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畑つきエコアパートLOCO
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エコアパ模型について補足 [2007年01月31日(Wed)]
ビオフォルム 山田です。
模型の内部の写真を撮ってみると、なかなか臨場感があっていいですね。
かなり現実に近いカタチでの陽の入り方の感じがでいていると思います。

模型ではなかなか質感まではあらわしにくいのですが、今回の設計で重要なのは自然素材である木がもつ力をちゃんと発揮してもらえるよう、タップリと室内に見せてあげることがポイントです。柱・梁がちゃんと室内側にあらわしになっているような仕様を「真壁(しんかべ)といいます。隣との隔壁は残念ながら防音上の措置で柱をあらわしにできず、表面に仕上げの下地材を貼ってしまうのですが、(「大壁(おおかべ)」といいます)それでもなお、梁と床組の木がちゃんとあらわしになっていることがこの模型の様子でわかると思います。

※ちなみに現在の家造りは「木の家」と称していてもこの大壁の仕様の家が大変多いです。内部の構造に木が使われているのは確かなのですが、これではせっかくの木が持っている調湿作用などの呼吸する力が損なわれてしまいますよね。壁のなかで構造がどうなっているのかメンテもしにくいだろうし。

平田さん、次回は2階のご紹介ですか?
エコアパ模型その3 [2007年01月31日(Wed)]

1階ダイニングスペースと階段


1階のダイニングスペースと階段です。
無垢材でつくる階段は、木の香りが漂い、暖かみがありますね。
上の音を気にしなくても良い点もイチオシです。
階段にある縦の柱は、角材ではなく、節などがある丸い木が使えるとアクセントが出るのではないでしょうか?
「♪柱の傷はおととしの〜」
といいつつ、子供が身長を測ったりして。
うぉっと、そんなことしないでくださいねー。
階段の下は、もちろんたっぷり収納スペース。
天窓からの光が、ちょうど階段に届くのではないでしょうか?
階段の空間があることで、思ったよりも開放的なダイニングになりそうです。
エコアパ模型その2 [2007年01月30日(Tue)]

1階の間取り

エコアパPT平田です。
1階の間取りです。
北側(写真右)に水回りを集め、南側(写真左)に大きな開口部と玄関を設けました。
南側一面に土間が作られました。
土間を巡る攻防でも紹介しましたが、知恵を絞った結果です。
太陽熱を溜め込んだ土間が、夜間ゆっくりと熱を室内に還元し、省エネを実現します。
土間とダイニングの間には、外からの目隠しと空間の仕切りをかねて障子を設けました。
いつも明るいキッチン・ダイニングスペースになりそうです。
台所と外の菜園は、土間があることによって、有機的に繋がると思います。
エコアパ模型・その1 [2007年01月29日(Mon)]

エコアパPT平田です。
上の写真はエコアパート断面図です。
ちょうど1月下旬朝9時頃の日差しは、写真のような感じでしょうか?
日差しがたっぷりです。
1階が、キッチン&ダイニングスペース。
2階が、大きな部屋(収納あり)と、納戸付きの小さな部屋です。
メゾネット型の住宅ですね。
これにより、夏の熱い空気を階段から天窓を通じて抜くことができるし、冬の暖房で温まった空気を取り込んで、ダクトを通じて基礎を暖める仕組みです。
また、上下で区切ってあるため、1階と2階の間の防音をそれほど気にする必要がなく、その分天井を高く設計できたと同時に、コストダウンにもなりました。
2階の南側には木造のベランダがつき、1階は軒下ができることで、雨避けと夏の日差しを部屋に入れない工夫がされています。
続「買ってくる」木材ではなく [2007年01月27日(Sat)]
ビオフォルム 山田です。
12月に「買ってくる」木材ではなく、というタイトルで、価格競争にさらされる林業、木材市場とその裏でないがしろにされる、木材のもつ大切な意味、みたいなことを書きました。
木材もこの経済社会のなかにあって、「商品」である以上、市場というもののなかで左右される、というのはある程度仕方のないことかもしれません。
しかしながら、こうした市場と流通、ということが過度に発達した現在、何か大事なものを置き忘れていることも事実です。

平田さんが模式図で書かれたように、木材の流通過程にはたくさんのプロスセが関わっています。(農文協刊 木の家に住むことを勉強する本 にもわかりやすく書かれています)
そのシステムはかつてはそれなりの意味と意義があったわけで、それぞれがキチンの仕事を果たしていたのだろうと思います。
しかし、それがいつしか流通業となり、材を「商品」として右から左に流すようなことになってきたのだと思います。
流通させること、それが目的化してしまうと、そこにある評価はかなり単一化した評価に陥るような気がします。端的には例えば「いかに安いか」
その結果、大量の外材が日本に入り込み、これだけ日本には森林資源があるのに、国産材が使われている割合は全体の2割以下です。

