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畑つきエコアパートLOCO
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緑のカーテン [2006年07月31日(Mon)]


公園近くの駄菓子屋さん。

ゴーヤとブドウでつくったグリーンカーテン。
おいしい&涼しい緑化だね。

30日に梅雨明け発表がありました。
これからいよいよ夏本番!
水は地球の血液 [2006年07月26日(Wed)]
かのレオナルド・ダ・ビンチは水を「地球の血液」と言ったそうです。地球上あまねくH2Oという水は存在していて、熱せられると蒸発して雲となり、冷やされると雨となります。その循環が地球上のいたるところに熱を運んでくれて、また宇宙との熱のやりとりをしてくれているのです。
考えてみると地球の重力とH2Oという水の分子の重さのバランスが絶妙だからこそ、この循環がなりたっているのですね。地球はやはり「水の惑星」です。

さて、そんな奇跡のような水の循環を、都市はやはりないがしろにしてきてしまいました。
地上のあらゆる表面をかため、雨は地中にしみていきません。また山からの地下水脈を分断し、あるいは汲み上げすぎて地下の水の循環も絶とうとしています。
やはり天(あま)からの恵みが雨(あめ)なのであって、大事に大事につかいたいものです。

雨が降り、地中にもどる、という循環の途中で人間がちょっと使わせてもらいましょう。平田さんのいうようにタンクを設置することは廃材利用で簡単にできます。
醤油、味噌、酒をつくっていた木の樽なんてのもいかがでしょう。木の樽は不思議なことになかの水が腐らないそうです。実は現代の超高層ビルの中でも受水層として木の樽が使われているところがあります。

また、タンクも場所が許せば少しでも大きいものを置けるといいですね。渇水期があるオーストラリアでは個人の家でなんと20t、30tクラスの雨水タンクがあります。
日本では平均して1700ミリぐらいの降雨量があります。1件の普通の家で100uの屋根面積があるとして、屋根でこの雨全部を貯めることが出来たら、170tもの水になるのです。

我々は自然の資源のポテンシャルをすぐ近くに抱えているのです。

次回は水の持つもうひとつの働きを書きます。(ビオフォルム 山田)

(写真:ニュージーランドでみたアーバンパーマカルチャーを実践する家の雨水タンク 1000l。洗濯に使っているそうです。)
雨の恵みを [2006年07月20日(Thu)]

連日の雨で、西日本は大変なことになっています。

台風や地震などの自然災害ならわかるのですが、梅雨の雨でこんなに被害がでるとは、自然というのは本当に恐ろしいものです。
かといってしばらく雨がないと今度は「渇水だ」とこれもまた問題になります。

「降りすぎず、降らなさすぎず、ほどよく雨が降る」

というやさしい環境に恵まれて私たちは生活してきたわけでね。近年、温暖化などの影響でその状況が変わってきたようです。
大人の男性の体の約60%を占める水分(赤ちゃんは80%、70歳で50%だそうです)、でも地球全体の水の中で私たちがつかえる淡水はたったの0.75%(氷や雪をあわせても2.5%)。奇跡的なバランスの上に、私たちは存在している数字です。

水は大切ですね。


我が家の雨タンクは、設置してから3年がたちました。

ポリエチレンの200lタンクの下に蛇口をつけたシンプルなもの。
塩ビ管を切ってタンクの上部につなげ、雨水が溜まりすぎるとこぼれます。
青い網は網戸の網。雨どいから落ちてくる落ち葉などをよけるのと、ボウフラ対策です。
これだけでも花壇の水やりや玄関そうじ、朝夕の打ち水には十分なサイズです。

「アパートにひとつ」ではなく、「各部屋にひとつ」ぜひとも設置したいアイテムですね。

設置場所やスペース確保など、問題は山積ですが・・・。
プロジェクトのイメージは「広がり」 [2006年07月18日(Tue)]


