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畑つきエコアパートLOCO
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まずは庇(ひさし)と軒の出! [2006年08月11日(金)]
ビオフォルム 山田です。

日差しが強い日々が続きます。そうかと思うと、季節はずれの台風が突然来たりして。これも温暖化の影響でしょうか。日本は確実に熱帯地方になりつつありますね。

昨今の住宅は価格競争に晒されて、一坪あたりいくら、というようなことばかりが喧伝されています。そうしたコスト競争のしわ寄せはどこにくるのでしょうか?
例えばそうした庇などをつけるか、どうかに影響されてくるのですね。庇をつけなくても床面積の広さは変わりませんから。いわゆる「坪単価」は低くなってくるわけです。だけど確実に家の価値は下がっています。

日本はモンスーン地帯にあって、雨がたくさん降ります。それは稲を育てる恵みの雨なわけですが、同時に建物を傷める原因にもなります。
だから風土に根ざした伝統的な建築は庇を長く延ばして、雨ができるだけ建物に影響しないようにしたのでしょうね。
それは同時に夏の暑い日差しは遮り、逆に冬のやわらかい日差しは部屋の奥まで差し込むようになっています。

極力動力を使わず、建物が本来持っているデザインで室内環境をコントロールするような仕組みを「パッシブシステム」と言います。
エコロジカルな住まいはこうした太陽や風や雨がもっているポテンシャルをどう活かすか、ということが大変大事ですから、庇や軒の「出」のデザインはまずはパッシブソーラーハウスの基本といえるでしょう。

太陽光発電や風力発電などは見栄えがするので、自然のエネルギーを利用する装置としてはわかりやすいのですが、まずはこうした家造りの基本をきちっと押さえておきたいものです。

今回のエコアパートもまずは庇と軒の出。です。



(写真:かつての民家の茅葺きの屋根。長い軒の出になっている)

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