仕切り役 [2007年06月15日(Fri)]
このプロジェクトのキーマン、現場の仕切り役の菊池さん。 基礎枠をチェックし、ゴミを取り除くなどの細かいところまで配慮しています。 スケジュール管理、コスト管理、職人さんとの調整、山田さんとの調整などなど。 これまで練りこまれてきたコンセプトを、職人の皆さんと形にする難しい役割を担っていますが、その信頼感は絶大で、エコアパは 「彼がいなければできない」 ものとなりつつあります。 彼のこだわりは足元から。 「なんですか、この靴。トラキチ?」 「違うよー、寅壱(トライチ)だよ。えー、知らないの?」 と、驚く菊池さん。 ・・・、寅壱は職人の間では一流ブランド品で、カバンで言うところのルイ・ヴィトン、サッカーで言うアディダスみたいな存在で、その職人が一流であるかどうかは、足元が寅壱かどうかを見ればわかるとのこと(ホンマかいな?)。 さらに極めつけは工事現場の写真を撮る記録用のデジカメ。 その名も「DEGITAL現場監督」 ・・・、参りました! それにしてもこんな名前つけて売ろうとするメーカーもすごいですね。マーケティングが良くできていると申しましょうか・・・。 このカメラを見て、現場に居合わせたプロカメラマンのWさんとカメラ談義をかわしていました。 ちなみにWさんがもっていたカメラがこれ。 「魂を抜かれるー」 とおののく職人さんたちを 「大丈夫、大丈夫。そのままでいいよー」 とモデル管理までする菊池さん。 すべてにおいて徹底的、すべてにおいて妥協のない男が、現場を仕切っています。 |