さっそく山田さんがエコアパのイメージ図を作ってくれた。

イメージテーマは『エコのつながり&広がり』。

広がりといっても部屋の間取り自体を大きくすることはできない。
せいぜい通常のアパートでいう2LDK程度の部屋になるだろう。
ここでいう『つながり&広がり』とは、部屋の広さではない。
アパート周辺との関係や、住まい手のライフスタイルが、外へ向かっていき、緩やかにつながっていけるような意味での『つながり&広がり』をめざしている。

例えば台所と畑がつながることで生まれる『広がり』。料理をする際、畑の野菜の出来具合を見ながら献立を立てれば、スーパーで買う食材もおのずと変わってくるだろう。

緑化によるヒートアイランド抑制をすることで、省エネが実現できると同時に、周辺への環境負荷も減らすことができるという『つながり』。

隣人とのコミュニケーションが生む仕掛けを作ることで、ゆるやかにつながりながら支えあうコミュニティを形成していく『広がり』。

部屋の中だけで完結するエコではなく、楽しみながら周辺にむかって広がり、つながっていくことをイメージしている。
それをイメージしたのが上の図だ。

これらはどれも建物をつくった時点では完成せず、住まい手が楽しみ、創意工夫を凝らし、交流を深めていくプロセスが不可欠だ。
住む仲間が生活を楽しみながら自然にエコアップしていくことで、イメージは現実のものとなる。

住まい手とのシナジー(相乗効果)があって、はじめてエコアパートは機能する。シナジーを生み出す仕掛けのバランスこそが、重要な要素となる。
こんなアパートできたら良いな・その2 [2006年07月16日(Sun)]


台所とつながっている畑の風景

(台所にたつお母さんと子供の会話)

お母さん「ねえ、ジャガイモ掘ってきて」

子供たち「はーい、わーいっぱいできてるよー」

お母さん「土はちゃんと洗って落としてねー」

子供たち「はーい」
メンバーのひとりです [2006年07月14日(Fri)]
平田さんよりご指名を受けたひとり、ビオフォルム環境デザイン室の山田です。

さて、今回のお題は

「アパートという題材でいかにエコという味付けを充実させるか」

ということで大変むずかしくもあり、しかしまたとても楽しいテーマです。

町中での住まい方がますます問われる時代。

カプセルのような家に閉じこもり、外の環境にはあまり関心を払わないような住まい方では、ますます自分達の首を絞めかねません。
ここ数日暑い日が続きますが、エアコンの室外機からの温風はますますそれに拍車をかけます。これでは誰でも外の環境を取り入れようとは思わないですよね。
もう一度住まいの原点にもどって、廻りの環境のポテンシャルを建物に活かしたいと思います。そんな環境に開かれたアパートをつくりたいですね。

今回、それを実現するキーワードが「畑」です。環境改善効果と安全な食の確保というテーマをめざしています。また生態系をお手本にしたデザイン手法であるパーマカルチャーの考え方も参考にしたいものです。

足立区初、いや日本初(?)のエコアパートプロジェクトに乞うご期待ください。

(写真:都会の片隅でも緑はけなげにその命を紡いでいます。もっとこの緑がつながって豊かな環境を作ることができるなら、住まいももっと豊かな恩恵を受けることが出来るかも)

こんなエコアパできたら良いな [2006年07月14日(Fri)]

緑のカーテン涼しいな。
涼しい空気だまりをつくって部屋に取り込めば、クーラーを使う回数が減るかなあ。
プロジェクトメンバー [2006年07月13日(Thu)]
この夢のプロジェクトを実現させるメンバーの基準は、

「コミュニケーション能力」



「バランス感覚」

技術や資金があればとことんこだわることのできる「エコ住宅」の建築と違い、「賃貸アパート」の経営がテーマなので、土地面積・周辺環境・採算性に大きな制約がある。
ものすごい環境にやさしいアパートができて、世間体は良いが内実はまったく赤字でしたでは、ビジネスモデルにはならない。
どのような技術の組み合わせが採算ベースに乗るのか、シビアな取捨選択に迫られる。

技術や理想も含め、「やりたいこと」と「できること」のバランスを見極め、施主・設計士・施工者が密なコミュニケーションを取ることで、考え方や知識や技術のギャップを埋め、地道に共通理解をしていきながら調整していかないと、このプロジェクトは成功しない。
互いの力をいかに引き出すかが重要なポイントになる。

