

※参加するには?
「参加する」にするか、エコアパート住人、関係者に直接ご連絡ください。
詳細をお知らせします。

畑がついてるエコアパートをつくろう
blog.canpan.info/eco-apa/
エコアパを振り返るその5-住環境 [2015年05月11日(Mon)]
エコアパPT平田です。
エコアパートプロジェクトを振り返るその5をお伝えします。
エコアパの住環境はどうだったでしょうか?
エコアパは、パッシブソーラーという考え方をもとに、なるべく自然の摂理をいかして快適な住環境をつくることをめざしました。
また、木材は、奥多摩の無垢材を活用したり、屋根にはそよ風を搭載したりと、コストとのバラスを試行錯誤しながら、いくつか特徴的な材料や技術を用いています。
効果としては冬が特にてきめんで、真冬でも14度以下に下がることはなく、晴れると暑くて窓を開けないといけないくらいとのこと。とくに真ん中の2世帯の熱効率は良いようです。
逆に夏の暑さ対策はイマイチで、真夏の1ヶ月はエアコンが必要です。
現在の住宅は驚くスピードで技術革新が進んでいて、例えば2007年当時に採用したサッシと現在のサッシではかなり性能が異なるようです。
それでもエコアパの住環境は見劣りしないレベルにあると思います。住まい手の皆さんの家族構成にもよりますが、冬1ヶ月の電気代が3000円かからないということもあり、驚きの省エネです。
また、湿度調整がかなり優秀なようで、建物にとっては良くないのかもしれませんが、無垢材や壁が調質作用をはたしていたようです。
無垢材を使っているので、いまでも木の香りがしていて気持ちがいいです。
その一方で懸念の杉の無垢床ですが、やはり傷は相当あります。色も飴色になっていて、だいぶなじんでいます。ただ、冬はあたたかく、夏はひんやりしているのは、杉材ならではで、杉床がよくなかった、という声は、少なくとも住人の皆さんからは聞かれませんでした。
入居者が入れ替わる際に、傷ついた床がどう評価されるのかが、ポイントのひとつでしたが、2回の入れ替わりでは、聞くことがありませんでした。事前に現場を見ていただき、説明もしますが、トータルで判断して「特に問題は感じない」という結果でした。年がたつごとに味わいが出るという「経年美化」を狙っていたのですが、それが本当に狙い通りだったのかどうかは、もう10年くらいたたないとわからないところです。

1階の土間スペースですが、温度調節の場としては機能したものの、部屋の面積が狭いこともあって、キッチンとフラットにしてしまい、全体空間とした方が良いのでは、という意見も聞かれました。
窓の配置による南北の風通しはとても有効でした。その一方で、天窓は開けっ放しにして雨が入ってしまうからと、あまり活用されていないようでした。
そよ風については、相当威力を発揮しているようですが、このサブシステムの恐ろしいところは、当たり前すぎて存在感がないところです。
太陽光発電の制度が整ってきたこともあり、一般住宅においては、そよ風設置の優位性は当時ほどではないようにも思いますが、賃貸住宅においては導入コストやメンテナンスの点で優位性はありそうです。難点は、6月頃にモーターが排気か、取り込みかで悩むこと、風が吹くとダンパーがバンバン音がすること、春の花粉が舞ってしまうなど、住まい手の皆さんのほうが使い慣れていて、細かいコメントをいただきました。