かつて、どの町にも八百屋さんがあって、そこでは「このきゅうりはいいねえ、」とか「悪い」とかのやりとりと会話があって、商売がなりたっていました。それが時代とともに合理化ということでスーパーとなり、今や各地の郊外には車でないと行けないようなメガストアがたくさんあります。
つまり商売相手は「町の住人」ではなく、広く「一般大衆」になってしまったわけです。
そうなると、商品のラインアップは一般大衆に対してアピールするものしか陳列できない。
つまり、平均的な答えしか返ってこない。
そこにはもはや血の通った経済、というようなものはなくなってしまったかのようです。

さて、木材も同じ。
いつもいつも木の家の仕事をしている大工さんにとっては、微妙にその違いを認識、把握できる。「こんな木が欲しいのだけれども、」という会話が成り立つ。
いつもつきあっている材木屋さん、製材所さんと「今回のこの仕事はこの程度の木」とかの会話を交わしながら仕事をしていると、コストに応じて、「今回はこんな木を出しましょう」とかそうしたやりとりができる。
それがひとたび「市場」から買ってくるとなると、杉、といえば秋田杉しかイメージできないような人ともおつきあいをせざるを得なくなるかもしれない。

どんな商売もそうかもしれませんが、もっと血の通った経済というものが求められている時代になってきているのだと思います。
それはマスの市場を相手にするのではなく、人と人が顔をつきあわせて成り立つもの。それが結果的に「三方よし」(売り手、買い手、社会がハッピー)につながるのでしょう。大きな市場で大きな利益を上げる企業があったとしても、その利益はその会社に全てもっていかれてしまいます。

顔をつきあわせて多様な評価をしながら、家を造る。それはまず木材を調達するところからはじまります。いや、もっと前の木を伐るところの理解からはじまるのかもしれません。



東京の木で家を造る会 での木の伐採現場の見学
エコアパ模型 [2007年01月26日(Fri)]

エコアパPT平田です。
ブラッシュアップした設計を元に、山田さんが模型を作ってくれました。
「紙の上ではわからないことが、こうして模型ができるとイメージしやすくなるんですよね」
と山田さん。

今後、この模型を使って、エコアパの概要をお知らせします。
木材の流通 [2007年01月24日(Wed)]

エコアパPT平田です。
大森工務店・菊池さんが年頭の挨拶にきたときのはなし。
以前の記事で1回目の見積り額を見て驚いていた記事を読んだ菊池さんは
「きっと平田さん驚くだろうな、と思っていたら予想通りのリアクションだったので、思わず笑っちゃいました」
とおっしゃっていました。
「山田さんと私で見積り額を見ながら、ズバズバと削れるところを拾っていったら、なんとかなりそうなレベルにはなりましたよ」
と聞いて一安心。
 菊池さんからは、木材について面白い話を聞きました。
「無垢の床材の市場価格を調べていたら、めちゃめちゃ高いんですよ。よく見ると『秋田杉』って書いてあるんですね。無垢の床材を希望する施主さんなら、きっとこういう高価なものを望むんだろう、とこっちが勝手に思ってしまうんですね」
 なるほど。木材にもブランドがあって、秋田杉のようなブランド品は高いんですね。市場ルートに出てくるものは、流通しやすい『売れ筋』が中心で、今回のようなオーダーメイド的な木材を探すと、価格が高くなってしまう場合があるそうです。
それともうひとつ、これは施工者側の固定観念なのかもしれませんが、国産材で木造建築というと、リッチな施主がこだわりの家を建てるのだろうということで、最高級の木材や建具メニューを示してしまい、木造建築は高いから、大手ハウスメーカーの手軽な家を買おうとなってしまうのかもしれません。
 これでは、住まい手にとって家造りの選択肢が少なくなってしまうでしょう。
 手ごろな値段で、中程度の品質の木材をふんだんに使った住まい造りの市場が広がってくると、日本の森林経営も変わってくるでしょうね。
 また、木の種類の話もしていらっしゃいました。
「最近の住宅建築で使わない種類の木材は、木場の木材市場にもないんですよ。やっと探したと思ったら、希少価値で値段が20倍くらいしてしまう。出した見積もりと、浜中木材店さんの価格を見比べると、浜中さんのほうがぜんぜん安い。やっぱ、現場から切り出すのと、市場で買うのでは感覚が違いますね」
 木材流通については、上の図のように産直による流通と一般の違いの例を表してみました。
 今回のプロジェクトでは、移送コストや温暖化防止、持続可能な森林経営の観点から、木材の地産地消を考えています。今回のエコアパートは東京都足立区で建てるので、木材は同じ東京の木材を扱う、浜中木材店さんにお願いする予定でいます。
 ですから産地の浜中さんに直接木材の発注をしますので、木材の乾燥などに時間はかかりますが、市場では流通しにくい材料も手に入ると言うことです。
ブラッシュアップ中 [2007年01月22日(Mon)]

