きよもっちゃん [2009年07月07日(Tue)]
住宅新報の取材があり、大森工務店の菊池さんときよもっちゃんが来ました。 菊池さんはなにかとエコアパに顔を出しますが、きよもっちゃんは久しぶり。 きよもっちゃんを覚えていない方はこちら。 猫大好き、時々おなかが痛いきよもっちゃんです。 「これー、俺もいいかなあ」 と指さすのはもちろん共有スペースの巨峰。 さすが、目が速い。 菊池さんはすでに「○菊」として、二個キープしています。 目印を書いて袋かけ作業完了。 「これいつ食えるの?俺もっと顔だそー」 エコアパのコミュニティ形成のポイントはここにあります。 ふつう、20房の巨峰がなると、それを4世帯で割って、各5房としてしまいがちですが、そうすると4世帯は満足するけれど、それ以外の人は共有できません。 収穫の喜びを共有できるのが「住民のみ」になってしまうと、範囲が狭くなってしまいます。 そこで各世帯の配分を2房として、残り12房は、工務店さんや近所の方、時期があえば遊びに来た人の試食用にする。 そうすることによって、エコアパとエコアパを訪れた人に「深いつながり」が生まれるのです。 大工さんが足を運んでくれると、ついでにドアを修繕してくれたり塗装の具合を見てくれたりと、なにかとこちらも助かります。 各世帯の目の前の畑は、各世帯のもの。共有スペースにある巨峰や北面のゴーヤは、訪れる人と共有できるもの、といった風に、同じ収穫物でも範囲を微妙にずらすことで、コミュニティが形成されていきます。 とまあ小難しいことは抜きにしても、みんなで収穫を分け合うのは楽しいですしね。 きよもっちゃんの唯一の懸念は、これが大森社長や健太くんにみつかってとられないことですね。 |