ということで、設計にビオフォルム環境デザイン室・代表の山田貴宏さん。
建築に有限会社大森工務店さんにお願いした。
山田さんは設計のプロであることはもちろん、環境問題への関わりも深く、今回はビジョンを具体的な設計に落とし込む重要な役割を果たしていただく。
大森工務店さんは、地元の工務店さんで、住まいの相談にのってくれる頼もしい存在だ。地元大好きの江戸っ子大工で、いっしょにいるだけで元気にさせてくれる兄貴。
施主は親父で通称、パパさん。この無謀な企画を理解せぬまま退職金をつっこんでいる、『プロジェクト被害者の会』代表でもあります(現在会員1名)。
コーディネート兼プロデュースは息子の平田ヒロユキ。
このブログでは、加えて周辺情報の広報に畑犬のモカ次郎が参加。
4名プラス1匹の陳メンバーでの出発となる。

ということで、さっそく懇親会の意味も込めて飲み会。
物腰のやわらかい山田さんと、とにかく明るい大森さんとのかみ合わせが、プロジェクトを進行する上でもキーだが、意気投合してくれてとてもよかった。
プロの落語家も顔負けなほど、話の面白い大森社長。

大森さん
「ダイジョウブ、俺いい加減なことばっかり言ってるけど、家建てるのはうちの若い衆だから。俺が建てないから、建てる家はいい加減じゃない。ダイジョウブ!」

山田さん
「・・・っ!!」

といった感じだ。
横で聞いている私も内心(ダイジョウブかなあ?)と思ってしまいましたが、しゃべって踊れる大工・大森さんの挨拶がわりのジョークでした。
花園荘は、傾いていた。 [2006年07月10日(Mon)]

昔々、このあたりが畑だらけだったころ、このアパートは建てられた。

アパートの名前は「花園荘」。

桃木や菜の花など、季節の花がいつも咲き乱れていたことからつけられた。

当時は高度成長期の真っ只中で、夢を握りしめてやってきた若者たちで、花園荘は活気にあふれていた。
私も赤ん坊の頃、このアパートで育った。
古いアルバムを見ると、おしめをつけた私を、今の私よりはるかに若い両親が背負っている。
階段の柵に首を挟んで大騒ぎしたり、死んだばばちゃんが作った風呂にはいったりと、花園荘は遊び場でもあった。写真の私が大きくなるたびに、背景に写る花園荘はくたびれた姿になっていった。

あれから40年。
花園荘は、傾いていた。

雨漏りがひどく、ドアが開かない部屋もある。風が吹くと雨どいが飛ぶ。風呂なし、汲み取り便所は、若者も敬遠した。花園荘は、明らかに限界にきていた。

一方、花園荘周辺は、住宅建設ラッシュである。
徒歩5分のところにつくばエクスプレスが開通したことで、新しいアパートが次々と立ち始めている。
つくばTXバブルが町にやってきた。
めまぐるしく変わっていく町の様子と対照的に、花園荘は時間が止まったように取り残されていた。

「アパートの建て替えのご計画はおもちでしょうか?」
「うちなら建築から借り手の斡旋まで、すべて対応させていただきます」
背広を着た大手建築メーカーの営業マンが、毎日のように花園荘の建替えを進める営業にやってきていた。
なかには、丁寧にイメージ図まで作成してくれるところもあった。
花園荘を見るたびに、不動産屋が営業に来るので、
「不動産お断り」
と、入り口チャイムに張り紙を貼る始末だ。

「建て替えようか、駐車場にしようか迷ってるんだけどさあ、どう思う?」
と施主である親父から相談されたのは昨年の秋のことだった。
団塊世代でまだまだ若いとはいえ、新しく建てるアパートが花園荘のようになるころには90歳を超えている。アパート経営は20年からの話なので、先のことまでよく考えておく必要がある。
まあ、4〜6部屋程度のものだから、たいした商売にもならないのだが、さら地で持ち続けられるほどの余裕もない。商売にならなくてもいいから、面白い使い方はできないだろうか?
ということで、めずらしく相談したのだった。

