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畑つきエコアパートLOCO
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画龍点睛を欠く、ことのないように [2007年04月27日(Fri)]
エコアパPT平田です。

エコアパ着工は4月の上旬でしたが、工期が若干遅れています。
コストの部分で、山田さんと菊池さんがかなり苦しんでいます。
その額は全体のたった3%。
しかしながら、計画段階からかなり絞ってきただけに、この段階での3%はきついものがあります。
まるでボクサーの減量のよう。
環境ビジネスにおいては、避けては通れない道です。

山田さんからいただいた様々な削減案の中に、
「施主が壁を塗る」
というのがありました。
専門家に頼らず、自分たちで壁を塗れば、実際かなりの削減になります。
NHKのDIY番組を録画してみている私としては、ウズウズするところですが、残念ながらそれは却下させていただきました。
まさに
『画龍点睛を欠く』
ことになるからです。

今回のプロジェクトは、設計も、デザインも、素材も、施工も、かなり良いレベルのものができそうです。
にもかかわらず、一番目立つ建物の顔ともいうべき壁がデコボコでは、すべての積み上げてきたプロセスを一瞬で失うことになりかねません。
「やっぱ趣味だったんだぁ、このプロジェクト」
と言われては、みなさまに申し訳ありませんので、別の削減案をひねっていただくことになりました。
その分、外の共有スペースのデッキやビオトープ作りは、ワークショップ形式で製作を予定していますので、手作り感のあるものにしたいものです。
屋根の張り方、土間に使うレンガの素材など、ひとつひとつ丁寧に点検しながら、予算の壁を乗り越えようとしています。
あと少し!
木づかい運動 [2007年04月25日(Wed)]

エコアパPT平田です。
先週末代々木公園で開催されたアースディで、TOKYOソーラープロジェクトのみなさんが出展している『国産材使って減らそうCO2・3.9グリーンスタイル』のブースを見学してきました。
無垢材で作った小屋は香りが良いですね。

ところで、この「3.9」ってなんだか、みなさんはご存知ですか?
恥ずかしながら、私は知りませんでした。
これは、2005年に発行した京都議定書において、日本は1990年比で6%のCO2を削減することを世界と約束しているのですが、そのうち3.9%を国内の森林で吸収することになっているそうなのです。
3.9とは、国内森林がCO2を削減する数字なのですね。
しかし、ちょっと不思議に思った方はいませんか?

「森林を育てて二酸化炭素を減らすのに、なんで木を使って減らすの?」

せっかく二酸化炭素を吸ってくれる森をなんで切っちゃうのと思う方もいるでしょう。
それには日本の森の構成や、樹木の性質を理解する必要があります。

日本の森林の約40%は杉やヒノキなどの人工林です。
人工林は、畑でダイコンやにんじんを育てるのと少し似ているところがあって、雑草取りや間引きをしないとなかなか野菜が育たないように、下草刈りや間伐をしないと、もやしのような木ばかりが育ってしまうのです。
つまり、手入れをしてあげないといけないのです。
日本の多くの人工林は手入れが行き届かず、CO2が吸収できるような健康な状態ではありません。
育てた木を売って資金を得て、それで植えたり管理する費用を得るという林業のサイクルが、安価な外材の輸入によって壊れてしまいましたが、経済成長市著しい中国などが木材を輸入することになって世界の木材価格が高騰したことから国内の材が見直され始めたという面もあるようです。
それから、樹木はCO2を吸収する効果がありますが、たとえば杉は10〜20年生がもっとも炭素を吸収し、その後はだんだんと吸収しなくなるのです。
つまり、若い杉でなければ、CO2は吸収しないのですね。
若い杉がどんどん植えられるようになるには、杉がどんどんと使われるような経済や市場が必要になります。国内材が活用されることで、再び林業に雇用が生まれ、手入れされた森林が増えるというわけです。

エコアパの木材は多摩産です(多摩産材活用の経緯はこちら)から、木づかい運動に貢献していることになりますね。
みなさんが普段使っている木は、どこから来たものなのか、調べてみてはいかがでしょうか?