ブラッシュアップ前の図案
すでにかなりシンプルな間取りでしたので
ここからのブラッシュアップは困難が予想されます


エコアパPT平田です。
山田さんと大森工務店さんの打ち合わせを経て、間取りのブラッシュアップが始まりました。
コストを下げるための効率的かつ機能的な図案の作成です。
このへんから先の話は、一般の家造りとは話の展開が異なってくるのかもしれません。
個人の住宅づくりなら
「ここにこんなデザインの窓をつけたい」
「台所はもっと上のランクのものをつけたい」
と、自分の暮らしが豊かになっていくことをイメージしながら、デザインできるでしょう。
一方アパートでは、窓を一つふやせば×4部屋分のコストアップになり、それを家賃で回収しなければなりません。
人手が1日増えれば、それだけコストに跳ね返る。
かといって、コストばかり考えていて、安っぽいものをつくりたくもない。
「暮らしが豊かになること」と「コストを上げないこと」
のバランスが重要になります。
ただ、この2点にばかり目がいってしまうと、今度はエコアパートのコンセプトがないがしろになってしまうという問題が出てきます。
山田さんのおっしゃるとおり、いままさに
「あちらをたてればこちらがたたず」
のど真ん中にいます。

例えば、ブラッシュアップ以前の図案を見ながら、私は山田さんに台所を北側にもって行く提案をしました。
たしかにそれのほうが、間取り的にはすっきりします。
しかし、今回のテーマのひとつには、「畑と台所の連動」があるため、畑と台所の動線が長くなればなるほど、一体感は薄れてしまいます。
それはエコアパーとの個性が失われることになります。
私のアイディアがずれると
「それだとコンセプトがブレちゃうんですよね」
と山田さんが意見をくれます。
なるほど。
エコアパプロジェクトの初期段階にコンセプトワークをじっくりやったのは、ここでブレないためだったのですね。
山田さんは、山登りのガイドのように、適切にアドバイスをくれます。
これが建築士さんと造る家の最大のメリットでしょうか。

暮らしが豊かになり、コストが下がり、コンセプトがぶれない図案。
これまでもなるべくシンプルな構造を目指していただけに、ここから先の「減量」はかなりきついものがあります。
間取りを代えることでよけいな扉が省けないか?
必要のない壁はないだろうか?
図面からは見えない施工者の作業効率化ができる設計もあるので、山田さんとの細かいやり取りをしながらエコアパートを絞っています。
細かいコミュニケーションが欠かせない時期にさしかかっています。

エコアパPT平田が関わっているNPOからのお知らせです。
環境goo大賞2006の読者投票が1月31日まで行われており、足立グリーンプロジェクトのHP『GP−WEB』がNPO/NGO部門で一次審査を通過して、二次審査に参加しています。
ぜひ投票にご参加ください。
環境goo大賞2006参加中 [2007年01月19日(Fri)]
エコアパPT平田です。
私が関わっているNPOからのお知らせです。
環境goo大賞2006の読者投票が1月31日まで行われており、足立グリーンプロジェクトのHP『GP−WEB』がNPO/NGO部門で一次審査を通過して、二次審査に参加しています。
投票は一人一回、全部門への投票をするので、本格的に参加するにはかなりの時間がかかりますが、見ごたえ十分ですので、興味のある方は、ぜひ投票にご参加ください。
その際、足立グリーンプロジェクトにぽちっと一票投じていただけると、大変うれしいです。他の候補のサイトもすごく充実しているので、無理にお願いなどできませんが・・・。
以上、お知らせでした。
なぜ土間なのか? [2007年01月18日(Thu)]
ビオフォルム 山田です。
平田さんとの土間をめぐる攻防、ですね。

今回のこのエコアパートのテーマは
1 農的暮らしと部屋のつながり
2 自然のもつポテンシャルの活用
の二つが大きな目標です。

そこで、考えた間取りが
・小さい空間ながら、台所という家事スペースと庭との距離、動線を大事にする
・農的作業スペースとしての土間をある程度確保する(昔ながらの縁側的スペースでよい)
というものです。
その結果、南側に菜園との緩衝空間としての土間を設けることにしたのです。
そして、それは太陽熱のダイレクトゲインを期待できる空間としても機能します。
南側にはバルコニーが張り出しますから、それが庇の役目となって、夏は日光を遮り、冬は土間にタップリ陽があたる、そんな場所になるのです。

ということで、一見、どうってことない土間なのですが、実は今回のコンセプトの実現にはなかなかはずせない仕掛けではあるのです。
とはいっても、空間が非常に限られていますから、それをどう押し込むか、ということが苦慮されました。
みみっちい土間ではまったく中途半端で機能しませんし、かといって大きく取ってしまっては、居間が小さくなってしまいます。
そこで、考えたのが、居間の一部を土間にする、という「なーんだ」というような案。
しかもそこの間には障子をしこみ、必要のないときには仕切って、外部からの視線も遮断する、というもの。
ぎりぎりの攻防のなかで(大げさですか、、、、)いくつかの仕掛けを同居させることができたかな、と考えています。
建築の設計はいろんな要望ややりたいことがあって、しかもそれが矛盾無く同居していなければなりません。しかし、これが難しいのですね。
「こちらをたてれば、あちらがたたず」だらけです。

今回のこの攻防が功を奏しますように。
昔ながらの縁側
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