息子は「ピカーン」と閃いた。

息子 「そうだ、エコアパートを建てよう!」
親父 「・・・・っ(なんじゃそりゃ)!?」

息子は、
「21世紀は政治・経済・教育すべての軸に環境がくる」
といって、空き地を耕して畑にしたり、汚い川に船を浮かべたりしていた。
確かに話としてはおもしろいが、俺の退職金を使って本当にそんな博打を打つのか?そんなモヤモヤした親父の気持ちを息子は汲み取ることもなく、あっという間にアパート作りのメンバーを集めた。
親父は、相談相手を間違えたことを後悔しつつ、
「これも運命か・・・」
と、できるかどうかもわからないエコアパート建築へと一気に巻き込まれていくのであった。

このプロジェクトは、花園荘のエコリノベーション(建て替え)である。
環境に配慮した賃貸物件を建設し社会の良質なストックにすると同時に、顔の見える安心な地域コミュニティの形成を行い、さらにそれがアパート経営としての新しいビジネスモデルになることを目指している。
これからのアパート経営は、
「安く建てて、人を住ませ、利益を得る」
だけではなく、
「環境に配慮した良き隣人とともに地域交流を深め、地域全体の調和の中で持続可能なビジネスモデルを展開していく手法」
となるべきであるという理念に基づいている。
多くの人の知恵、技術、仕掛け、コミュニケーションをつぎ込み、社会に新しい提案ができればと思っている。そしてこのブログは、そのプロセスや試行錯誤の様子をつたえ、目標がどの程度達成できたかをリアルタイムで公開していく記録である。
このプロジェクトが
「大成功」
となるのか
「やっぱり無理でした」
となるのかは、まったくわからない。
高度成長期を支えた花園荘のように、持続可能な社会の実現を模索するこれからの社会への提案となりうるのか?
「賃貸住宅で実現できるエコとは?」
「コミュニティとは?」
「アパート経営と環境との融合は?」
などなど、山積する問題をひとつひとつクリアしていかなければならない。

傾いた花園荘も、見えない先行きを心配しているように見える。
プロジェクトスタートします [2006年07月09日(Sun)]

「畑のついたエコアパートをつくりたい」

ほとんど思いつきのような、しかし時代のすすむべき方向性を確実に見定めた、そしてそんなアパートがあったら未来を明るく照らせるではという想いから、このプロジェクトはスタートした。

 自然エネルギーを極力活かした構造、住まい手のライフスタイルが、自然に楽しくスローになっていく仕掛け、近隣同士があいさつを交わし、支えあいながら暮らしの質を高めていくコミュニティ。良質なコミュニティを形成していく手段としてのアパート経営。相乗効果を生み出すビジネスモデル・・・。
それこそが、これからの時代に求められていると思う。

 私はアパート経営をしたことがない。家を建てたこともないし、アパートに住んだこともほんのわずかしかない。
地域環境学習、生活者の視点でのエコ活動を紹介するNPOを運営しているので、そのへんの仕掛けやアイディアはあるのだが、基本的にはアパート建築なんてまるで分からない。

何をもってエコとするのか?
ビジネスとして成り立つのか?
住まい手のニーズはあるのか?
などなど。

アパート経営において考えなければならない様々な要素をすっとばして、このプロジェクトはスタートした。素人の怖いところである。
ただし、鼻は利く。

「無理から理を生むようなプロジェクトは面白い」

無謀な企画に肉付けをしていき、環境問題が深刻化する将来へのメッセージにできればこのプロジェクトは成功である。
落としどころは定まっていないし、できた家が果たして想像するような「エコアパート」になるのかも分からない。採算性は合うのか?住まい手は見つかるのか?などなど、問題は山積している。
このプロジェクトがどのような困難に直面し、どのようなアイディアでそれを乗り越え、どんな人の協力を得て、どんなものになるのかを、このブログでリアルタイムに報告していく予定である。

完成は2007年7月予定。