今回書いたテーマは、こちらのホームページからぜひご覧ください。
共有スペース管理の仕組み [2007年04月17日(Tue)]
エコアパPT平田です。

エコアパの住まい手が周辺を自分の庭のように管理してくれたら、ということを書きましたが、言うのは簡単ですが、実際にそうなる、そうすることは簡単ではありません。
管理責任のある施主としては、草むしり、落ち葉はき、剪定、ゴミの処理などの手間をどうするのかという点をまず考えるわけで、管理を業者さんに任せるとしても、なるべくそういう厄介なものは置きたくないというのが本音でしょう。
ビオトープなんかつくった日には、蚊が発生したり、藻だらけになったり、そんなことばかり想像するわけです。
一方住まい手はというと、目の前に緑があればそれはそれで良いけれど、わざわざ面倒な作業をするくらいなら、無くても良いか、という心理もあるでしょう。自分の目の前に畑はあるわけですし・・・。

つまり、周辺に緑を配置しても、自然発生的に管理されるわけではないのです。生き物を植えれば、その日からその世話が始まるのは当たり前のことですが、結構この当たり前のことが企画時に認識されていないことがあります。

エコアパが住まい手だけでなく、周辺環境にも配慮されたものであり、地域の良質なストックであるというコンセプトは確かに必要なのですが、現実的にその崇高なコンセプトを継続的に維持していくには、現場が回っていくそれなりの根拠と仕組みが必要になります。
コミュニティガーデンの運営においてもそのへんが実はキーポイントなのですが、あまり議論されることはありません。
理想としては住まい手自身が周辺の緑の世話をすることであり、そういう仕掛けを用意したいと思います。
まだ住まい手が見えない状態ですので、話し合いながら決めることになりますが、いまのところ4つの仕掛けを考えています。

1、共有スペース管理の合意とルール
2、維持管理ができる環境の整備
3、継続できる遊びと楽しみ
4、管理における情報とコミュニケーション


1、共有スペース管理の合意とルール
これについては、入居する際の条件として、共有スペースの管理に関わることを合意する必要があると思っています。
つまり、どんな人でも入居OKということではなく、植物の管理が好きで、管理に多少の時間が割けることを住む条件にすることです。一見窮屈なようにも感じますが、こういう約束事がないと、長い間管理するのは難しいというのが、コミュニティガーデン運営から学んだ経験でもあります。

2、維持管理ができる環境の整備
これについては、管理する道具の購入やお茶代などとして管理費の一部を予算化したり、道具をおく共有の物置小屋を設置したり、住まい手が月毎に当番となるホスト制度を設けるなど、負担を分散しながら、住まい手みんなで管理しやすい状況を整えるための仕組みです。

3、継続できる遊びと楽しみ
これについて、やはり果樹が良いのではと考えています。自分たちで収穫の喜びを味わうために、自分たちで管理するというのがモチベーションにもなります。どういう管理にしたいのかという自由と責任をワンセットで提供することも大切であり、コミュニケーションを通じて、地域交流が生まれる部分になります。

4、管理における情報とコミュニケーション
西側のデッキ近くに、掲示板のようなコミュニケーションボードの設置を考えています。
苗の植え時、選定の時期、落ち葉の使い方、害虫駆除の方法など、少しずつ学んでいくための情報交換の場を設けたいと思います。住まい手によっては、ブログやSNSのようなものでも良いでしょうね。

以上の4つ以外にもあるかもしれませんし、住まい手の顔ぶれによっては、自発的に回っていくかもしれません。
いずれにせよ、ポイントは人と人・緑と人との関わりの部分だと思っています。
共有スペースを設置しました、で終わるのではなく、そこからどんな物語が始まるのかが重要であり、そのデザインをすることがエコアパをただの箱物ではない、活きた空間にするのだと思います。
緑を育てながら、人が育ち、地域も育つツールとして、共有スペースが活用できればと考えています。
桜が咲いた [2007年04月01日(Sun)]

エコアパPT平田です。
桜の季節になりました。
駅から近くの桜どおりでは、祭りが開催されています。
桜はどうしてこんなにも、私たちの心を突き動かすのでしょう。
もっとも美しい季節を満喫しています。
足立区緑の保護育成条例により、エコアパ周辺には一定の樹木を植えることが定められています。
この時期だと
「やはり桜はいいなあ」
と思います。
しかし、桜は1週間ほどで散り、葉っぱが出るとアメリカシロシトリが発生します。
駆除は頭の痛い問題でもあります。
緑は増やしたい。
でも住宅街では、剪定や管理のことも考えておく必要があります。
自然の力を活用するためには、横着ばかりしていられません。

そこにはもちろん、住まい手の意識も大切になります。
自分の部屋や畑だけでなく、周辺全体まで自分の庭のように大切にしてもらえるような仕組みを準備する必要があります。
それら、総合的なことを踏まえて、さてどんな樹木がいいのでしょうか?
決定はまだもう少し先のことになりますので、桜を眺めながら考えたいと思います。